政治家が靖国神社に参拝するのはなぜ?という話。選挙を優先して集団参拝を中止するという「事件」が起きて、選挙の票を増やすためのパフォーマンスであったことが、はっきりとわかってしまいました。選挙のための参拝ならなぜ選挙期間中に行かないのか?というのも、コストパフォーマンス的な問題で考えるとわかりやすいです。
2023/09/04:
一部見直して少しずつ再投稿中
●政治家が靖国神社に参拝するのはなぜ?選挙で集団参拝中止の理由
2017/11/17:政治家はなぜ靖国神社に参拝したがるのか?という理由については、ある特定の支持者らから選挙で票をもらうためだと、一般的には説明されています。それがよくわかる出来事が2017年に起きてしまいました。
靖国、集団参拝見送り=衆院選に配慮-超党派議連:時事ドットコム(2017/10/17-17:24)などによると、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が、あんなに大事にしていた秋季例大祭に合わせた恒例の靖国神社への集団参拝をやめてしまったのです。
代わりに単独で参拝したという尾辻秀久会長は、「みんな選挙のさなかで、からだが空かない」と説明していました。選挙が理由による参拝とりやめだったことを会長自ら明言した形です。さらに記事では、"衆院選で選挙区を離れられないメンバーに配慮した"と補足しています。
靖国参拝は飽くまで選挙で当選するためのパフォーマンスであるがために、その本番の選挙で忙しいときには、参拝なんかしないわけです。このタイミングでの解散総選挙は、安倍首相が日本のことを何も考えていないのがバレてしまったものでしたが、思わぬところでもボロが出てしまいました。
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●靖国神社参拝は選挙対策としての優先順位は低いため中止
選挙のための参拝なのに、なぜ選挙期間中に行かないのか?と不思議に思うかもしれません。これは一言で言うと、コストパフォーマンスの問題でしょう。靖国神社参拝で票を入れてくれる人は、右翼と呼ばれてしまう人など、一部の人たちだけで、それだけで「当選確実」となるわけではありません。
自民党は会社関係など、組織票が強い政党でもあり、右派的ではなく利益誘導的な投票理由も多いです。たとえ自民党支持者であっても、靖国神社参拝に何の感慨もない人は多いでしょう。ましてや無党派なんかには、全然響かないパフォーマンスです。
なので、平時であれば、次回選挙のために有利になる靖国神社参拝も、選挙期間中は逆に不利になります。それよりも地元を回って名前を連呼したり、スピーチをしたりする方がお得であり、靖国神社なんかに行ってその機会を逃してしまうわけにはいきません。靖国神社参拝はコストパフォーマンスとして優れていないといったイメージでしょう。
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