ほんとうにあった怖い話 トイレで足をつかむ男、足なめ男、つばくれおじさん

　妖怪じみた人間の事件をいくつか。きっかけはトイレで足をつかむ男だけでしたが、一つだけじゃ寂しいので検索してつばくれおじさんというのを発見。その後、下書きするまでの間に、ちょうど足なめ男のニュースというのも見たので、これも加えました。(2017/4/13)

2017/4/13：
●ほんとうにあった怖い話 女子トイレで突然足をつかむ男
●妖怪「あかなめ」みたい…タクシーに乗ったら足なめ男だった
●足への飽くなき情熱 何度も出現している妖怪・足なめ男
●女児のつばを集めたり、ビデオ撮影したりの「つばくれおじさん」
2020/01/19：
●地元では有名だった栃木県の変態セブンイレブン、全国デビュー


●ほんとうにあった怖い話 女子トイレで突然足をつかむ男

2017/4/13：なんか都市伝説じみた話だと思ったのが、山陽須磨駅構内の女子トイレにで、当時高校２年だった女子生徒が右足首をつかまれたという事件。検索しても出てこなかったのもの、学校の怪談のトイレの花子さんかなんかで、突然足をつかまれるというのがあった気がして、イメージが重なるものがありました。

　このニュースは、27歳の会社員が逮捕されたというものでしたけど、そもそもどうやって捕まえたのか、タイトルの時点では不思議でした。足をつかまれた女性はそれどころではないでしょう。女性がとっさに追いかけてつかめた…ということではなさそうです。

　で、実際、女子高校生は恐怖のあまり声も出なかったそうですし、現行犯逮捕ではありません。5ヶ月も経ってからの逮捕でした。トイレ周辺をうろつき、女子生徒の後を追うようにトイレに入る容疑者の姿が防犯カメラに映っていたのが決め手になったようです。こういうのはたいてい繰り返しやりますよね。
(トイレの扉の下から男の手がヌーッと…女子高生の足首つかむ２７歳会社員、暴行容疑で逮捕　兵庫県警　2017年4月11日 18時37分　産経新聞より)


●妖怪「あかなめ」みたい…タクシーに乗ったら足なめ男だった

　同じく足への執着心を見せていたのが、足なめ男。妖怪で「あかなめ」ってのが実際にいますので、響き的にも違和感ないですね。

　ニュースになっていたのは、36歳のタクシー運転手。タクシー運転手の怖い話ってのも結構定番でしょう。2017年4月2日午前１時２５分～同５５分ごろ、仙台市青葉区で２０代の女性をタクシーに乗車させると、運転席から手を伸ばして女性の足をつかみ放さなかったといいます。

　女性が逃げようとすると、車を発進させてスピードを上げるなどして、逃走を阻止。女性は３回目の停車時になってやっとタクシーから脱出できて、通報しました。
(タクシー運転手、２０代女性客の足をなめた疑いなどで逮捕　スポーツ報知 / 2017年4月12日 17時22分より)


●足への飽くなき情熱 何度も出現している妖怪・足なめ男

　この足なめタクシー運転手ですが、最近、他にもありましたよね？ 以前の人は複数回やっていたとされており、その模倣犯かもしれません。

　検索すると、全文表示 | なぜ35分も女性の「足なめ」できた？　「逮捕」男の卑劣な手口 : J-CASTニュース(2016/11/ 8 18:47)が出てきました。やはり比較的最近ですけど、この人はタクシー運転手じゃなくて、アルバイトの男性（56）でした。京都市伏見区内の人です。

　報道発表によると、男性は7月23日午前0時ごろ、帰宅途中のアルバイト女性に「ブレーキの修理を手伝って」などと声をかけています。そして、女性を運転席に座らせると、右足のサンダルを脱がせて、ブレーキを踏むように指示。

　すると、女性の足元に潜り込んで、右足首をつかみ、足のかかとをなめたり、足に歯を立てるなど、35分間も延々と続いたそう。そして、最後に、「ありがとう」と話しかけて女性を解放。しかし、 女性は、被害状況をスマホで撮影しており、車のナンバーも覚えていたので、御用となりました。

　京都府警の生活安全対策課は、「女性の方は、男が危害を加えるのではないかと思い、『恐怖心でいっぱいだった』と話しています。足首を押さえられ、サンダルも脱がされており、男から走って逃げられる状況ではありませんでした」と説明。また、伏見区内を中心に、同様の被害が4年前からほかに5件あるということで、関連が疑われていました。


●女児のつばを集めたり、ビデオ撮影したりの「つばくれおじさん」

　上記の話の前に見つけていた「つばくれおじさん」というのは、「つばの研究をしているから、つばをくれないか」と言って女児らのつばを集めていた無職男性(55)。東京・多摩地区や埼玉県で出没していたそうです。

　報道などによると、男性は、多摩地区などで10年10、11月、マンション駐輪場にいた小学校5年生女児(10)ら計3人に声をかけ、フィルムケースにつばを吐き出させるとともに、ビデオ撮影までしていました。

　以前から知られている人だったそうで、自供した内容がすごいです。17年間にもわたって小1～中1までの女児約4000人に声をかけ、約500人からつばをもらっていたとのこと。自宅からは、9、10歳の女児を中心に約200人分のビデオテープなどが押収されました。こんなに多いと思いませんでしたわ。

女児のつばを集めたのは、女の子を連れて行けないので、つばを分身として持ち帰ったのだとしています。つばを吐く姿に性的興奮を覚え、そのつばも後で飲んでいたとも報じられているそうです。
(全文表示 | 「つばくれおじさん」卑わい行為の中身　口開けさせ、舌の様子もビデオ撮影 : J-CASTニュース　2011/6/15 19:46より)

　妖怪の類より人間の方がよっぽど怖いと言われることがありますが、そんな言葉を思い出してしまうニュースたちでした。


●地元では有名だった栃木県の変態セブンイレブン、全国デビュー

2020/01/19：全体に読み直したついでに似たような話を…と探しました。ただ、うまい具合には見つからず。妖怪じみた感じや、都市伝説的な感じはない話ですけど、仕方ないので、とりあえず変態セブンの話を置いておきます。

　2018年9月21日夕のJ-CASTニュースの取材に、セブンイレブンが不適切な接客があった事実を認め、オーナー本人からフランチャイズ解約の申し出があったとして、「本日付で契約を終了しました」と明かした栃木県内のセブン‐イレブンの話です。
(ネット騒然「変態セブン」コンビニ　運営社「本日付で契約を終了しました」 : J-CASTニュース　2018/9/21 17:10 より)

　ツイッターの動画では、男性店長がズボンの中に手を差し込んで、チャック部分からその手を出したり、卑猥なハンドサインを出したり、卑猥な俗語を大声で叫んだり。最近こういうときには女性が叩かれることが多いものの、前述の通りセブンイレブンも認めた事案です。

　また、撮影者本人や視聴者から酔っているのでは？と疑われたものの、「この人毎回こんな感じですよ」などといった反応が多く、いつもどおりだった模様。地元では有名な変態セブンだったみたいです。このタイミングで全国デビューを果たしたものの、そのまま一気に契約終了まで突っ走りました。そもそもこれまで放置されていたことの方が不思議なんですけど…。


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