Appendix

広告

Entries

母の婚ハラにうんざり!親の結婚圧力が犯罪に繋がる国も…


 結婚圧力関連の話をまとめ。<除夜の鐘聞き母「今年もウェディングベルは鳴らへんかったな~」>、<「結婚しろ」は親の価値観押し付けで嫌がらせで「婚ハラ」!>、<「親の圧力による結婚」が「誘拐婚」の成功率上昇に貢献>などをまとめています。

 その後、<男はストーカーで翁は結婚ハラスメント「この世の男女は結婚するもの」>なども追記しました。

2024/01/25まとめ:
●男はストーカーで翁は結婚ハラスメント「この世の男女は結婚するもの」


●除夜の鐘聞き母「今年もウェディングベルは鳴らへんかったな~」

2018/01/11:学校での体罰が許されるのか?といった話をしていますが、実際にはすでに法律で禁じられており、現状では明らかにアウトです。しかし、家庭内での体罰はよほどの虐待でもない限り、違法となりません。
(関連:学校体罰は違法行為、明治以来日本は法律で禁止 擁護者は法改正を訴えよう)

 同じような感じで、家庭や親戚・知人の間では法的には問題になりませんが、「結婚しないの?」などと聞くのは本当はセクハラ行為なんですよ。職場では問題になるような、本来なら良くない行為なのです。
(関連:同性間セクハラの具体例「初体験は?」「風俗行け」「結婚は?」など)

 また、不安を煽って稼ぐというのも良くないもので、健康関係や保険関係でよく使われます。トランプにフェイスブック社員が協力、毎日6万の個人広告を作成していたでは、政治広告でも同様の手法で票を稼いだという話もしました。

 …といった感じでいろいろな意味で良くないとは思うものの、うまい広告だと思ってしまったのが、婚活サービスの「今年もウェディングベルは鳴らへんかったな~」と母が言っているもの。たぶん除夜の鐘聞いて言っているということなのでしょう。

 この婚活サービスは普段の広告もうまいと思っていました。同じキャラが、「結婚のめんどうも見たろか?」「おかんに任せときー」といったセリフを言っています。良いところを突いているというか、嫌なところを突いているというか、うまく心をえぐるセリフを選んできます。

 また、このお母さんキャラが良いんですよね。「お母さん」というよりは「おばはん」といった感じ。ちびまる子ちゃんのお母さんみたいな、パーマのおばちゃんキャラだというのが、また効果的だと感じます。




●親から結婚圧力を受けている人多数、うんざりもよくあること

 前述の通り、セクハラであり、差別であるわけなのですが、こうした結婚圧力は、実際よくあること。「結婚は?」「付き合っている人はいるの?」としつこく親から詮索されて年末の帰省するのがうんざりだし、イライラするという女性の相談を載せている記事がありました。

 この記事は、アラサー女性の8割が経験アリ!? 親からの「結婚のプレッシャー」にイライラするのが“健全”なワケ|ウーマンエキサイト(2016年12月20日 19:45)というタイトル。「結婚のプレッシャー」にイライラするのが“健全”だと書かれています。

 で、この「結婚のプレッシャー」にイライラするのが“健全”だという理由を期待して読んでみたら、実際にはズバッとした理由はなし。婚活コンサルタントの菊乃さんという方が、「私は親が言うことに反発を覚えるのはいたって自然だと思いますよ」と言っているだけ。ちょっとタイトルと合っていませんね。

 ただ、「健全」というか、一般的だとは言えるでしょうね。Facebook連動マッチングアプリ「Omiai」を利用しているユーザー男女1900人を対象にした「親から受けるプレッシャーに関するアンケート調査」(2016年7月)では、親の圧力というのがよくあることだとわかります。

<異性との交際に対して親からのプレッシャーを感じたことはありますか?>
ある(全体)……62.9%
20~24歳女性……53.1%
25~29歳女性……78.1%

ない(全体)……37.1%
20~24歳女性……46.9%
25~29歳女性……21.9%

 そして、これにうんざりしている人がかなりいるということもわかります。「心配してくれてありがたいな」と思っている方の割合はわずか1割程度でした。

<交際状況を気にされることについてどう感じますか?>
うんざり……33.9%
申し訳ない……42.1%
ありがたい……13.8%
何とも思わない……10.3%


●「結婚しろ」は親の価値観押し付けで嫌がらせで「婚ハラ」!

 最後のアンケートは「うんざり」より「申し訳ない」の方が多いのですが、そもそも差別なわけですからね。価値観の押し付けです。価値観の押し付けに関しては、親から「早く結婚しなさい!」の“婚ハラ”に悩んだときの対処法 | 女子SPA!(2015.09.05 TEXT/ビン・カーン)という記事もありました。

 この記事では、「婚ハラ」という言葉を使っていましたが、検索したところあまり浸透していない言葉のようです。それはともかく、記事では、『恋愛氷河期』という本を書いた勝部元気さんが以下のように言っています。

「現代では、離婚の増加もあり、恋愛市場の競争で必ずしも結婚がゴールではなくなっています。結婚を前提としない付き合いをアラサー・アラフォーでするようになりました。つまり、結婚自体が現代人と合わなくなってきているのです。にもかかわらず、結婚のシステムが昔と変わらないまま、現代の私たちに『結婚しろ』『子供を産め』『いつまで仕事をしているんだ』などと、親世代や社会は煽ってきます。それこそ親世代の頃は、お見合いや上司などの斡旋もあり、スムーズに結婚できる仕組みはありました。しかし、現代のように自由恋愛のスタイルが深く浸透して、なんの保障もしてくれないのに『結婚、結婚』と言葉だけで煽ったところで、なんの解決にもならないと思うのです」

 上記は、どうもタイトルにもなっていた「“婚ハラ”に悩んだときの対処法」にあたる部分でもあり、「これまでお話したように、現代社会がいかに結婚と合っていないかということを理解してもらうことが大切です」としていました。ただ、あまりわかりやすい説明だとは思いませんでしたけど…。


●結婚が目的になっている結婚は、結婚相手を道具扱いしている

 また、勝部元気さんは、「相手を手段にした結婚」、つまり、結婚が目的でその道具として相手を使うことは、“不純”だともおっしゃっていました。

「結婚とは本心でするもの。にもかかわらず、『独りは寂しいから』『将来、老後が心配だから』『周りに結婚する人が減って焦っているから』『親を安心させたいから』などと、一見当たり前の動機ですが、これらは結婚相手に対する純粋な愛情ではありません。私からすれば“不純”な動機だと思います」

 こちらはまあそうだろうと思えるのですが、「だから、女性も男性も結婚相手を探すとき、自分の利益になるかどうかを値踏みしてしまう」「不純な動機で結婚に向かってしまうから、浮気、離婚が多くなってしまうのです」らへんはデータなどの根拠が必要で、断定しすぎでした。


●「親の圧力による結婚」が「誘拐婚」の成功率上昇に貢献

 最後に、結婚を増やす強烈なシステムの話を紹介。キルギスには「誘拐婚」というものがあります。法的には禁止で犯罪なのですけど近年むしろ増えたものだそうです。この「誘拐婚」は、仲間を連れた若い男が嫌がる女性を自宅に連れていき、一族総出で説得し、無理やり結婚させるといったもの。しかし、誘拐された女性の8割が結婚を受け入れるといいます。日本もやるべきでだと思うでしょうか?
(関連:キルギスの誘拐婚 誘拐された女性の8割が結婚を受け入れる理由)

 ただ、彼女らが幸せか?というと、当然ながらそうではありません。断れば女性はその後結婚できなくなることが多いので、渋々受けて入れている人が多いのです。結婚するのが幸せとは限らないという極端な例になっています。

 誘拐婚で結婚した女性の一人は、「キルギスの女性にとって、いったん男性の家に入った後に、そこから出るのは恥ずかしいこと」と言っていました。キルギスのようなイスラム教徒の多い国って、離婚率が低くなおかつ結婚率が高い国が結構あるんですよ。おそらく結婚して離婚しない以外の選択肢を取ることが難しいのでしょう。

 これは離婚が必ずしも不幸だとは限らないということでもあります。離婚しなくても幸せの方がもちろん良いのですが、不幸なのに離婚できないってのはもっと不幸ですからね。

 また、彼女は 「結婚を拒否して実家に帰ると、両親に恥をかかせてしまうので、あきらめて結婚を受け入れました」とも言っていました。極端な形になったものですが、「親の圧力による結婚」のような親の価値観の押し付けが、キルギスの女性の選択肢を狭めていることがわかると思います。


●男はストーカーで翁は結婚ハラスメント「この世の男女は結婚するもの」

2024/01/25まとめ:竹取物語(かぐや姫)の話を見ていると、これ、今で言う「結婚ハラスメント」だなと思って、別投稿に書いた話を婚ハラ関係でこちらにも転載。ストーカー話も出てきており、見直すと竹取物語はたいへんおもしろいですね。

 別件でクイズにするために竹取物語(かぐや姫)の話を書いていたら、こちらをメインにしても良いかも…という感じ。読み直してみると、竹取物語の登場人物らがひどいんですよ。結婚ハラスメントも出てきますが、最初はまずストーカーの話から行きます。

 竹取物語 - Wikipediaで、「5人の公達からの求婚と五つの難題」にあたる部分が今回の話に関係するところです。結婚したくないのに、「結婚して」とうするさいという困った話。ストーカーみたいだな…と思ったら、徘徊や覗きもしており、ガチストーカーです。

<世間の男は、その貴賤を問わず皆どうにかしてかぐや姫と結婚したいと、噂に聞いては恋い慕い思い悩んだ。その姿を覗き見ようと竹取の翁の家の周りをうろつく公達は後を絶たず、彼らは翁の家の垣根にも門にも、家の中にいる人でさえかぐや姫を容易に見られないのに、誰も彼もが夜も寝ず、闇夜に出でて穴をえぐり、覗き込むほど夢中になっていた>

 次第にストーカーさんたちは減り、「志の無い者は来なくなっていった」と書かれています。では、「志のある者が残った」というかっこいい話になるかと思いきや、「最後に残ったのは色好みといわれる5人の公達」という書き方。「彼らは諦めず夜昼となく通ってきた」ということで、やはりストーカーじみています。

 一方、これを見た翁は、かぐや姫に「仏のように大切なわが子よ、変化の者とはいえ翁も七十となり今日とも明日とも知れない。この世の男女は結婚するもので、あなたも結婚のないままいらっしゃるわけにはいかない」と結婚ハラスメント(マリハラ)。5つの難題は、この結婚ハラスメント対策としてかぐや姫が考えたものでした。
(2023/05/12追記:「結婚ハラスメント(マリハラ)とは何か?」ということは、後半で補足説明しています)

<かぐや姫は、良くもない容姿で相手の深い心も知らずに結婚して、浮気でもされたら後悔するに違いないとし、「世の畏れ多い方々であっても、深い志を知らないままに結婚できません。ほんのちょっとしたことです。『私の言う物を持って来ることが出来た人にお仕えいたしましょう』と彼らに伝えてください」と言った。夜になると例の5人が集まって、或る者は笛を吹き、或る者は和歌を詠い、或る者は唱歌し、或る者は口笛を吹き、扇を鳴らしたりしていた。翁は公達を集めてかぐや姫の意思を伝えた。
 その意思とは石作皇子には「仏の御石の鉢」、車持皇子には「蓬萊の玉の枝(根が銀、茎が金、実が真珠の木の枝)」、右大臣阿倍御主人には「火鼠の裘(かわごろも、焼いても燃えない布)」、大納言大伴御行には「龍の首の珠」、中納言石上麻呂には「燕の産んだ子安貝」を持って来させるというものだった。どれも話にしか聞かない珍しい宝ばかりで、手に入れるのは困難だった>

 「ほんのちょっとしたことです」と言いつつ、珍しい宝ばかり求めるかぐや姫も性悪と言えば性悪ですが、そもそも結婚するかどうかは本人の自由。無理やり結婚しよう・させようというストーカーどもと翁の方が問題でしょう。そして、このストーカーどもが以下のようにさんざんにやられる…というのが、竹取物語の醍醐味となっています。

<石作皇子は大和国十市郡の山寺にあった只の鉢を持っていき嘘がばれたが、鉢を捨ててまた言い寄ったことから、思い嘆くことを「はぢを捨てる」と言うようになった。
 車持皇子は玉の枝の偽物をわざわざ作ったがその報酬を支払われていない職人たちがやってきて偽物と発覚、長い年月姿が見えなかったことから「たまさがなる」と言うようになった。
 阿倍は唐の商人から火鼠の皮衣を購入した。この衣は本来燃えぬはずであったが、姫が焼いてみると燃えたので贋作と分かり、阿倍に因んでやり遂げられないことを「あへなし」[と言うようになった。
 大伴は船で探索するが嵐に遭い、更に重病にかかり両目は二つの李のようになり、世間の人々が「大伴の大納言は、龍の首の珠を取りなさったのか」「いや、御目に二つ李のような珠をつけていらっしゃる」「ああたべがたい」と言ったことから、理に合わないことを「あなたへがた」と言うようになった。
 石上は大炊寮の大八洲という名の大釜が据えてある小屋の屋根に上って子安貝らしきものを掴んだが転落して腰を打ち、しかも掴んだのは燕の古い糞であり貝は無かったことから、期待外れのことを「かひなし」と言うようになった。
 その後、中納言が気弱になり病床にあることを聞いたかぐや姫が「まつかひもない」と見舞いの歌を送ると中納言はかろうじて、かひはなくありけるものを、と返歌を書き息絶えた。これを聞いてかぐや姫は少し気の毒に思ったことから、少し嬉しいことを「かひあり」(甲斐がある)と言うようになった。結局、かぐや姫が出した難題をこなした者は誰一人としていなかった>


【本文中でリンクした投稿】
  ■キルギスの誘拐婚 誘拐された女性の8割が結婚を受け入れる理由
  ■同性間セクハラの具体例「初体験は?」「風俗行け」「結婚は?」など
  ■学校体罰は違法行為、明治以来日本は法律で禁止 擁護者は法改正を訴えよう
  ■トランプにフェイスブック社員が協力、毎日6万の個人広告を作成していた

【関連投稿】
  ■低年収で結婚できないは嘘?未婚率見ると、低年収でも4割超結婚
  ■結婚できない男と女の特徴は「昭和」的価値観 保守思想はモテない?
  ■女性はイケメンとの結婚で不幸に 男性は美女でもブスでも幸福さに影響なし
  ■ジューンブライドの由来は結婚式に不向きな6月の売上増加のため?ヨーロッパではそんな伝承なし
  ■独身税はブルガリアで失敗は誤報?日本で既にある「若者税」も問題
  ■人生・生活についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由