片側の主張だけが多く、事実と認定しちゃうのは早計なのですけど、貴乃花親方や貴ノ岩が暴行を行っていたという証言が、かなりたくさん出ていました。<貴乃花親方も暴行か?貴斗志裁判の証言では、流血沙汰の暴行>などの話を書いています。
その他、<今度は貴乃花部屋の貴公俊が付け人暴行、血だらだら>、<多数証言があった貴ノ岩の暴行、ついに明るみに>、<貴ノ富士がまた暴行、貴源治は後輩を晒し上げる映像を録画>などの話をまとめています。
冒頭に追記
2022/07/09追記:
●貴乃花擁護もしていた同部屋貴闘力、息子をゴミ箱に放り込む体罰
●クズすぎ…息子のお年玉を奪って、全部野球賭博につぎ込んだ貴闘力
2022/07/20追記:
●虐待した長男が一番マシで3兄弟と疎遠…どんだけ嫌われてるの? 【NEW】
●貴乃花擁護もしていた同部屋貴闘力、息子をゴミ箱に放り込む体罰
2022/07/09追記:貴乃花と同じ時代にいっしょに活躍し、貴乃花をよく擁護していた元関脇・貴闘力。彼の息子で横綱大鵬の孫である王鵬のウィキペディアを読んだ後、長男であるプロレスラー納谷幸男の
ウィキペディアを読んでいてびっくり。クズな体罰系エピソードが出てきます。なぜか貴乃花の周りはこんなんばっかりですね…。
<生まれたときには、父親の貴闘力は現役力士(小結)であった。長男として誕生している。
母方の祖父の大鵬は孫たちに相撲を強制することは無かったが、父親の貴闘力は「4人とも力士にする」という絶対的な方針のもとに息子たちを育てた[3]。幼稚園の頃から強制的な稽古が始まり、逃げると父親に捕まえられて引きずって行かれ、それでも抵抗するとゴミ箱に放り込まれた。状況によっては当時実家の隣にあった祖父の家に逃げることもあった>
●クズすぎ…息子のお年玉を奪って、全部野球賭博につぎ込んだ貴闘力
私が親が子供の職業を決めることに批判的ですが、貴闘力はこのように超過激派。これは逆効果でもあるんですよね。納谷幸男は、<小学校の作文では波風が立たないように「力士になりたい」と書いていたが、相撲は大嫌いだった>といいます。そして、この後、さらに猛烈なクソエピソードが出てくるんですよ。
<経済状況は他の相撲部屋の同世代の子供達と比べると決して恵まれていた方ではなく、お年玉は親に預けると父親が全額ギャンブルに使い込んだ。小学校時代の納谷は父親が野球中継を見ながら新聞に○×を付けているのを見ており、後に野球賭博を行っていたのだと察した>
この部分ではわかりやすく説明されていないのですが、貴闘力はその後、野球賭博で相撲界を追放されています。息子のお年玉を奪って、全部野球賭博に突っ込んでいた…という猛烈なクズエピソード。その後、以下のようにお金の使い込みの話も出てきます。貴闘力の気迫ある相撲は好きだったんですが、こんなクズだったとは思いませんでしたわ…。
<2010年5月に大相撲野球賭博問題が報道上で表面化する前、納谷は中学3年生から高校1年生だった。(中略)父親が野球賭博問題で日本相撲協会を解雇された際は、それまでの父親の賭博癖、実家の金の賭博への使い込みを目の当たりにしていたので、怒りや失望の感情すら湧くことはなかった>
●虐待した長男が一番マシで3兄弟と疎遠…どんだけ嫌われてるの?
2022/07/20追記:元関脇・貴闘力の息子で横綱大鵬の孫であるプロレスラー納谷幸男のウィキペディアでは、親が無理やり進路を決めることに反発した…という話が他にもありました。以前紹介した部分でもそうだったように、思いやりある対応をしている祖父の大鵬との差も際立っています。
<納谷本人の述懐によると、小学4年次の相撲合宿で相撲界独特の上下関係に直面し、衝撃と嫌悪感を感じていた。そのため、鳥取への相撲留学をさせようとしている父親に泣いて止めてと頼んでいる。聞き入れない父親に無理やり鳥取に行かされたが、納谷は鳥取での環境に馴染むことは出来なかった[5]。ゴールデンウィークに帰省した際に祖父に訴え、祖父と父親の激しい言い合いの末に東京に戻ることが出来たという>
相撲が強いことで有名な埼玉栄高校の山田道紀監督の熱意に絆されて何となく進学を決め、3年間相撲部に籍を置いていたものの、相撲部での練習は1年生まで。2年次にこのままではいけないと思い、自分の意志でキックボクシングを始め、高校卒業後は総合格闘家の練習。結局、プロレスの道に進むことになりました。
前述の通り、父・貴闘力からこれだけひどい目にあった納谷幸男なんですけど、驚いたのが以下のように今は4兄弟では一番父と仲が良いという話が出ていたこと。ただ、文脈によっては虐待をいい話にされかねないのでそこは心配。また、逆に言うと、相撲の道に進んだ3人の兄弟とは疎遠だとも言え、どんだけ嫌われているんだ?とも思ってしまいました。嫌われるのは当然かもしれませんけどね。
<日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』に出演し、「おやじと同じことをしたくないなっていうのがあって、ちょっとおやじに色々あった時(2010年の大相撲野球賭博問題での相撲協会解雇と両親の離婚)がすごい思春期だったので」と語っている[20]。
プロレス界入りを機に、礼儀を尽くし人の喜ぶことをする姿を知って父親を見直し、疎遠だった関係は修復された。自分の属する業界が父親の暴露の範囲に入らないプロレス界であることもあって、兄弟の中では父親と最も仲が良いという[21]>
●期待の星・貴斗志、突然貴乃花に引退させられた?裁判沙汰になる
2018/03/01:
貴乃花親方と宗教と右翼と裏金顧問 双子力士の由来は龍神総宮社・辻本公俊氏と辻本源冶郎氏で双子力士の話をしたんですけど、同じ貴乃花部屋にはこのふたりの前にも双子力士いたと知りました。貴乃花親方はこういうのが好きなのかもしれません。
貴斗志将吏 - Wikipediaによると、貴斗志(たかとし)は双子の兄・貴月芳(たかげっぽう)とともに2009年(平成21年)1月場所に初土俵。2014年(平成26年)11月場所は自己最高位の西幕下3枚目に位置し、NHKの大相撲中継では「幕下東西の3枚目、阿武咲と貴斗志は期待の力士」と紹介されていました。
ところが、この場所が始まる直前に所属する貴乃花部屋から突如自身の名前が消えます。そして、この引退は自身の同意なく、師匠の貴乃花親方に決められたものであるとして、2014年12月に日本相撲協会に対し地位確認などを求める訴訟を起こすこととなりました。
●貴乃花親方も暴行か?貴斗志裁判の証言では、流血沙汰の暴行
この裁判は、2018年2月23日に、東京高等裁判所で和解が成立。和解内容などについては不明ですけど、マスコミでも報じられています。ただ、貴斗志での裁判では、貴乃花親方の暴行につていの証言も出ていた模様。マスコミは貴乃花の悪口ばかり…と言われているにも関わらず、ほとんど報じられていないそうです。
これを唯一報じたと某所で書かれていたのは、日刊ゲンダイ。検索すると、
裁判記録に記載 貴乃花親方“付け人殴打10発”の一部始終|格闘技|スポーツ|日刊ゲンダイDIGITAL(2018年2月7日)のことっぽいですね。
一方的な証言であることに注意しなくてはいけませんけど、裁判の中で貴乃花親方の付け人だったという元力士が、貴斗志の解雇は不当と訴えると同時に、自身が貴乃花親方に振るわれたという暴力についても告白していたそうです。
証言によれば、急きょ必要になった貴乃花親方の紋付き袴の準備に追われ、洗濯を同期の力士に任せたところ忘れられてしまい、翌日、貴乃花親方から「洗濯物がないぞ」と呼び出し。説明して謝罪したものの、貴乃花親方に胸ぐらをつかまれ、往復ビンタを10発ほど浴びたうえ、拳でも顔面を10発以上殴られたといいます。口の中は切れ、血しぶきが飛び散るという惨状。下着姿だった貴乃花親方のTシャツにも返り血が付着したとのこと。
また、同じ元力士は、あるときは指輪をした手で別の弟子の顔面を殴り、目の上をパックリ割ったこともあったと証言しています。前述の通り、これが事実かどうかわからないのですけど、もし本当なら、週刊新潮2月8日号で貴乃花親方が以下のように言っていたのは嘘っぱちということになります。
「部屋の親方にとって、弟子というのは自らの子どものようなもの。どんなことがあっても守らなくてはならない存在です。それを今の協会では、親方が弟子を守るどころか傷つけたりしてしまっている」
「神事である相撲の力士が土俵の外で暴力を振るうなど、絶対に許されない」
●貴ノ岩も暴行しまくり?エアガン乱射事件など証言が複数
あと、検索していたら、最近、貴乃花親方に味方する記事をたくさん書いていた夕刊フジでも、過去に
衝撃!貴ノ岩にも暴行容疑 元貴乃花部屋力士の訴訟で発覚「逃げ回る力士にエアガン」 - zakzak(2017.12.28)という記事を出していたのを見つけました。
前述のものと同じ裁判のニュースであり、貴乃花親方は元貴斗志について、「起伏の激しいところがあり、精神が乱れることが多々あった」、「やる気がなく、更生することはない。力士の模範になることはありえない」と判断し、引退届を提出したと証言していたそうです。
で、こちらで出てきたのは貴ノ岩の暴行疑惑。14年4月に番付上位の貴ノ岩が「お前、あいさつもしないのか」と絡んできたため、「すみません」と謝ると、「お前何様のつもりだ」と平手で3発殴られたとのこと。ただ、貴ノ岩は法廷で「元貴斗志が『あんたの若い衆(付き人)ではない』と殴りかかってきて、喧嘩ではなく一方的に暴力をふるわれたのが真実」と反論しています。
また、昨年秋場所で引退した古関は、「貴ノ岩が新弟子の頃から雑用などをせず、出世すると、逃げ回る力士を笑いながらエアガンで撃つことが何度もあった」と証言。こちらは反論が載っていませんでした。
さらに、裁判記録には、かつて貴ノ岩の付き人で引退した貴翔馬も「貴ノ岩は私には暴力を振るうことはなかったが、他の力士には先輩、後輩関係なしに暴力を振るったり、新弟子時代から先輩力士に対して聞く耳を持たなかったり、いじめていたのはよく知っています」と証言。
加えて、貴ノ岩が元貴斗志との暴行騒ぎの際に「『鉄アレーを持ってこい』と叫んだと聞いたことがある」とも証言しています。(なお、貴ノ岩が暴行していたことは、貴ノ岩が暴行された件とは無関係であり、この点は変わらず問題視されるべきです)
ということで、暴力の話だらけでした。片方の証言だけで正しいとは言えないものの、他でも書いたように、どいつもこいつもクソだった…というのが、事実に近いところなのではないかと想像します。
●今度は貴乃花部屋の貴公俊が付け人暴行、血だらだら
2018/03/19追記:やっぱりどちらもクズってことで良さそうです。今度は、貴乃花部屋の貴公俊が暴行というニュースが入ってきました。
貴乃花親方と宗教と右翼と裏金顧問 双子力士の由来は龍神総宮社・辻本公俊氏と辻本源冶郎氏で出てきた、宗教団体の祭主の名前を使った力士の方ですね。
報道によると、大相撲の東十両14枚目、貴乃花部屋の貴公俊(たかよしとし、20)が18日、春場所8日目の取組で敗れた後、支度部屋で年上の付け人に暴言を吐き、複数回、顔などを殴打していたことが目撃されました。日本相撲協会の聞き取りに事実を認めています。
(
付け人を殴打の貴公俊、相撲協会の聞き取りに事実認める:朝日新聞デジタル 2018年3月18日22時01分より)
関係者によると、殴ったのは5、6発で、付け人は顔が腫れ、口の中を切って顔から血を流していたとのこと。別記事によると、口の中の血を支度部屋のトイレで吐いていたといいます。支度部屋の入り口には、血痕が残っていたということで、相当出血したみたいです。
(
貴乃花部屋の貴公俊が付け人を殴打 顔腫れ、血だらだら:朝日新聞デジタル 2018年3月18日18時39分より)
ネットでは、他の力士らによる暴行事件のときと「扱いが違う」と憤っている人が多くいました。確かにそうなのですけど、「暴行をなくそう」というのが一番なのですから、そういういざこざを前面に出しちゃいけません。それを言い出すと、結局、貴乃花親方と相撲協会でどっちを応援するか?ということだけで、暴力反対はその材料でしかないという話になってしまいます。
ただ、正直言うと、貴乃花親方も暴力問題は権力闘争に利用しているだけで、実際に角界から暴力を追放したいと考えているわけではないのでは?と、私は思っています。
●貴乃花部屋の新人はぶつかり稽古のみ…に「さすが貴乃花すごい!」
2018/10/05:
旧貴乃花部屋の力士が始動 千賀ノ浦親方、元貴親方の指導法にびっくり「申し合いは初めて」 スポニチアネックス / 2018年10月3日 14時3分という記事がありました。
千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)が貴乃花部屋から来た序ノ口・貴正樹に相撲を取るよう指示を出すと、旧貴乃花部屋の力士らが「師匠(元横綱・貴乃花)がぶつかり(稽古)しかさせていなかったです。(相撲を取る)申し合いは初めてです」とフォロー。今年夏場所に序ノ口デビューしているだけに、周囲は驚いたというエピソードが載っていました。
師匠も腰を上げて「本当に?」と驚がくすると稽古場に笑みがこぼれていたということで、微笑ましい話という扱い。ツイッターの反応も、「さすが貴乃花すごい!」「それだけ貴乃花をぶつかりを重視していたということ」といった感じであり、悪い話ではないようです。
●1年生は球拾いだけ…などのブラック部活を連想
ただ、私は最初、ブラック部活的なエピソードだと思っちゃったんですよ。その理由はこの後説明しますけど、その前にお相撲さんの稽古の種類についての説明を探したので、そちらを紹介します。
<申し合い> 2人が土俵の中で勝負する勝ち抜き戦。大相撲において最も一般的に行なわれる稽古。
<三番稽古> 2人だけで何番も相撲を続ける稽古。三番という名前だが回数は特に決まっていない。
<ぶつかり稽古> 受け側が土俵中央付近で構え相手はそこに向かって当たって突進する。受け側は俵に足が掛かるところで押し返し相手が押し切れないと突き落とし等で転がすのが一般的だが稀に受け側が突進することもある。
(
稽古 - Wikipediaより)
私がブラック部活を連想したのは、ボールを扱うスポーツなのに1年生のときはボールを使った練習をさせてもらえず球拾いや準備片付けのみ…といったことが日本では広く行われていたため。検索してみると、1年生は卓球台をほとんど使わせてもらえず、来る日も来る日も、玉ひろいか、素振りの練習だったという体験談も見つけました。
(
ブラック部活前編 「屈辱の玉ひろいで人生変わった」 たびいちドットコムより)
日本のブラック部活の特徴には、「体罰」などと称した暴行が先輩や教師から与えられることや上下関係が厳しすぎることなどもあるのですけど、この2つは本人も事実を認めた貴公俊事件によってすでに貴乃花部屋に当てはまっていることがわかっており、「新人はぶつかり稽古のみ」もそういう話だと思ってしまいました。
●多数証言があった貴ノ岩の暴行、ついに明るみに
2018/12/08:最初の投稿でたくさん証言があった貴ノ岩の暴行疑惑。ついに決定的なものが出てきした。ミスがあったと指摘されて説明したところ暴行された…という貴乃花親方の暴行疑惑とよく似たものでもあります。
幕内の貴ノ岩が宿舎の部屋内で、付け人の貴大将が忘れ物をした際に言い訳をしたとして、平手や拳などで4、5発ほど殴打したとのこと。貴ノ岩は事実も認めています。
暴行された貴大将の兄は「(貴大将から、貴ノ岩は)大変って聞いていて、わがままで」とコメント。また、貴ノ岩が日常的に下の力士らに暴力を振るっていたという証言も報じられているといいます。
これを書いた記事は、
貴ノ岩が暴行事件、改革派を掲げていた元貴乃花親方の部屋内では、暴力が横行していたのか ビジネスジャーナルというタイトル。私もそう書いていたように、角界関係者は貴乃花部屋でも暴力が蔓延していたのではないかとしていました。
「貴ノ岩の暴力体質は一部では知られた話でしたし、3月には元貴乃花部屋の貴公俊による付け人暴力事件も発覚しています。結局、改革派を掲げていた元貴乃花親方の部屋内では、暴力が横行していたということでしょう」
●貴ノ岩暴行事件の注目度はなぜか低く、擁護も多い
上記の記事時点ではまだ貴ノ岩の引退は決まっていませんでしたが、その後、引退に。ただ、この一連のニュースは今までの話と比べて全然注目されていなくて意外でした。はてなブックマークのブックマーク数が50に行っているものがなく、百以上のブックマークが多数あった他のニュースと異なっています。
また、ブックマーク数が少なくて洗練されていないということもあるでしょうが、加害者の貴ノ岩を擁護するようなものがちょこちょこ人気コメントになっていたのも、今までと違う感じです。
mutinomuti 日馬富士の時に隠蔽しようとした相撲協会がこうすぐにリークするのは報復なんだろうなって思う(´・_・`)
sinyapos 別に辞める必要は無いんじゃない、被害者だけが納得すればそれで良いんだから/被害者の納得する謝り方が貴ノ岩を引退に追い込む事だったとすれば途端にきな臭くなるが
(
はてなブックマーク - 貴ノ岩が引退決意 暴行騒動発展で涙のけじめ 7日にも発表― スポニチ Sponichi Annex スポーツより)
2つ目のコメントの後半はわかりづらいのですけど、貴ノ岩を引退に追い込むために暴行事件を利用しているといった、やはり貴ノ岩に味方する内容でしょう。被害者の貴大将も元貴乃花部屋なんですけどね。
これら以外にもツイッターでも露骨に貴ノ岩を擁護するコメントが結構あり、びっくり。ただ、一方で、「日馬富士の暴行は態度の悪い貴ノ岩への教育」みたいなコメントも見かけました。でも、こっちもダメですよ。日馬富士の貴ノ岩への暴行も悪いですし、貴ノ岩の貴大将への暴行も悪いです。皆さん、派閥に分かれてえこひいきしすぎです。
●貴ノ富士がまた暴行、貴源治は後輩を晒し上げる映像を録画
2019/09/27:貴公俊から名前を変えた貴ノ富士がまた暴力をふるったと報道があったので追記。相撲協会によると、貴ノ富士は2019年8月31日、付け人が風呂に入った際の態度に腹を立て、拳で付け人の額を1回殴打。5~7月頃には4人の新弟子に対して差別的発言を繰り返していました。
また、これを伝えた
新弟子を鶏扱いし「コケ」と返事強要…貴ノ富士に自主引退促す 読売新聞 / 2019年9月26日 21時28分によると、新弟子らのことを「地鶏」「ひよこ」などと呼び、鶏のように「コケ」と返事することを強要したとのこと。ただし、貴ノ富士の代理人弁護士は「到底納得できる処分ではない」とのコメントを発表しています。
このため、事実かどうかは不確定。なので、そういう方向性の擁護ならわかるのですが、例によって無理がある擁護が結構出ていてひどいですね。あだ名のところだけ取り上げて「あだ名をつけることが悪いのことなのか」とか、「相撲協会は貴とついた力士を全員追放したいのか」とかです。
また、記事によると、貴ノ富士関の双子の弟の貴源治も、新弟子に理不尽な命令を繰り返したとして「けん責」の懲戒処分を受けたとのこと。別記事によると、貴源治は仕事で失敗した新弟子4人に「腕立て伏せ、罰金、外出禁止のどれかを選べ」と命じ、連帯責任を課すなどしました。
さらに貴源治は、7月の名古屋場所中には他の力士の前でポーズを取らせて「自分は頭悪いです」との旨の発言をさせ、スマートフォンで録画させていたそうです。これは録画映像があるということでしょうから、明らかな証拠がありそう。擁護のしようがないと思うのですけど、たぶん探せば無理な擁護があるんでしょうね…。
(
貴ノ富士の双子の弟・貴源治にも「問題行動」発覚…「けん責」処分 - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)より)
…と書いてから別記事を見ると、貴ノ富士の代理人弁護士は「処分を受けるのは覚悟しているが、少なくとも引退勧告や懲戒解雇は行き過ぎ」との主張でした。その後の会見でも同じような主張(ここだけ2019/09/29追記)。貴ノ富士が暴行をしたのは認めており、そこは争点ではないような感じでした。
【本文中でリンクした投稿】
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