2011/8/23:
妊婦の心音を録音してCD化するサービスが大好評!
安心音CDが使える心音治療器『ママハートン』を開発
船井幸雄氏が「本物の医師」と紹介した三角大慈先生
お母さんの心臓の音で赤ちゃんが安心する説
●妊婦の心音を録音してCD化するサービスが大好評!
2011/8/23:
大切なわが子に残したい「母の心音」CDが人気 2010年09月27日 日経トレンディネット 森石 豊=Office Ti+によると、妊婦の胎内に響く心音を録音し、オーダーメイドのCDにしてくれるサービスが、「夜泣きしている子どもに聞かせると泣き止む」「出産の記念になる」と好評だそうです。
これは1回1分間程度の心音を3回分を、60分の音源に編集されたCDにしてくれるというサービスで、価格は通常版が1万2600円、簡易パッケージの「安心音Pure」は6200円(送料込み)です。このうち通常版は、波の音などの自然音と合わせたCDや、桐の高級ケースなどのオプションも選択可能というもの。
商品化に携わった方は、以下のようにそのきっかけについて話していました。
「もともと私は乳幼児教室の講師をしていたのですが、育児現場の中、愛情表現の苦手な親が年々増加していることに不安を感じていました。不足しがちな親子の愛情を補い、子供に安心を届けたい。その方法を模索した結果、妊婦の胎内の心音をCDにする発想に行き着いたんです」
2つ合わせて月70個程度の売り上げを見込んでいたのですが、7月(2010年)にメディアで取り上げられると売り上げが急増して142個、続く8月も、26日時点で136個の売り上げを記録。9月には、さらに月300件ペースへと生産体制を拡大する他、中国や韓国での販売も予定しており、来年1月には月1000件の売り上げを見込んでいるとのことですから、すごい人気です。
●安心音CDが使える心音治療器『ママハートン』を開発
この商品のサイト(リンク切れ)を見てみると、以下のような説明がありました。
http://heart.i-shinon.com/heart.html
"胎児期に聞いた母の心音の記憶は心地良い安心できる音として潜在意識に蓄えられています。ですから、安心音CDを聞くと、乳幼児期、そして成長してからも、心が安らぎ、緊張がほぐれます"
以下はもっと長い説明。心音治療器なるものも開発されているそうです。
乳児期の子どもの成長に一番大切なのは、母子の絆を深め、強めることです。
それがその後のイキイキとした子育て、人生、心身の健康に大きく影響します。
安心音CDを聞き、お母さまの絆をしっかり感じているお子さまはハツラツとし、いつもニコニコ。
保育所などでお母さんと離れているときでも、安心音CDを聞いているお子さまは、母の心音を感じ安心します。
乳幼児の夜泣きや寝ぐずりが軽減されます。子育ては楽しいものです。
お母さまのストレスや不安が原因である家庭でのショッキングな事故の防止にもつながります。
安心音CDは、みかどクリニック院長三角大慈先生が開発した心音治療器『ママハートン』にて医療に応用できます。
症例として夜泣き・小児喘息・アトピーなどの改善がみられます。
●船井幸雄氏が「本物の医師」と紹介した三角大慈先生
ここで出てきた三角大慈(たいじ)さんは、本もいくつか書かれています。”胎児”と引っ掛けた名前なんだと推測しますが、同じ読みができる”三角泰爾”という著者もおり、執筆内容からして同一人物と思われます。Amazonでのレビューも一切ないなど、ネットでのクチコミはほとんどなく評判はわかりませんが、著作のタイトルや紹介はこんな感じです。
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心音治療って何?―子どもの病気はお母さんの心臓の音で治る 子育てが楽しくて仕方なくなる
内容(「BOOK」データベースより)
薬を使用せず、痛くもなく、副作用もない。ただお母さんの心臓の音を電気信号に変えて子どもの体に聞かせるだけで治癒する驚異の心音治療。
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母親の心音のもつ神秘的な力
内容(「BOOK」データベースより)
生まれてからでは遅い。妊娠中の母親の心音が秘めている。生まれる前の胎生期治療の可能性。
著者略歴を読むと、1977年山口大学医学部卒、東京女子医大整形外科入局するも、1981年、生命不在の現代医学に矛盾を感じ、生命系と現象系を交流させる趣旨で、「天然医学」を主宰したそうです。
また、1997年「船井幸雄と本物の医師たち」(ビジネス社)に、本物の医師として取り上げられ全国的に紹介されたとあります。
●お母さんの心臓の音で赤ちゃんが安心する説
この船井幸雄さんと言うのは、以前書いた
脳内革命、100匹目の猿で登場したニセ科学的なものである『百匹目の猿現象』を紹介して広げた方。船井幸雄さんのブログを見ると、2007年8月22日にも三角泰爾さんの『重力場の身体構造』を挙げて、”どの本も(注意:そのページでは18冊挙げています)、「はっ」とさせられることが多くありました”と推薦していました。
ところで、上のサービスの説明などでは、「生まれる前に聞いたから、その後も聞くと安心する」という論調でした。この他に、「母親の心臓の音だから、赤ちゃんが安心する」という説明がなされることがあります。
しかし、母親の心音以上に安心できる音が、世の中にはあったようで、これを知ったときの方がたぶん「はっ」とさせられるだろうと思います。こちらについては、
母親の心音とホワイトノイズ、赤ちゃんが好きなのはどっち?で書きました。
【本文中でリンクした投稿】
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母親の心音とホワイトノイズ、赤ちゃんが好きなのはどっち? ■
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