Appendix

広告

Entries

電車と鹿・猪の衝突事故多すぎ…2時間少しで4回当たった路線も


2019/07/17:
●電車と鹿・猪の衝突事故多すぎ…2時間少しで4回当たった路線も
2018/05/29:
●鉄道事故多発で打つ手なかったシカ対策、近鉄の「シカ踏切」が効果抜群
●シカが超音波に慣れてしまう可能性を下げているかも?


●電車と鹿・猪の衝突事故多すぎ…2時間少しで4回当たった路線も

2019/07/17:こぼれ話的な話を最初に追記。2018年6月の話です。ツイッター情報ですけど、以下のような画像がありました。2時間18分の間に鹿に3回、猪に1回当たる事故を起こしていたとのこと。当たりすぎですね。


 検索してみると、全文表示 | 電車が鹿→鹿→猪→鹿に衝突 「当たりすぎだろ」と騒然 : J-CASTニュースという記事がありましたし、デマじゃなさそうな感じ。

  JR東海の広報担当者は、運行状況サイトに書いている内容は「事実です」とした上で、「動物の衝突による遅延はしばしば起きます」と話したそうです。今回のように数時間で4回当たることも多いのかと聞くと、すぐには確認できないとのこと。とりあえず、さすがに珍しそうな感じです。

 この紀勢本線では列車と野生動物、特に鹿の衝突が相次いでおり、JR東海では対策に乗り出したことがありました。2012年5月、鹿との衝突時に線路外に押しのけるクッション状の「衝撃緩和装置」を一部特急車両の先頭部分に取り付けて、効果を検証するといったことをやっていたそうです。

13年12月に同社が発表したデータによると、同装置の設置車両は非設置車両に比べ、鹿と衝突した件数のうち線路外に押しのけた件数の割合が約13ポイント高く、運転再開までに要する時間が約3分短かったとのこと。これを受けてその後、紀勢本線を含む路線の一部普通車両にも、形状を若干変えたうえで装置の設置が進められたといいます。

 対策というのはどうもこれだけで、鹿と列車が当たることが前提ですね。「死体が線路上にあるのが困るだけなので、当たってもふっ飛ばせば電車は遅れない」といった感じでしょうか。クッションなら鹿も無事な可能性あります。しかし、殺すことが前提だったのなら怖い発想です。

 もともと書いていた次の話は、かなり異なるアプローチの対策だったんですけど、そちらの場合は失敗した対策でも「鹿を飛ばす」考え方のものはなさそうでした。


●鉄道事故多発で打つ手なかったシカ対策、近鉄の「シカ踏切」が効果抜群

2018/05/29:野生のシカとの接触事故に頭を抱えていた近畿日本鉄道が、運行時間外にあえて線路を渡れるようにする「シカ踏切」を導入。侵入しないように排除するのではなく、共存を目指す発想でした。そして、これが非常に効果があったようで、事故が激減したといいます。

 もともとはどうしていたのでしょう? これまでの鉄道各社の主なシカ対策は、侵入防止ロープや赤色LED灯の設置、野獣の糞尿(ふんにょう)をまくなど、線路から遠ざけようとするものでした。しかし、目立った効果はありません。

 シカなどの野生動物との接触事故が原因となった運休や30分以上の遅れは、昨年度に過去最多の613件。これはその前年度と比較して185件も増えていました。山間部の路線を多く抱える近鉄の場合特に深刻で、シカとの接触事故は全線で2004年に57件だったのに対し、15年は約5倍の288件にまで増えています。

 一方、今回効果のあった「シカ踏切」は、線路脇に張った高さ約2メートルの獣害防止ネットの一部に、あえて幅20~50メートルの隙間を作る仕組みです。

 実を言うと、シカは日中は移動しないため、事故は起きません。起きる可能性のある早朝や夜間の運行時間帯もこの隙間に、シカが嫌がる超音波を発して侵入させないようにしています。ただし、終電から始発までは発信しないで自由に線路内に入れるようにするとしたことで、共存が可能となったようです。
(シカ思いの踏切、近鉄導入 悲しむ親ジカ見て…社員発想:朝日新聞デジタル 波多野大介 2017年11月17日12時13分より)


●シカが超音波に慣れてしまう可能性を下げているかも?

 毎日新聞によると、「人間だけでなく、鹿にも安全な踏切が必要。鹿の目線で問題を捉えた」点が評価され、今年度のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会の主催)に選ばれたそうです。

 また、毎日新聞では、"生息域内を行き来する鹿の侵入を完全に防ぐのではなく、列車の通らない時間帯に踏切を渡ってもらう「逆転の発想」で事故を急減させた"といった書き方もしていました。
(近鉄「シカ踏切」:深夜に渡って…超音波で線路内侵入調整 - 毎日新聞より)

 いい話的な感じになっていますけど、このシカを通すということにしたというのは、ビジネスなどのヒントになる重要なポイントじゃないかと思われます。私は設計でたまにある「敢えて弱い部分を作る」という発想のように見えて、おもしろいと思いました。

 適切な例が思いつかないのですけど、例えば、洪水の際に橋桁(はしげた)が流れて行ってしまう「流れ橋」は、橋桁部分をあえて弱くすることで、壊れる部分を少なくしたり、流木などを堰き止めることで起きてしまう土手の決壊を防いだりしています。

 野生動物の場合は音や光などの妨害を学習して効かなくなってしまうということがあり、超音波も慣れてしまう可能性を懸念しました。ただ、「シカ踏切」の場合はほとんどの時間自由に通れますので、嫌いな超音波の出ているときに無理して渡ろうとするシカが出てくる確率は下がるでしょう。良い発想だったと思います。


【関連投稿】
  ■観光ガイドをする害獣対策のコワモテ狼ロボがシュールすぎる その名も「スーパーモンスターウルフ」
  ■ローランドゴリラのココ、ペットの猫が死んで号泣 死生観も語る
  ■哺乳類の排尿時間はみな21秒…は嘘 「8秒から34秒」で「みんな21秒」はないだろ
  ■食人・カニバリズムは人間の習性?なぜ人類は人肉を食べていたのか?
  ■キリンの首が長い理由、実は不明 足の長いキリンの出産映像が衝撃!
  ■動物おもしろ動画・画像3つ ライオンも一宿一飯の恩義を忘れない?
  ■動物・植物・生物についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由