今月初めからInfoseek メールが、仕様変更になりました。
ページには「Infoseek メールがWindows Liveとタッグを組み、生まれ変わります」とあります。しかし、マイクロソフトのWindows Live Hotmailの方を使っていないので断言できないものの、おそらく丸投げでWindows Live Hotmailそのままだと思われます。
自社でこのままメールサービスにやっていくよりも、全部任せた方が良いという判断だったのでしょう。
私には以前のInfoseek メールがシンプルで良かったのですが、そう言っていても仕方ありません。渋々使うことになったのですが、これが驚くほどに使いづらいのです。
このWindows Live Hotmailへのメールなどの移行作業自体がわかりづらく不親切だったのは、Infoseek メールの楽天も悪いのですが、Windows Live Hotmailの使いづらさはほぼマイクロソフトの責任です。(もちろんそれを選んだ楽天にも責任がありますけど)
このWindows Live Hotmailの評判を見ようと検索すると、
Wikipediaが出てきました。
問題点
* 機能が多いため、メールの読み込みに時間がかかる。 * 強制的に新レイアウトが適用されるため、従来のレイアウトに慣れている利用者からは不評の声もある。 * 一部機能のみしか利用しないユーザーにとっては、確実に作業工程が増加する(テキストメールしか送らない場合、毎回リッチテキスト形式を解除する必要がある等)。 * 拡張バージョンは、Internet Explorer又はMozilla Firefoxのみとなっており、OperaやSafariなどのブラウザでは標準バージョンのみである。特に、Macの場合は標準のブラウザがSafariであるため、Firefoxを常用していないユーザーは利用できない。またInternet Explorerも、バージョン6以前のブラウザには対応していない。 * Yahoo!メールのように半永久的に保持できるIDと違い、一定期間使用しなかった場合IDが削除される。
詳細: 無料のWindows Live Hotmailアカウントに271日以上サインインしなかった場合、アカウントが無効化され、メッセージ、フォルダ、アドレス帳が削除される。それから 90日後には、アカウント名が削除される。Windows Live IDを365日間使用しなかった場合、Windows Live IDが削除される。(2009年4月時点) |
実は個々に"この節には「独自研究」に基づいた記述が含まれているおそれがあります"との注意書きがあり、出典があるものではないのですが、執筆者の不満をぶつけたものなんだと思います。
Internet Explorerでちゃんと動かないという話は、今回の話でも不満が上がっていました。
IEだと無限ループに陥る
MicrosoftのWindowsLiveに移行するのに MicrosoftのIEが無限ループで使えないとか馬鹿じゃねぇか 中の人間は移行テストとかしてないだろ
IE8なんて古いバージョン使ってねぇよ IE9で無限ループする
infoseek×windows live 2chより |
Wikipediaでは「バージョン6以前のブラウザには対応していない」だから、これはInfoseek メール特有の問題でしょうか?そこには「infoseekのメールアドレスでwindowsliveのサービスに乗っかってるだけだから」という書き込みもありましたけど。
あと、「今更ただのhotmailなんて存在意義ないじゃないか」という声もあり、hotmailの評判も伺えます。
私がhotmailでまず困ったのは、Bingと書かれた検索機能。これがバカすぎて使えません。
件名検索は使えそうなのですが、差出人検索をすると、バカスカ逃してほとんど出てきません。こんなに使えない検索は初めてです。
そして、一番参ったのは、メールのフィルタ(振り分け)です。
おそらくこれはオプションのところにあるだろうと、まずオプションを探します。
オプションは大抵右上。今Gmailやヤフーメールも確かめましたが、Gmailは一番右上、ヤフーメールは広告の下ですが、やはり右上にあります。Windows Live Hotmailでも同じようなところに、ヘルプと並んでオプションがありました。
このオプションから詳細オプションへと移動します。(2012/6/15追記部)
ところが、そこから見つかりません。どうにもそれらしい名前がないのです。
いろいろ押していてやっとわかりましたが、「Infoseek メール のカスタマイズ」の「新着メッセージの仕分けメール」(2012/6/15変更。以前は「新着メッセージの並べ替えのルール」でした)がフィルタです。そこで「新しいフィルター」が設定できます。
実は数日気付かなったのですが、受信メールフォルダからもここに直接行くことができて、一番上の私の場合は中央部「設定変更・お問い合わせ」のところに「受信メール振分け設定」というのがありました。でも、オプションが別にあるし、場所は違うしで、気づきませんでした。(注意!2012/6/15にやろうと思っていたら、見つけられませんでした。変更になったのかも)
ひょっとするとこのわかりづらさは、Infoseek メール特有のものかもしれませんけど、本当に「一番参った」部分はこのあとです。
振り分け設定を新規作成しようとすると、
「ルールはお使いの言語には対応していません」
などと言います。
えええー?そんなバカなと思いましたが、検索するとどうもWindows Live Hotmailは、日本語、中国語、韓国語のような2バイトの文字に対応していないようです。(Infoseek メール特有のものではなく、これは確実にWindows Live Hotmailの仕様です)
いつものごとく「そういう仕様です」と涼しい顔ですが、これでは使い物になりません。
そりゃあ、当然優先順位は下でしょうが、マイクロソフトのような世界的な会社が2バイト文字ユーザーを見捨てるのはどうかと思います。
マイクロソフトのサービスに関しては以前、文字入力に用いられるIMEの日本語入力が誤変換ばかりなのは、日本でなく中国で作っているからだと言われましたが、日本は特に粗雑に扱われていると思います。(
スラッシュドットジャパンより、何だかんだでWindowsからは乗り換えられないし、エクセルもお世話になっているんですけどね)
関連
■
Google、Gmail、Yahoo!、MSN(Windows Live Hotmail)の複数アカウント(複垢)作成の可否 ■
Yahoo!検索とGoogle検索 ■
インターネット人口(2001年と2009年) ■
その他のインターネット、パソコンなどについて書いた記事
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