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マッハバイトはなぜ祝い金を?リブセンス村上太一・史上最年少上場社長インタビュー記事など


 リブセンスが上場して、村上太一さんが25歳で史上最年少上場社長になったという記事を読んで気になったのでいろいろ読んでみたという投稿。当時はジョブセンスという名前で、今はマッハバイトという名前になったアルバイト求人サイトの話が出てきます。

 このマッハバイトは、アルバイト決定でもらえる祝い金というのがユニークなのですけど、リブセンス側にも採用の確認ができるという意外なメリットがあるとのこと。その他、起業を意識し始めたのは小学生のとき、最初は苦戦したけど「やめ方が分からなかった」から続けて突然売上上昇した、などといった話が出ていました。

2011/11/13:
●リブセンス村上太一・史上最年少上場社長
●採用祝い金のある求人サイトジョブセンスを運営
●「やめ方が分からなかった」から続けて突然売上上昇
●「ナンバーワン」と「オンリーワン」を目指す
●「将来は社長になる」起業を意識し始めたのは小学生のとき
●マッハバイト(旧ジョブセンス)はなぜ祝い金を始めたのか?
●リブセンスは人材仲介業ではなくネット企業
●リブセンスはリクルートとは似て非なる会社
●「1人が世界を変えるサービス」を開発したい
2019/02/03:
●求人だけじゃなくて不動産なども…共通点と言えるものは?
2011/12/19、2019/02/21:
●リブセンスは求人の世界に「成功報酬型」を取り入れた
●ネットビジネスでの起業のメリットとは何か?
●お金や名誉や自己顕示欲のなさは最近の起業家のトレンドか?
●やりたい仕事がわからないからこそ起業するメリットがある


●リブセンス村上太一・史上最年少上場社長

2011/11/13:最初に目にした記事は、速報!史上最年少上場社長登場、リブセンス上場へ アルバイト求人サイト運営会社、社長は25歳。 原 隆 2011年11月1日(火)ですが、速報記事ですので中身は全然ない記事でした。
村上太一社長は1986年10月27日生まれの25歳。国内における史上最年少上場となる。

 村上社長がリブセンスを設立したのは2006年2月8日。早稲田大学政治経済学部に入学した翌年春に起業している。これまでの最年少記録を持っていたのはアドウェイズの岡村陽久社長で上場時の年齢は26歳2カ月12日。今回のリブセンスの上場により記録を大幅に更新した。

 大幅に…という話ですが、その前も26歳2カ月12日ってめちゃくちゃ若いじゃないですか!


●採用祝い金のある求人サイトジョブセンスを運営

 で、この後各紙の詳しい記事を待っていたのですが、さっぱり出てきません。仕方ないので、検索して自分で過去の記事を探して読んでみます。良さげだったのは、第4回 文化になるWebサービスを――リブセンス 村上太一 岑康貴(@IT自分戦略研究所)(@IT 2010/3/18)でした。

 こちらによると、リブセンスは、「採用課金型」の料金形態と「採用祝い金」制度というユニークな特徴で売り上げを伸ばしたアルバイト情報サイト「ジョブセンス」(2018/03/09追記:現在はマッハバイトに改名)を運営するベンチャー企業。早稲田大学の大学生が2006年2月に設立した会社です。
 早稲田大学に入学後、村上氏は「ベンチャー起業家養成基礎講座」という講座と出合う。講座終盤に開催されるビジネスプラン発表会の優勝者には、大学のインキュベーション施設のオフィスが1年間、無料で使えるという特典があったのである。これ幸いと講座に参加し、優勝してオフィスを手に入れた村上氏は2006年、リブセンスを立ち上げた。最初は村上氏を含めて4人でのスタート。そのうち2人はエンジニアだった。

 「僕自身、小学生のころ、1995年に初めてパソコンを触ってインターネットにはまった世代。中学生のときにはJavaを触ったりしていましたし、Webサービスが大好きなんです。生粋のエンジニアというわけではありませんが、仕組みはある程度、理解しているし、エンジニアの気持ちも分かっているつもりです」

 アルバイト情報サイトからスタートし、現在も人材系のサービスが売り上げの大部分を占めるが、村上氏は「人材ビジネスだけをやりたいわけではない」と語る。あくまで、Webビジネスが軸なのだという。

●「やめ方が分からなかった」から続けて突然売上上昇

 最初から成功したというわけではなく、最初は苦戦していたようです。

「最初の1年はまともに売り上げが立たなかったんです。採用課金に採用祝い金と、それまでにないビジネスモデルでしたから、そもそも本当に成り立つのだろうかと不安でした。やめようと思ったことは何度もあります」

 ではなぜやめなかったのか?と言うと、「やめ方が分からなかった」(村上社長)という拍子抜けする理由。ただ、"数少ないとはいえ顧客がいた。顧客がいる以上、責任がある。いきなり「やめます」とはいえなかった"とも記事には書かれていました。

 ただ、2年目に入ったころから、売り上げが一気に上がり始めたとのこと。しかも、特にきっかけは思いつかない、と村上社長は話していました。


●「ナンバーワン」と「オンリーワン」を目指す

 村上社長は今後の事業について、「ナンバーワンを取るサービス」という軸と、「オンリーワンを取るサービス」という2つの軸で考えているとのこと。両方は欲張りな気がするものの、むしろ安全を考えてという説明でした。
 「ジョブセンスは求人サイトですから、すでに市場が存在します。つまり、ナンバーワンを取りに行く。一方で、まだ市場がないような領域のサービスを作ってオンリーワンを取りに行くことを始めたい」

 オンリーワン狙いの軸のみだと事業が成り立たない可能性があるため、危険だ。だから「両軸が必要」だと村上氏は繰り返す。

 「市場がない領域のサービスをヒットさせられれば、市場をつくれるだけでなく、その市場の代名詞になれる。いい換えれば、文化になるサービスに成長する。そういうサービスを作りたい」

 既存企業と同じことをやってもシェアを奪えるわけがないのですから、同じ市場で勝負しているふりをして実は新たな市場を築いているというのは大事。良い考え方ですね。


●「将来は社長になる」起業を意識し始めたのは小学生のとき

 もう一つそれより前の記事で、業界初の求人サイトを開発した学生社長 リブセンス社長 村上太一 2008年6月20日 ダイヤモンド・オンラインというものも見つけました。

 通常の求人サイトでは、枠の大きさに応じて、企業は求人広告を出す際に費用を支払います。しかし、リブセンスでは、採用が決まるまでいっさい費用が発生しない成功報酬型。なおかつ求職者には祝い金まで支払うというしくみ。これ自体が「オンリーワン」的なものでした。

 ここでは、過去の話が出ています。そもそも村上が起業を意識し始めたのは小学生のときだとのこと。経営者だった両祖父へのあこがれもあり、「将来は社長になる」と決めていたといいます。ただ、小学生の頃はよく考えずに憧れるので、だから成功したってわけではないと思いますけどね。将来の夢を実現しない人も多いです。

 とりあえず、村上社長の場合、その思いは年を追うごとに強まり、着々と準備を進めていくことに。高校時代には、すでに簿記2級に加え、合格率が30%を切る超難関の国家資格、システムアドミニストレータ(情報処理技術者試験の一つ)の資格を取っていたそうです。

 ちょうどいことに、入学していた早稲田大学が起業講座を開設すると知ります。コンテストの優秀者には、事務所として大学施設を1年間、無料で借りることができる特典付きとあって応募。「自分もアルバイト探しに苦労し、顧客目線に立てると思ったから」という求人ビジネスで、最優秀賞をとり、3人で資本金300万円を出し合い、念願の起業にこぎ着けたそうです。


●マッハバイト(旧ジョブセンス)はなぜ祝い金を始めたのか?

 ただし、当初は苦戦。毎日、5~8社程度に営業をかけるとともに、ページビューをいかに向上させるか研究。いわゆるSEOで、特定の検索エンジンを対象とし、検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えるようにしました。

 結果、グーグルで「アルバイト」「バイト」と検索すれば筆頭にくるようになると、企業広告の数はうなぎ登りとなって成功したというわけです。祝い金だけでなく、これがかなり大きかったと思われます。(2020/09/27追記:なお、SEOではその後グーグルによる禁止事項が増え、リブセンスがこれに引っかかってペナルティで検索順位が下がり、株価も暴落するということが起きています。業界の動向を理解しているSEO専門企業ではなく、独自研究だったことが災いした感じです)

 この記事によると、「祝い金」は最初からじゃなかったみたいですね。そして、「採用が決まらなければ費用がもらえない」ので、「求職者に報告をさせる」という大切な話が、今まで読んだ他の記事では出ていませんでした。この工夫は、なるほどと思います。

 記事によると、祝い金は集客の意味もあるものの、成功報酬型を採るリブセンスにとっては命綱だと表現されていました。というのも、実際に採用が決まらなければリブセンスとしても費用がもらえないために、採用の確認は必須。祝い金があることで、求職者が自ら報告してくれるというしくみです。頭いいですね。

 とりあえず、以上。新しい記事が見つからないため、今のところあまり注目されていないみたいですけど、今後はどうなるのでしょうかね?


●最年少上場は通過点、むしろこれからが正念場

2011/12/8:上記を書いたときにあんまり注目されていないみたいと書きましたが、その投稿にはボツボツと人が来ていますので、それなりに注目されているみたいです。さらに新たなインタビューも見つけることができましたので、そちらも紹介。

 渦中のひと 最年少上場は通過点 村上 太一 リブセンス社長の 告白(日経ビジネス2011年11月14日号)という記事ですが、記事タイトルは冒頭の言葉によります。
 これだけの注目を頂いて、正直驚いています。上場は大変うれしいことですが、あくまでも通過点です。むしろこれからが正念場になります。

 起業した時から、事業を大きくしていくことは考えていましたし、そのプロセスの1つとして上場は必要だと思っていましたから、それを通過できたことに、今は喜びを感じています。

●リブセンスは人材仲介業ではなくネット企業

 新しい話としては、「僕らは人材仲介業ではなく、ネット企業」であるとして、以前も書いたSEOとともに以下の点を挙げていました。
僕らの競争力は、人材仲介のビジネスモデルそのものではありません。ネット技術こそが強みなのです。

 どういうことか。顧客との接点は、サイト画面ですね。この画面操作を、どう使いやすくするか、24時間365日考え続けている、とイメージしていただければ分かりやすいでしょう。

 例えば、サイトの中に検索窓があります。ここに、「漫画喫茶」と入力して検索すると、通常ならば「漫画喫茶」が含まれる情報が出力されてきますよね。でも、我々のサイトでは、「ネットカフェ」といった近いキーワードの結果も併せて表示します。ですから、ハンバーガーのアルバイトを検索した人に、似た労働条件の牛丼店の募集案内も結果として見せるような仕組みを作っています。

 また、上場の理由の1つが「知名度を高めて、優秀なエンジニアを集めたかった」というのも、人材仲介企業ではなく、ネット企業であることを裏付けている感じです。


●リブセンスはリクルートとは似て非なる会社

 こういった企業ですから、当然人材ビジネスの世界の雄「リクルートとは似て非なる会社」であるわけで、次のように違いを説明しています。
 私なりに分析した結果ですが、リクルートをはじめとした、これまでの人材仲介業は、自前の媒体を用意し、そこに大量のクライアントからの求人広告を出稿してもらう形で成長を果たしてきました。極めて労働集約的な事業となります。だから、営業マンが多いほど売り上げも増える。規模を追うビジネスです。

 ところが、リブセンスは違う方法論を取っています。営業マンはほとんどいません。代わりに、出稿も集客もネットでほぼ完結させています。おまけに、成功報酬まで支払うので、収益はリクルートに比べれば少ない。しかし、固定費はほとんどかかりませんから、小さな儲けを積み上げても、それなりの金額になるのです。これが、ネットビジネスの本質だと思いますし、だからこそ、僕らはネットの技術力を磨き続けています。

 「ネットビジネスの本質」という見方は私も賛成ですが、これをもって「インターネットは市場を狭くする道具だ」とみなす人がいます。ただ、それは一面的な見方に過ぎず、リブセンスのお陰で得をしているたくさんの人材がほしい人、仕事がほしい人がいるのです。


●「1人が世界を変えるサービス」を開発したい

 話が逸れていきそうですので、インタビューの方に戻ります。
 同じ世代の起業家仲間はたくさんいますが、僕らの世代と先輩起業家の方々とは、「起業」に対する考え方が少し違うかもしれません。うまく言えないのですが、同世代には、「お金持ちになりたい」「名誉を得たい」というような野心を抱いている人が少ないと思います。むしろ、「優れたサービスを生み出して、人々の生活に役立つモノになればいい」という思いの方が強いんです。

 「世界と戦う」という意識も薄いかもしれません。というのも、ネットはそもそも世界と直結しているので、いいサービスを開発してユーザーに受け入れられれば、そのまま世界中で売り込める時代になっているんです。例えば、米アップルのiPhoneのアプリを開発して、それが優れていれば、そのまま「AppStore」で販売できて、世界に広まっていく。国境を意識する必要がないんです。

 だからこそ、まず日本で「不可欠だ」と感じてもらえるサービスを開発したい。例えば、料理のレシピサイト「クックパッド」やレストランの口コミサイト「食べログ」は、そんな存在になりつつありますよね。まずはそれに近づくことが、僕らの目標です。

 ネットの世界って、社員が多ければいいモノが生まれるわけではありません。1人の天才エンジニアが、世界を変えるサービスを生み出すことがある。そこに無限の可能性を感じるし、日本からでも世界に誇るサービスが生み出せると考えています。

 「そのまま世界中で売り込める」は、私も期待しています。ウェブの世界では海外、特にアメリカのサービスが悔しいほど普及しています。日本は文化が違うと言いつつも、現にこうやって浸透しているものがあるんですから、その逆を行くことも可能なはずです。

 また、先の話の「営業マンはほとんどいません」「出稿も集客もネットでほぼ完結させています」「固定費はほとんどかかりません」というのも、私がインターネットサービスに期待する理由です。

 日本の現在の核である製造業にはオートメーション化を進める、あるいは他に代替できないことをするといった道があるものの、人件費の高さというハンデがあります。その占める割合が低くて済むというのは、人件費の高い先進国にとっては最大の魅力だと思うのです。


●求人だけじゃなくて不動産なども…共通点と言えるものは?

2019/02/03:「リブセンスは人材仲介業ではなくネット企業」に絡む話が、創業10年を超えデータ企業へ脱皮/リブセンス 代表取締役社長 村上太一 Taichi Murakami(2018年03月12日)にありました。

 祖業の「マッハバイト」や「就活会議」「転職会議」は仕事関係ですが、不動産情報サイトやインタビュー当時やっていて後に手放したファッションECのwaja(ワジャ)といった一見関係ないものをやっています。これを踏まえてでしょうが、インタビューアーが「これまで御社は求人サイトの印象が強かったですが、今やデータ企業として脱皮されようとしていますね」と聞いていました。共通点と言えそうなのは、データ解析的なところみたいですね。

 現在、データテクノロジーへ投資していて、リブセンスアナリティクスというデータ収集の基盤を強化。「今のところ、データテクノロジーは自社サービスの質向上に役立てていますが、今後はこのノウハウを他社サイトに導入するようなビジネス展開をして、よりスケールさせていきたい」と村上太一社長は言っていました。


●リブセンスは求人の世界に「成功報酬型」を取り入れた

2011/12/19、2019/02/21:史上最年少上場社長リブセンスの村上太一さんについては興味があって、以前にも書いています。そのときに紹介した記事以外にも2つ記事を読んだのですけど、あまり感じるところが無かったので取り上げませんでした。

 でも、最近読んだ若者よ、史上最年少25歳で上場の村上太一氏に続け!(登録要 ダイヤモンド・オンライン 2011年12月14日 山崎 元)の方はちょっとおもしろいところがありました。

 まず、求人広告のビジネスでは、かつては紙媒体の就職情報誌や、近年ではインターネット上のサイトに求人主が広告費を払って、求人広告を掲載するビジネスモデルが主流であったと説明。このモデルでは、広告を取るための営業力やサイトの集客力(ページ・ビューなどで測られる)などが重要。コストがかかる点に、参入障壁がありました。

 ところが、リブセンスがジョブセンス(後のマッハバイト)で採用した、求人が成功して採用に至るまで雇い主側で費用のかからない成功報酬型のビジネスモデルだと、求人広告を出す側のハードルが下がります。また、求人広告が集まりやすくなることによって、求職者側も1ヵ所のサイトを見に行くと多くの求人案件にアクセスできるので、求人・求職両方の側にとってメリットがあるとしていました。

 「求人広告」ではなく、単なるインターネット広告の場合、近年というわけではなく、昔から「成功報酬型」広告は主流の一つ。リブセンスは、求人の世界に「成功報酬型」を取り入れたと言うと、スマートかもしれません。


●ネットビジネスでの起業のメリットとは何か?

 あと、記事は若者、あるいはサラリーマン、退職者にも起業を勧める内容でした。村上社長の起業は、大学1年生時と早いが、学生時点での起業、それもなるべく早い時点での起業には、少なからぬ合理性がある、と山崎 元さんはしています。

 理由の一つは、インターネット関連のサービスのビジネスで起業することを考えると、製造業などと比較して、設備やマーケティングの費用はそんなにかからないこと。また、サービスをリリースしてからその成否に関して決着が付くまでの期間は短いことも挙げられています。

 これらはインターネットビジネスでの起業の利点といえるもの。以前も出てきたものですが、再度強調しておこうと紹介しました。

(2019/02/21:ただし、その後、起業家の成功率 年齢は若い方が良い・ワンマン社長が良いって本当?で、若い方が起業の成功率上がるは嘘だった…という話をやっています。若者が起業すべき…というススメは自体は、慎重に判断する必要がありそうです)


●お金や名誉や自己顕示欲のなさは最近の起業家のトレンドか?

 それから、前回も引用した渦中のひと 最年少上場は通過点 村上 太一 リブセンス社長の 告白(日経ビジネス2011年11月14日号)では、以下のような部分がありました。

"同じ世代の起業家仲間はたくさんいますが、僕らの世代と先輩起業家の方々とは、「起業」に対する考え方が少し違うかもしれません。うまく言えないのですが、同世代には、「お金持ちになりたい」「名誉を得たい」というような野心を抱いている人が少ないと思います。むしろ、「優れたサービスを生み出して、人々の生活に役立つモノになればいい」という思いの方が強いんです"

 これを引っ張り出してきたのは、お金や名誉に興味はない!ほしいのは“自由”だけ!なぜゆとり起業家はガツガツしていないのか(ダイヤモンド・オンライン 2011年12月14日 梅田カズヒコ)を読んでいて共通点を感じたためです。

 この記事は20歳の女子大生の起業家のインタビュー。インタビューアーは、普通、社長になろうとする人はお金が欲しいとか、名声とか名誉とか、つまり自己顕示欲の現れがあるのに感じられないとしていました。

 それに彼女は「面白いことをやっていたいだけです。あまりお金が欲しいとか、地位とか名誉とかには興味はないです」「(お金は)人並みにあれば充分です」といった回答をしていました。


●やりたい仕事がわからないからこそ起業するメリットがある?

 あと、この方がおもしろいと思ったのが、「やりがいを求めている」といったこととも違うとしていたこと。やりがいと言うよりは、自由度を求めている感じです。

「やりがいと言えばとても就活的ですが、私としてはもう少し違うイメージです。例えばAと言う仕事に興味を持っていても、突然Bに興味を持つかもしれない。一般的な企業ではAという仕事を命じられたらBの仕事はできません。でも、自分が経営者の場合はその時自分が一番興味ある分野に打ち込めることだと思うんです」

 先の学生時点の起業は失敗したら普通に就活すれば良いという利点もあったのですが、以前の起業・ベンチャー推奨 ホリエモン「一番安全」Chikirin「大企業に就職するより圧倒的に得」でも書いたように、肩肘を張ったものではない軽くてゆるい起業というのが、日本でももっとあって良いと思っています。


【本文中でリンクした投稿】
  ■起業家の成功率 年齢は若い方が良い・ワンマン社長が良いって本当?
  ■起業・ベンチャー推奨 ホリエモン「一番安全」Chikirin「大企業に就職するより圧倒的に得」

【関連投稿】
  ■リブセンス村上太一社長は仕事人間 結婚相手の希望条件まで仕事中心
  ■早大ビジネスコンテスト、リブセンス村上太一と与沢翼を生み出す
  ■減益で株価下落、リブセンスやばい? 祖母忠告の悪い時期来たる
  ■リブセンス村上太一 リクルートがジョブセンスを作れない理由
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