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コンビニ日本一はセイコーマート!特徴はスーパーより安い惣菜・ワインなど


2011/11/22:
●コンビニ日本一はセイコーマート!セブンイレブンより人気
●惣菜・ワインなど…特徴はスーパーより安いとすら思う価格
●夜間に閉店・田舎に積極出店・店内で調理という超非常識コンビニ
●口コミで勧めたくなるのはセブンイレブンよりセイコマート
●実は歴史もセブンイレブンよりあり、設立の経緯も異色
●関東に少しある程度でほとんど北海道にしかないセイコマート
●セイコマートのポイント導入の先駆性、セブンイレブンが真似するほど


●コンビニ日本一はセイコーマート!セブンイレブンより人気

2011/11/22:セイコーマートは北海道に強いので、北海道出身の私は知っていますが、別段すごいと思ったことはありませんでした。

 ところが、セブン‐イレブンを超えた“反常識”コンビニ SNS時代の新旗手セイコーマート 向山 聡  2011年10月27日(木)によると、今年の満足度調査で「コンビニエンスストア・全国1位」の座を獲得したそうです。セブンイレブンより良いんですね。

 そのセブンイレブンと比較して売れ行きが良い商品は、セブンイレブンで取り扱っていない肉、野菜の他、惣菜、ソフトドリンク、アルコールなど、とにかく食品類のようでした。


●惣菜・ワインなど…特徴はスーパーより安いとすら思う価格

 セイコマートのポイントの一つとしては安さ。高いのが当たり前のコンビニとしては、あり得ない売りですね。調査では、セイコーマートに対して「安い」「おいしい」という点で高く評価をされていました。

 特にその「安さ」については、アンケート回答者の2割を超える方々が自由意見としてわざわざコメントをしているほど。セイコーマート以外のコンビニエンスの企業では、安いとコメントする方は3%未満しかいないので、明らかな特徴になっていました。以下のような感じです。

 「卵、トイレットペーパー、ティッシュペーパーがスーパーより安かったりするあたり、他のコンビニとは全く違う。メロンパンがおいしい!! コンビニは高いというイメージが少なくなった(30代・女性)」
 「コンビニではなく、スーパーと変わらない(安い)価格で、買い物がしやすい。牛乳を二本買うと割安になるなど、手頃感があるのがいいと思う。スーパーで買い物をするよりレジが早い(40代・女性)」
 「セイコーマートの100円惣菜シリーズとかオリジナルパンがとても美味しい。ホットシェフのガーリックポテトとかカツ丼もお気に入り。セイコーマートのカップヌードルとかドリンク類も他より安い。他のコンビニも利用しますが、値段等を考えたら一番お徳(50代・女性)」
(関連:セイコーマートの100円惣菜がすごい ボリュームたっぷりでなぜこの値段?)
 「他店よりもなぜか親しめるという点。自社ブランドのチューハイやコーラや自社輸入のワインも安く買えるのも良いし、イモサラダはどこのイモサラダよりおいしいと思う(40代・男性)」

 好評な品の一つである格安ワインは、グループ直輸入を行っていることにより、直接現地のワイナリーを訪れて品質を確認、輸入手続も自社グループで行うことで、品質のよいワインを豊富な種類で取り揃えられるとのこと。

 セイコーマートには500円という非常にお手頃な価格のワインが揃っており、「実際に飲んで頂きますと、そのコストパフォーマンスを十分に感じて頂けると自信をもっております」としていました。
(関連:セイコーマート、500円ワインの秘密とホットシェフの良さ)


●夜間に閉店・田舎に積極出店・店内で調理という超非常識コンビニ

 それから、もう一つコンビニとして常識外れな点は、夜間に閉店していること。北海道内1012店舗で24時間営業は226店舗・2割強しかありません。普通に考えると「営業時間が短いと不便」で評価が下がるはずが、前述の通り、日本一だったんですね。足かせにはなっていないようです。

 さらに、田舎に店舗を作ると物流やバックアップの効率が低下するので出店しないのに、利尻島や礼文島などの離島やスーパーなどがない田舎に出店。セイコーマートは子会社が物流網を構築しているからとの説明でしたが、非常識すぎます。

 また、店舗内で調理をすると、汚れやすかったり人件費が高くなるので、一般には避けられるのに、店内で調理をした弁当を作って売っています。ホットシェフという名称みたいですね。消費者のコメントでは、お惣菜などに対して、熱狂的とも言える評価があったとのこと。オリジナル商品も多いようです。
(関連:セイコーマート、500円ワインの秘密とホットシェフの良さ)

 町の食堂などが衰退していく中で、セイコーマートが出来立てのごはんを提供できる機能があれば、お客様の選択の幅も広がるという説明も。北海道に住んでいた頃はほとんど利用したことがなかったのですけど、確かにスーパーっぽさは感じるコンビニという印象はありました。


●口コミで勧めたくなるのはセブンイレブンよりセイコマート

 セイコーマートは「人に良い意味で勧めたい(クチコミ)」「自分は今後も使い続けたい(ロイヤルティ)」という評価が高く、その影響度も高いそうで、クチコミに関しては、セイコーマートは「満足度からクチコミ」への矢印が0.57と強くなっており、セブン-イレブンは0.47と小さくなっているそうです。

 これは「コンビニとは、こんなものだ」という常識を覆して“よくやるわい”と感じてもらうためで、人が良いクチコミを言いたくなるのは、“当たり前”と違う点を感じた時が多いためとの分析でした。"セイコーマートは「お客様が求めているもの」を独自の視点で考え、試行をしてきた"というのが、これがセイコーマートの強さだとのこと。

 うーん、そんなすごいコンビニだとは知りませんでした。北海道にも良い企業あるじゃん。…と書いてから、本当に北海道だよね?と不安になって、Wikipediaを確認。「セイコーマート(Seicomart)は、主に北海道を地盤とする日本のコンビニエンスストアチェーンである。本社所在地は札幌市中央区」「 1971年 8月10日 1号店が札幌市北区で開店」とのこと。大丈夫、北海道でした。


●実は歴史もセブンイレブンよりあり、設立の経緯も異色

 Wikipediaでは、他にもおもしろかった点がたくさんあります。これまた意外なことに、「
1971年にコンビニエンスストア業態の最初の店舗を開店しており、日本国内ではセブン-イレブンよりも先駆けで最古参の部類に入る」とのこと。歴史もあるようです。

 また、この設立の経緯というのがまた異色でした。大手資本が作ったわけではなく、中小零細企業が集まる形でできあがったみたいです。
セイコマートは地場の酒販関係者の集まりから派生したものであり、大手流通チェーンが設立母体であるセブン-イレブンや、ローソンのように商社の資本参画による経営ノウハウ・資本力で全国展開されている現在のコンビニ業界においては異色といえる。

当初の優位点は、酒類販売免許を得にくい全国チェーンに対し、酒販店からの転業が中心で、また北海道内では旧産炭地で廃業した酒販店の免許を多く転用できたため、ほぼ全店で酒類販売をおこなえた点にあった。また、子会社の問屋「セイコーフレッシュフーズ(旧:丸ヨ西尾)」や日販品(弁当類)製造発売部門を分社化した「北燦食品」といった事業別会社によるセイコーマートグループを形成し、道内物流の足がかりを整え、的確なマーケティングを行ってきたことで、他の酒販店系チェーンを抑え、北海道におけるコンビニチェーン店舗数道内シェア第1位(2006年9月時点)を獲得している。

 酒造・酒販業界から発祥した経緯もあって、当初から酒類取扱店舗の率が極めて高いとのこと。酒類を取り扱わない店舗は、病院・大学・庁舎といった公共施設に入居する店舗のみで極めて少数だそうです。私はお酒飲まないので気になりませんでしたが、今でもお酒置いてないコンビニってあるんですね。


●関東に少しある程度でほとんど北海道にしかないセイコマート

 先程特徴だとしていた「田舎への出店」に絡む話があったので補足。セイコーマートしか出店していないという貴重な地域が多いそうです。このWikipediaの閲覧時点では、宗谷総合振興局管内全域・留萌振興局管内の一部・上川総合振興局管内の一部(日本海側は遠別町以北・内陸は音威子府村以北・オホーツク海側は枝幸町以北)がそうでした。

 ただし、全域に出店しているわけではなく、出店のない自治体もあります。道内で出店のない自治体は、2011年6月時点で、※占冠村、比布町、※初山別村、※幌加内町、※浦臼町、月形町、赤平市、※神恵内村、真狩村、乙部町。このうち、※印の町村は、セイコマート以外のコンビニもないそうです。

 このように採算を取るのが難しそうな地域でも出店に成功しているものの、北海道以外ではうまく行っていません。1980年代に酒販店舗をセイコーマートへ転換する形で茨城県・埼玉県と、近畿地方へ進出しましたが、近畿地方については既に撤退し、関東エリアについては店舗の成り立ちから、フランチャイズ展開はかなり限定されているといいます。

 店舗数は2011年3月末現在1101店舗となり、国内のコンビニでは第7位の店舗数ですけど、北海道1001店、関東地区100店と明らかに偏りがあります。私は茨城でセイコマートを見かけて「本州にもあるんだ!」とびっくりしたのですが、実はかなり貴重な店舗だった模様です。


●セイコマートのポイント導入の先駆性、セブンイレブンが真似するほど

 その他の特徴をガガッとまとめて。

・他のコンビニエンスストアにはあまり見られない、新聞広告による特売チラシや特価品などが多いのも特徴。販売形態において個人店舗の名残を比較的残す店舗も多い。
・サービス産業生産性協議会発表、2011年度の顧客満足度調査コンビニエンスストア部門において首位を獲得(前回2位)地元基盤の企業が首位になるのは他の部門含めて初めて。
・HCの「大きなおにぎり」という商品は字の如くボリュームのあるおにぎりで、食事に時間の無い時やドライバーに売れ筋の特徴的な商品の一つである。さらに上回る大きさ(茶碗1杯分程度の米飯使用)の「超でっかいおにぎり」という商品も存在する。
・大手チェーンのファミリーマートの筆頭株主である伊藤忠商事と、セイコーマートの子会社である食品・酒類卸のセイコーフレッシュフーズとは従前より資本関係があり、道内に店舗を持たなかったファミリーマートとはDVD仕入れや歳暮商品取り扱いなどで提携関係にあった。2006年、ファミリーマートと丸ヨ西尾は合弁でエリアフランチャイズの北海道ファミリーマートを設立し、同年7月に第1号店を札幌市に開店、北海道へ進出することとなった。今後はセイコーマートの既存の店舗網や流通網と、ファミリーマートの全国ブランド力を生かし、すでにコンビニ過密状態と言われる北海道において両チェーンとの共存共栄をはかっていくこととなる。

 北海道にはファミリマートが以前なかったのは知っていましたが、そういう経緯もあったんですかね。

 最後はポイント導入について、独立してひとつ。これも特徴だなぁと思っていました。他のコンビニもポイントを導入し始めたものの、セイコマートの方が圧倒的に早く、先駆的でした。

・2000年に、日本国内のコンビニで初の本格的なフリークエント・ショッパー・プログラム (FSP) である「セイコーマートクラブカード」を道内店舗に導入し、翌2001年には関東地区店舗にも展開した。(中略)この効果に気付いたセブン-イレブンは2003年に北海道限定でポイントカードを導入し追従したものの、FSPとして充分に機能せず、大きく遅れをとり、nanacoの導入に伴い2007年5月で加入・ポイント加算を終了した。

 なんかこうやって調べていると、好感度増しますね。今度帰ったとき、よく見てこようと思います。


【本文中でリンクした投稿】
  ■セイコーマートの100円惣菜がすごい ボリュームたっぷりでなぜこの値段?
  ■セイコーマート、500円ワインの秘密とホットシェフの良さ

【関連投稿】
  ■ローソン、いつの間にかダイエー傘下から三菱商事系に変わっていた
  ■きれいなトイレで売上増加? ローソン、平塚駅の駅ビル「ラスカ」などのトイレマーケティング
  ■セイコーマートが顧客満足度ナンバーワンなのはマーケティングのせい
  ■ミニストップの挑戦 手作りおにぎり、コンビニコーヒーの開拓者
  ■企業・会社・組織についての投稿まとめ

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