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日本の宅配ボックス事情は中国より遅れている?屋外型で電子式の共用宅配ボックスが普及


 中国では、すでに宅配ボックスが数万ヵ所に設置されており、日本の宅配システムが「世界最高」などと言っていられないという話がありました。「日本は遅れてる~」という感じの話です。

 でも、本当かいな?と思ったので、検索して他の情報も見ています。(2017/7/30)


●日本の宅配ボックス事情は中国より遅れている?

2017/7/30:出典なしの良くない内容でしたが、とりあえず、宅配ボックス - Wikipediaを見ました。こちらによると、中国では共働きが多い大都市部を中心に、近年は宅配ボックスが急速に普及し始めており、宅配ボックスメーカーは既に20社以上あるとのこと。

 中国でよくある仕組みは、以下のような電子的なものだそうです。中国の宅配ボックスで検索すると、この方式のを実際に使ってみた!という体験談が多く出てきました。

・配達員が配達時に受取人の電話番号を宅配ボックスに入力すると、システムが自動的に暗証番号を生成して受取人の携帯電話にSMSで暗証番号を通知し、受取人はその暗証番号を宅配ボックスに入力すると受け取れる

 "配達員は配達通知書を手書きする必要がなく、SMSで受取人に直接通知されるので家族に荷物を知られる恐れが少なく、受取時に磁気カードも要らないという点から、日本よりも先進的な仕組みと言える"ともありました。


●日本でもダイヤル式は減って電子式が増加中?

 私が知っていた宅配ボックスは、以前住んでいたマンションに設置されたダイヤル式のもの。ただ、Wikipediaでは、"宅配ボックスの初期型であり、近年はマンションではあまり見られないタイプだが、最低2箱からの製品もあるので今でもアパートで採用が多いタイプである"としていました。

<ダイヤル式>
操作方法:宅配ボックスのそれぞれの箱の扉に3桁または4桁のダイヤルがある。配達員は荷物を入れ、ダイヤルを配達員自身がその場で決めた番号に合わせてこれを暗証番号とし、「宅配ボックスに入れました。箱番号は○番で、暗証番号は○○○○です。」という配達通知書を作成して郵便受けに投函する。受取人はダイヤルを暗証番号に合わせることで扉が開き、荷物を取り出せる。

 ということで、なんか日本でも電子式が増えている感じではあります。

<電子式(液晶パネル式)>
操作方法:液晶画面があり、配達員は画面や音声で案内される手順に従って荷物を入れた後、「宅配ボックスに入れました」という配達通知書を郵便受けに投函する。受取人が扉を開く方法は、部屋ごとに決まっている固定暗証番号(入居時にマンション管理会社から渡された書類に書いてある)を使用するタイプと、予め住民に配布されている磁気カード等を使って扉を開くタイプの2タイプがある。


●中国で普及しているのは、屋外型の共用宅配ボックス

 ただ、そもそも日本で今注目されている宅配ボックスって、個人の住宅に置くようなタイプですよね。私が住んでいたマンションのものは個人用ではなかったものの、室内だったというのが中国と違う点。中国での宅配ボックスの写真を見てみると、屋外にどーんと置いてあるタイプがほとんどなんですよ。ちょっと雰囲気が違いますね。

 また、うちの小区にも宅配ボックスが設置された シャンハイリンゴ(2017/4/5)では、普及が進んでいるといった感じの記述がありました。

"うちのような小区(xiǎoqū、団地みたいな意味)にさえ設置されたのですから、きっと上海、いや中国全体でこうしたシステムが急速に普及しているのだと思います"


●中国はとにかく改善のスピードが早い

 検索していてもあまり数字的な話はなかったのですが、(PDF)成長の勢いが止まらない中国の宅配便事情 株式会社クララオンライン コンサルティングチーム(2017.3.17)でやっと詳しい話が見つかりました。

 こちらによると、宅配ロッカーはは都市部を中心に10万台以上。日本が何個なのか不明だったものの、日本よりずっと多いといった書き方。さらに、荷物を代わりに受け取ってくれる拠点“代収点”も多いそうです。一方で、中国らしく、保管中の紛失や破損、なりすましによる勝手な荷物の受け取り等の問題も生じているとしていました。

 ただ、それでも全体としては評価するまとめで、ドローンによる無人配送の試みも早い段階から行われている上に具体的な計画もあり、「ラストワンマイルの問題を解決するスピード感には学ぶものがある」としていました。

 このスピードは中国の強みであり、赤字だった日本企業を買収してあっという間に黒字転換したり、アフリカのインフラ整備でありがたがられたり…といった実績を残しています。
(関連;鴻海買収のシャープもう復活?日本企業は中国・台湾に負けて当然 15年連続の赤字の三洋電機は数年で黒字にアフリカの大統領「日本が中国から学ぶことを勧める」と注文)

 とはいえ、スピードが重要というのは、スタートアップなど仕事全般として重要なこと。グーグルもスピードを重視しています。中国だけの話ではなく、一般的な話かもしれません。


●意外なことに中国でも日本と同じく深刻な人手不足に

 話がそれてきましたが、中国では日本同様に宅配便サービスが深刻な人手不足だと書かれていて、意外に思いました。日本の人手不足は特殊なもので、中国みたいなところは人が余っていて、人件費も安いというイメージだったためです。

 中国でも人が足りない理由は、宅配便の伸び方が凄まじいためでしょう。そういえば、他の記事でも、中国人は何でもかんでもネットで頼むという話がよく出ていました。これは具体的な数字を見ると、よくわかります。

 直近の日本における宅配便の年間取扱個数は約38.7億個で、 前年比では3%程の伸び。それに対し、中国は、およそ 8倍となる313.5億個で、その伸び幅は51.7%という考えられないような伸び方をしています。

 また、中国の宅配便業界が人手不足となったのは、賃金が良く、労働時間も短いデリバリースタッフに転職してしまうからという事情もあるそうです。

 とはいえ、これは健全な話。日本でブラック企業が多いことの理由の一つは、転職の少なさだと思われます。こうして悪い環境の企業から人がちゃんと逃げれば、企業側も対応して工夫してきます。一方、サービス残業・長時間労働で従業員を非人間的に働かせることでやりくりできてしまうと、企業側も変わろうとしません。

 最後でまた話がそれちゃいましたけど、日本は最もロボット・AIに仕事を奪われる国?労働生産性が低いためかでやったように、日本は中国よりも人がやらなくて良いことを人にやらせているようでした。もっと省力化を進める必要があります。


【本文中でリンクした投稿】
  ■鴻海買収のシャープもう復活?日本企業は中国・台湾に負けて当然 15年連続の赤字の三洋電機は数年で黒字に
  ■アフリカの大統領「日本が中国から学ぶことを勧める」と注文
  ■日本は最もロボット・AIに仕事を奪われる国?労働生産性が低いためか

【その他関連投稿】
  ■アマゾンの配送から佐川急便が撤退 ヤマト運輸も本当はキツイ 日本の宅配便崩壊危機の原因は「再配達」だった
  ■佐川急便はブラック企業?渡邉美樹いわく「人間扱いされない会社」
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