保守派が小泉進次郎議員を批判 鳩山由紀夫元首相みたい

2018/07/24：
維新の会など保守派すら批判、自民党の参議院｢定数6増｣
保守派が批判 小泉進次郎議員は鳩山由紀夫元首相みたい


●維新の会など保守派すら批判、自民党の参議院｢定数6増｣

2018/07/24：安積明子さんは保守派ジャーナリストとされており、実際、片山さつき議員の発言を引用して、慰安婦デマを流すなどしており、保守派らしいところがあります。(関連：国連のクマラスワミ報告書は吉田証言で否定された…は誤解)

　この人ですらマシとなると保守派はどれだけヤバイんだという話に残念ながらなってしまうのですけど、安積明子さんがまだいくらかマシなのは、森友学園問題や加計学園グループ問題では安倍政権を糾弾していたためです。

　また、安積明子さんは、“自民党の利益”を守るためだとして、参議院｢定数6増｣についても批判していました。自民党が国民の負担軽減よりも、自分たち国会議員の身分保障を優先しているとも指摘しています。
(参議院｢定数6増｣はいくらなんでも酷すぎる | 国内政治 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準　2018/07/16 15:00より)
　
　自民党に近いおおさか維新の会の松井一郎大阪府知事ですら、以下のように批判していたそうな。

「自然災害でお金がこれからもいるのに、なぜ国会議員を6人増やして（1人当たり）年間1億円の経費を渡すのか。腹が立って仕方がない。人口が減っているんだから増やす必要はない。自分たちの党利党略じゃないか」


●保守派が批判 小泉進次郎議員は鳩山由紀夫元首相みたい

　この自民党の参議院｢定数6増｣については、小泉進次郎議員も苦言。ところが、そう言いつつ賛成票を投じたために、今度は小泉議員が批判されることになりました。

　これがさらにややこしくなったのは、鳩山由紀夫元首相が「私たちは（新党）さきがけを創るとき、宮沢内閣不信任案に自民党議員として反対した。そのような党にはいられないと離党した」などとツイートして、小泉進次郎議員を挑発したため。黙ってればいいのに、余計なことしましたね。

　鳩山ツイートを見た保守派の夕刊フジは喜々として、鳩山元首相が「武勇伝」誇示し進次郎氏を“挑発”　有本香氏「鳩山氏は静かにお休みを」　夕刊フジ / 2018年7月23日 17時1分という記事に、「鳩山氏には、あきれて言葉もない。もはや国政への影響力はなく、求められてもいないのに発言すれば、混乱を招くだけだ。静かにお休みされた方がいい」というジャーナリストの有本香さんのコメントを載せていました。

　ただ、タイトルにはなっていなかったものの、有本香さんは小泉進次郎議員にもボロクソ言っていたんですよ。「進次郎氏は何を実現したいのか理念が見えない。政治家として、どこに芯があるか分からず、論評の対象にならない。下手をすると、鳩山氏のようになりかねない」とのこと。

　保守派内でも「安倍首相支持でなければ保守派にあらず」みたいな勢力がいますので、内輪喧嘩が激しくなっていますね。


【本文中でリンクした投稿】
　　■国連のクマラスワミ報告書は吉田証言で否定された…は誤解

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