2019/06/17:
●島根大学の准教授ら女性暴行や容姿を侮辱する発言で解雇などの処分
●Wikipediaの中身がない島根大学、唯一の逸話は「右翼殺到」
●殺人事件の被害者に興味津々!大学関係者100人近くがカルテに殺到
●島根大学の准教授ら女性暴行や容姿を侮辱する発言で解雇などの処分
2019/06/17:加害者の名前など「被害者保護の観点から」として詳細を明らかにしていませんが、島根大学は2人の准教授についての処分を発表しています。
まず、松江市西川津町の松江キャンパスに勤務する40代の男性准教授の件。彼は2016年春から複数回、学外の知人女性に暴行したということで、普通に犯罪者です。女性は病院で治療を受けたほどで、本人の家族から大学に通報があり発覚。准教授も概ね認めているとのこと。この内容なら懲戒解雇だろうと思いますが、論旨解雇になっています。
同じく松江キャンパスに勤務して、同じ40代男性ですが、別の准教授についても問題がありました。彼は指導学生の容姿に関する侮辱的な発言を繰り返したとして戒告処分となっています。この准教授は15年にもハラスメント行為があり、大学から指導を受けていたそうです。
(
女性に暴行した准教授を諭旨解雇 別の准教授は容姿を侮辱し戒告 島根大 毎日新聞2019年6月15日 12時38分より)
●Wikipediaの中身がない島根大学、唯一の逸話は「右翼殺到」
島根大学って聞いたことありませんが、国立大学なんだろうか?と検索。私立大学ではなく、普通に国立大学ですね。1949年ということで、戦後にできた大学だそうです。
また、
Wikipediaは概要説明みたいなのばかりで、全然おもしろい話がなくて困りました。唯一のエピソードらしきものとしては、「天皇小論文入試」事件というのがあっただけです。
<1994年、島根大学法文学部が大学入試において、和田英夫 『昭和天皇と日本国憲法』、樋口陽一 『もういちど憲法を読む』、久野収 『「天皇崇拝」の意識構造』の3つの課題文をもとに、昭和天皇の戦争責任に関する出題を行った。これに対して、右翼団体が全国から殺到し、街宣車を繰り出して大学側に抗議を申し入れるという事態となり、広く社会の注目を集めた>
●殺人事件の被害者に興味津々!大学関係者100人近くがカルテに殺到
仕方ないので島根大学のニュースを探したのですが、これまたおもしろい話がなくて参りました。つい最近の不祥事がいくつかあるものの、あまり変わったものではありません。ただ、2018年の不祥事では、興味を引くものがありました。
・島根県出雲市で今月あった殺人事件で、島根大学医学部付属病院(出雲市塩冶町)の関係者96人が、搬送された被害者の電子カルテを業務外で閲覧していた。
・事件や災害で病院に運ばれた人の容体を取材するにはプライバシーの観点から高い壁があるにも関わらず、多くの医療関係者が業務と関係ない被害者のカルテを見ており、二重基準となっていた。
(
問われる「医の倫理」 殺人被害者カルテ閲覧 毎日新聞2018年11月22日 10時05分より)
別記事によると、のべ312人がカルテを見ていたとのこと。何度も見ていた人がずいぶんいたみたいですね。
・島根県出雲市で女性2人が殺害された事件で、うち1人が搬送された島根大医学部付属病院(同市)の関係者延べ312人が、この被害者の電子カルテを閲覧していたことが同大学への取材でわかった。カルテには患者の住所氏名、けがの状態が記されていた。
・同大医学部医療サービス課によると、電子カルテを閲覧できるのは医師や看護師ら計約1千人。閲覧は事件が起きた日から始まり、アクセス集中を不審に思った担当者が2日後に閲覧できないようにした。
(
殺人事件の被害者カルテ、不適切な閲覧 島根大病院 木脇みのり、市野塊 2018年11月13日18時23分より)
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