<フルーツポンチに入れるのは寒天・ナタデココ…どっちが正しい?>、<フルーツポンチのポンチはお酒の名前…実はアルコール入りなの?>、<日本では最初「ポンス」だった…これがポン酢になったって本当?>といった話をやっています。
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●フルーツポンチに入れるのは寒天・ナタデココ…どっちが正しい?
2019/07/29:フルーツポンチに入れるのは寒天かナタデココか?という話をしているのを見て、どっちが正しいのだろう?と
フルーツポンチ - Wikipediaを見てみたのですけど、いろいろと知らなかった話があって、「へー」と思いました。
とりあえず、フルーツポンチ(フルーツパンチ)は、そもそも「パンチ」(ポンチ)に切った果物(フルーツ)を入れた飲み物・デザートであり、寒天・ナタデココともに必須ではないようです。したがって、寒天・ナタデココどちらも正式ではないと言えるでしょう。入れちゃダメってことでもないでしょうけどね。
ただ、Wikipediaでは、「果物以外に寒天やゼリー等を加える場合もある」としていたものの、ナタデココについては明記されていません。なので、フルーツポンチに入れるのが一般的だったのは、寒天、ナタデココどちらか…と言うと、寒天だったのかもしれません。ナタデココ派の私としては残念に思いました。
あと、ここでゼリーが表記はあったので、ナタデココはゼリーの一種なの?とも気になりました。Wikipediaのナタデココではゼリーという説明はなかったものの、カテゴリはゼリー。説明では、「ゲル状のもの」とあります。さらにゼリーのWikipediaには、ゲルの通称とありますので、ナタデココはゼリーの一種なのかもしれません。
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●フルーツポンチのポンチはお酒の名前…実はアルコール入りなの?
さて、フルーツポンチでいろいろと気になったという話。Wikipediaのフルーツポンチの説明は実を言うと、<フルーツポンチ・フルーツパンチ(英: Fruit punch)は、果汁等を混ぜたアルコール飲料「パンチ」(ポンチ酒、ポンチ)に、切った果物(フルーツ)を入れた飲み物・デザート>となっていました。ポンチ(パンチ)というのは、お酒の一種だったのです。
パンチは酒・砂糖・果汁・水・スパイスの他、シロップや炭酸水を入れるのが一般的な飲み物。17世紀以前の西ヨーロッパ、イギリス周辺で生まれた飲料です。原型は蒸留酒(アラック)、砂糖、レモン汁、水、紅茶または香辛料の5つの材料からできた、一種のカクテルで、サンスクリットおよびヒンディー語・マラーティー語等で「5種」を意味する「パーンチ」に由来するとする説が有力だそうです。
しかし、現在では、酒を使わないパンチもあり、子供のパーティー等で供されているとの説明。フルーツポンチも同様にアルコールを含まないものも多いとのことです。微量のアルコールを知らずに飲み続けていたということでもなく、私たちが食べているものはお酒が入っていないのかもしれません。
試しに検索して一つ缶詰の販売サイトを見てみると、原材料名にアルコールの表記はありませんでした。なお、パンチは以前温かくして飲むものであったそうです。これも現在では考えられませんね。冷たくして飲まれるようになった19世紀頃からだといいます。驚く話ばかりです。
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●日本では最初「ポンス」だった…これがポン酢になったって本当?
「パンチ」と「フルーツポンチ」とを分けて説明してきましたが、英語などでは、果物が入っていても単に「パンチ」と言う場合が多いとのこと。「フルーツポンチ」という言い方をする日本は、やや独特なのかもしれません。
フルーツなしのパンチは、江戸時代にはすでにオランダ商船等を通じて日本にもたらされており、意外に日本でも昔からあったんですね。ただし、名前はオランダ語 pons を借りて「ポンス」でした。今でもオランダ語由来の言葉は日本に多く残っていますが、ポンスは変化。明治時代には、英語の punch からの音訳で「ポンチ」「ポンチ酒」等と言ったそうです。
20世紀初頭に日本初のフルーツパーラーとして開業した銀座千疋屋にて、二代目経営者の斎藤義政の発案により、パンチに果物を多く入れ、特注のステムの長いグラスに盛った「フルーツポンチ」が1923年(大正12年)から発売。「パンチ」ではなく「ポンチ」としたのは、当時流行した風刺絵のポンチ絵を意識してとされていました。「ポンチ絵」というのは、今でも建設などの現場で使われる言葉です。
ただし、Wikipedia内でも異なる説明があり、これは怪しい感じ。『日本国語大辞典』では、「ポンス」(1799年)、「ポンチ」(1887年)、「パンチ」(1969年) と変わった…と記述している部分があるんですよね。なので、実際には銀座千疋屋が言い出す前からその前から「ポンチ」が一般的だったのではないかと思います。
一方、使われなくなったオランダ語由来の「ポンス」ですが、酒だけではなく酸味の果汁を指すようになり、ポン酢の語源となったと言われているとのことでした。こちらもびっくりする話です。この「ポンス」がポン酢説は、なんだか胡散臭い気もするのですけど、とにかくそういった説明でした。
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