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ピラミッドの謎の嘘 僅か20年で完成・クフ王の墓に根拠なし


 ピラミッドの謎とされるたった20年で建設したという話は、そもそも後世になって言われたもので、全然根拠が無いという話。また、ギザの大ピラミッドは、クフ王の墓だと言われているものの、これも証拠がないようです。(2012/1/29)

 そのピラミッドで巨大な空間が見つかったというニュースがあったので、全体に見直して追加。やっと証拠が見つかるかもしれません。(2017/11/03)


●ギザの大ピラミッドは5年で1250億円でできるという試算

2012/1/29:クフ王の墓であるとされているギザの大ピラミッドは、世界七不思議の一つです。クフ王型大ピラミッド建設計画の試み - 大林組では、これを現在の技術で作るとしたらという試算をしています。

<見積りの条件>
(1)作業時間       8時間
(2)年間労働日数    250日
(3)賃金(1日当たり、砂漠地での作業による割増分、建設ブームによる労働需給の変動から多少の値上がりを見込む)
  職長 4,000円、  普通作業員 2,000円など
(4)建設機械輸入税
  一般機械 45.5%  輸送用車両 34.0%
(5)海外輸送費(1t当たり)   3万円

 大林組によると、工期5年・建設費総額1,250億円との試算。現在の最新技術・機械を駆使して綿密に算出された数字です。


●当時のやり方なら30年で約4兆円

 一方、当時のピラミッド工事を現代に当てはめた試算もしており、こちらは「約4兆円」としています。
9. 現在、日本で建設されているダムの工事費との比較

現在、日本において建設中のコンクリートダムの1m3当たりの建設標準単価を、私たちの計画した大ピラミッドと比較すると、コンクリートダムは24,000円前後、大ピラミッドは48,000円となり、大ピラミッドの建設単価はダム工事費の約2倍となる。一方、古代エジプト人が行った工法に基づき、当時20万人が30年かかったと単純に計算すると、現在の労賃に換算し、20万人×30年×12ヵ月×6万円/月=約4兆円となる。

●僅か20年で完成…というピラミッドの謎の嘘

 上記では、「当時20万人が30年かかった」としているものの、ピラミッドの工期は「20年」という説もよく知られているようです。ところが、ピラミッド 20年で完成と言われるが実際は数百年かかったか(NEWSポストセブン 2012年1月14日16時00分)によると、これらは根拠に乏しい数字のようです。
ギザの大ピラミッドは、高さ146m(現在139m)、底面の1辺230mという巨大な建造物で、平均2.5トンもの巨石を200万個以上積み上げて建造されている。こんな巨大建造物がたった20年で建設されたというのが今までの常識だった。この常識もまた、前述した、歴史家ヘロドトスの著書『歴史』を根拠にしているだけ。

この常識が成立するためには、仮に1日の半分の12時間を作業時間とし、365日、20年間作業をして石を200万個運んだと考えると、2分30秒に1個のペースで数トンもの石を積まなければならないことになる。しかも、積み上がっていくに従い、石を運び上げる位置は高くなり、最終的には100mを超える。こんなことが果たして可能なのだろうか。

メキシコにあるテオティワカン遺跡は紀元前2世紀から6世紀に発展した巨大都市の遺跡だが、ここにある太陽のピラミッドは高さが65mで、ギザの大ピラミッドのおよそ半分ほど。それでも建設には150年かかったとされている。とすれば、それより前の時代に、倍の高さに建設されたギザのピラミッドは数百年はかかったと考えなければならない。

 ただ、ここで大林組の試算と大きく異なることも言っていました。
1960年代、エジプトにあるアブ・シンベル神殿をダム建設による水没から守るために解体作業が行なわれた。重機を使い5年がかりで解体されたのはたった2200のブロックだった。現代の技術をもってしてもピラミッドを20年で建設するのが不可能なことは一目瞭然なのである

●ギザの大ピラミッドがクフ王の墓…に根拠なし

 また、そもそもクフ王の墓というのも証拠がないようです。
長く語られてきたこの“常識”の源は、今から2000年ほど前、歴史家ヘロドトスが大著『歴史』の中で、「大ピラミッドは、10万人の奴隷が20年間働いて造った、クフという残忍なファラオの墓である」と論じていることによるもの。

しかし、大ピラミッドの建設時期はヘロドトスの時代からさらに2000年以上遡り、その信頼性は乏しい。これまで科学的な根拠となるものも発見されておらず、クフ王の墓というのは一つの仮説にすぎないのである。

大ピラミッドの「王の間」には石棺らしきものが設置されているが、棺にあるべき蓋はなく、クフ王のミイラも見つかっていない。もちろん、盗掘に遭った可能性もあるが、初めからなかったという可能性も否定できないだろう。

現代では、ギザの大ピラミッドは、たびたび起こるナイル川の氾濫で、一時的に職を失った農民のための失業対策であったという説も有力になっているほどだ。

そもそも、ピラミッドが王の墓ということ自体、建築学や、物理学などを用いた最新の研究からは疑問符がつく。ギザの大ピラミッドに限らず、他のピラミッドからも、完全なミイラが出た例はない。ピラミッドが、王の墓であるという科学的根拠は何もないのである。

 私は個人的に「失業対策」というのもちゃんとした証拠を求めたいのですが、とりあえず、本当に根拠が2000年後の書物だけというのだったら非常に問題があります。


●「巨石文明」の地を直線で繋いだ地点にあるのは?

 上記は週刊ポスト2012年1月27日号のおもしろい記事だったのですが、一方で同じ号にこんなものも載せていたようです。
世界各地に散らばる古代文明。そこには多くの遺跡が残されている。それらひとつひとつは、地球上の遠く離れた場所でバラバラに発生したように思われるが、実はそうではない。驚くべきことに共通の技術が使われているのだ。

たとえば、巨石を積み重ねて、精緻な建造物を造る技術は、ピラミッドだけに見られるわけではない。同様の技術が、ギザからはるか距離のあるところで発達していた。

ピラミッド同様に謎深いイースター島にあるモアイ像は、最も大きなもので重さが100トンあり、約14km離れた採石場から切り出した石を、どうやって運んだのか現在でも不明だ。さらにイースター島のバイナプには、石と石が精緻に加工され、ピタリとはめ込まれた石垣が存在する。

同じような石の運搬・加工技術は、ペルーの遺跡群にも見られる。マチュピチュの空中都市は標高2000mに位置し、どのようにして10トンもの石を運び上げたのか、いまだに謎とされている。同じくペルーの遺跡であるサクサイワマン城壁も、サイズの異なる巨石を組み合わせて一分の隙間もない城壁が建造されている。

不思議なのは、これらペルーの遺跡群とイースター島を結ぶと、その線上にギザがあり、3つの文明が一直線上に並ぶのである。さらに、メキシコのテオティワカン遺跡にもギザと同様、3つのピラミッドがある。このテオティワカンからギザを直線で結び延長していくと、中国の陝西省西安に到達し、そこには何百もの「泥のピラミッド」が存在している。

つまり、ペルーの遺跡とイースター島を結ぶ線と、テオティワカンと中国陝西省を結ぶ線がクロスした点にギザがあるということになる。ギザは世界の「巨石文明」の中心だったのだろうか。

ピラミッド、モアイ、マチュピチュ 巨石文明は一本線になる NEWSポストセブン(2012年1月15日07時00分)より

 何か一気に話が胡散臭くなってしまいましたね。


●日本チームがギザの大ピラミッドに謎の巨大空間を発見

2017/11/03:ということで、ギザの大ピラミッドがクフ王の墓…に根拠なしだったのですが、ここらへんがついにはっきりするかもしれません。

 エジプトと日本、フランス、カナダの国際研究チームは、おととしからクフ王のものとされるピラミッドの構造を最新の技術で解き明かす大がかりな調査を進めていたそうです。

 このうち名古屋大学と高エネルギー加速器研究機構は、「ミューオン」と呼ばれる素粒子を使い、内部をレントゲン写真のように透視する調査を行ってきました。結果、ピラミッドのほぼ中央にこれまで知られていない長さが30メートル以上もある巨大な空間があることを確認。2日づけのイギリスの科学雑誌ネイチャーの電子版で発表しました。

 このピラミッドは、これまでに3つの部屋が確認されていて、「王の間」と呼ばれる部屋からひつぎが見つかっているものの、ミイラや副葬品はどこからも見つかっていません。そのため、今回発見された巨大空間に、見つかっていない王のミイラや副葬品が納められている可能性があるわけで、調査を担当した森島邦博特任助教は期待していました。

 なお、「ミューオン」という素粒子は、宇宙を飛び交っている「宇宙線」と呼ばれる粒子が大気と衝突してでき、地上に大量に降り注いでいるそうです。そして、ミューオンはさまざまな物質を通り抜ける性質があるため、ピラミッドの中を通り抜けたミューオンを観測することで、レントゲン写真のように内部を透視することができるのだそうな。

 また、実を言うと、あの東京電力福島第一原子力発電所でも利用されているとのこと。事故で溶け落ちた核燃料の状態を探るため、人が近づくことができない原子炉の内部を透視する調査に使われていると書かれていました。
(NHKニュース ピラミッドに謎の巨大空間 見つかる 11月2日 21時04分より)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171102/k10011208921000.html


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