ブロッコリーとカリフラワーの話をまとめ。<昔の日本人はブロッコリーよりカリフラワー好き なぜ逆転?>、<ブロッコリーとカリフラワー、漢字の和名はなんと言うか知ってる?>などをまとめています。
2023/08/26追記:
●安いイメージのブロッコリーが1個430円!なぜ高くなったのか? 【NEW】
2022/09/25追記:
●ブロッコリーとカリフラワー、漢字の和名はなんと言うか知ってる?
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●未だ解明されていないカリフラワーの謎 原産地は不明だった
2021/10/01:
Wikipediaによると、カリフラワーの原産地については未だ明白になっていないとのこと。地中海沿岸原産のケールなど栽培されていた野菜から、突然変異によって生まれた、あるいは近東を原産地とするものが、ローマ帝国の衰退後にアラブ人の手によってヨーロッパに伝えられた等と言われているそうですが、諸説ある…といった程度のようです。
日本では白(クリーム色)の花蕾以外ほとんど生産されていないのですが、オレンジ色や紫色などの花蕾を付ける品種もあり、カラフルであるとのこと。そういや、私も以前、紫色のを食べたのを思い出しました。よく似たブロッコリーは別変種で、日本でも最近認識されてきた緑色のロマネスコ(Romanesco、品種名「カリブロ」)等も仲間だと説明。ブロッコリーとの違いについては、以下のように書かれています。
<ブロッコリーとカリフラワーはいずれも花が密集して頭状花を形成するキャベツの変種である[3]。カリフラワーは蕾が一つの塊のように堅く結びついているのに対して、ブロッコリーは結球がカリフラワーほど密集しておらず、伸びた茎の先端に密集した蕾を作る。側花蕾であるブロッコリーと違い、カリフラワーは側花蕾は出ないので収穫はひと株で一度きりになる。[4]また、カリフラワーは花蕾が一箇所に集中した形状が白雪を連想させる美しさを醸成するため、ブロッコリーよりも珍重された>
●昔の日本人はブロッコリーよりカリフラワー好き なぜ逆転?
私はカリフラワーやロマネスコも好きですが、圧倒的にブロッコリーの方をよく食べます。カリフラワーはブロッコリーより高いくせに、緑黄色野菜でもないため、なかなか買わないんですよね。緑黄色野菜のブロッコリーにお得感があります。とはいえ、カリフラワーの栄養価も高いことは間違いないようです。
<太い茎がミネラルやビタミンを貯蔵する器官としての役割を果たすため、良質な花や実がつき、他のアブラナ科植物より栄養価が高い>
<カリフラワーに含まれるビタミンCの量はブロッコリーに比べ若干少ないが、加熱による損失に強く成分が失われにくいため、調理後の含有量は同程度となる。カリフラワーに含まれるイソチオシアネートは発がん性物質の活性を阻害する働きがあるとして注目されている>
ブロッコリーの方をよく買うというのは、そもそもカリフラワーがあまりたくさん売っていないというのもあります。よくコーナー作って、どかーん!と大量に売っているブロッコリーと違い、カリフラワーはそういうのないですよね。この関係で驚いたのが、昔の日本人はカブロッコリーよりカリフラワーを食べていたという話でした。
<統計によると、日本における1964年の収穫高は約1万t だったのが、12年後の1976年には7万5千t に拡大した。しかし、1980年代以降に急増したブロッコリーに押されて作付け面積や出荷量は減少しつつある。これは、日本では外観が重視されるため、特に蕾の白味を強くするために葉をまとめて蕾を隠し、日射を遮る手間が掛かること。一つしか育たない頂花蕾を食用にすることから、ブロッコリーのように側枝の収穫をすることができず、面積あたりの収穫量が劣ること。国内の冷蔵設備の普及により、常温では変色しやすいブロッコリーの保存を行えるようになったこと等が影響している>
今では信じられない!ということでおもしろかった話。また、上記の説明からは現在のブロッコリーがなぜ安いのか?といった理由もわかりますね。みなさんが食べる頭の部分がカリフラワーが1個しかできず、ブロッコリーが多数できる…という違いは特に大きそう…。ただ、それ以外にも日本人の見た目重視による弊害という理由もあるようで、残念さも感じました。
●安いイメージのブロッコリーが1個430円!なぜ高くなったのか?
2023/08/26追記:上記でブロッコリーは安い!という話を書いたのですけど、検索していて、
ブロッコリーってなぜ高いんですか? - 430円とか高すぎませんか? - Yahoo!知恵袋というのを見つけてびっくり。430円なら確かに高いですね。私は税別100円以下のときに買ってます。2018年1月初めの質問でした。特殊事例ですが、時期と場所によっては高いようです。
ベストアンサー
<40代女性回答者です。 (農学士号)
●品薄が原因です! ( ;´・ω・`)
今、出回って居る物は、太田市場経由で店頭販売されて居る物が多いです。 (東日本中心)
産地は雪が降らない関東平野部物です。
去年の夏場8月の雨不足と、一転して10月の過剰な降雨と台風に因る、畑の過湿、日照不足。更に11~12月は雨不足と成り、結果ブロッコリーの生育が著しく悪く成り、
▼市場に出荷出来る『良い生産物』が少なく成りました。
その為、市場での、競り値が高騰し、小売り価格が
▼異常な高値に成っ居ます。
白菜も、一玉500円してます。
お天気って大事何ですよ♡>
●ブロッコリーとカリフラワー、漢字の和名はなんと言うか知ってる?
2022/09/25追記:ブロッコリーの方の
ウィキペディアも読んでみました。こちらも結構おもしろい話がありますね。ブロッコリーは、花蕾を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良され現在の姿になったとされる…というのは前回もあった話ですが、「カリフラワーとブロッコリーはキャベツ変種で生育初期の見分けは難しい」というのは初耳です。
ブロッコリーの和名はメハナヤサイ(芽花椰菜)やミドリハナヤサイ(緑花椰菜)だそうな。今は全く使われない呼び方ですね。カリフラワーの場合は「ハナヤサイ」(花椰菜)で、ブロッコリーはこれに関連した(木立花椰菜)とも呼ばれるとのこと。以下のように、名称関連だけでもいろいろ説明がありました。
<ブロッコリーは外来語で、英名ブロッコリー(broccoli)の語源は「茎」という意味のイタリア語である brocco を経て、「突起」「出っ歯」の意であるラテン語の brocchus から来ている。フランス語名は英語より c のスペルが一つ少ない brocoli(ブロッコリィ)という男性名詞、イタリア語名は broccolo (ブロッコロ:単数形)、broccoli (ブロッコリ:複数形)である[5]。
ブロッコリーの和名は、メハナヤサイ、ミドリハナヤサイ[1]であり、「ハナヤサイ」(花椰菜)とはカリフラワーのことである。カリフラワーと比べて茎が高く伸びるため、キダチハナヤサイ(木立花椰菜)とも呼ばれる[6]。また、イタリアンブロッコリー[1]や、イタリアカンラン[6]という別名もある。
漢字で表記する場合は木立花椰菜がよく当てられた>
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