安倍信者・水島総が安倍首相批判「入管法改正法案などは亡国法案」

2018/12/08：
●安倍信者と言われて安倍首相を応援していた水島総・幹事長
●水島総・幹事長が安倍首相批判「入管法改正法案などは亡国法案」
●水島総・幹事長は田母神俊雄氏とも決別…運動員買収を暴露


●安倍信者と言われて安倍首相を応援していた水島総・幹事長

2018/12/08：水島総さんは、右翼系のTV番組制作会社・日本文化チャンネル桜代表取締役社長です。また、頑張れ日本!全国行動委員会幹事長でもあります。この団体も当然保守派団体であり、安倍首相を筆頭に保守派の政治家や政治活動家との関係が深いところ。

　例えば、2012年の自由民主党総裁選挙では、安倍議員が出馬を決めると支持を表明し、応援。第46回衆議院議員総選挙の際には、安倍議員が総裁を務める自民党を「安倍救国内閣」と銘打ち、日比谷野外音楽堂で大規模集会を開きました。また、平成22年9月21日に主催した「民主党政権・糾弾!国民集会」には、以下の面々が参加していたとのこと。

安倍晋三、山田宏、小池百合子、山谷えり子、西田昌司、西村眞悟、西川京子、赤池誠章、すぎやまこういち、増元照明、藤岡信勝、三橋貴明(頑張れ日本!全国行動委員会 - Wikipediaより)

　ただ、何人かすでに安倍首相から離反している人がいますね。パッと見て、小池百合子さん、三橋貴明さんは気づきましたが、調べるともう少しいらっしゃるかもしれません。


●水島総・幹事長が安倍首相批判「入管法改正法案などは亡国法案」

　その水島総・幹事長が、首相官邸前に日章旗を林立させながら、安倍首相に対して以下のように抗議していたそうな。どうかな？ってことも言っていますが、とりあえず、安倍首相をはっきりと批判していることはわかります。

・「安倍総理は一体何を考えているのか。あなたは日本を取り戻すのではなかったのか」
・会社を愛し定年まで勤めあげることを善とした日本型資本主義を壊したのは自民党だ。
・「歴史的に見ても移民を入れて長期的に発展した国はない」
・「薄っぺらな国家観で、こんなもので国がやっていけるのか・・・こんな状態で日本が良くなると考えるのか」
・「まして外国人労働者は商品でない。喜び、悲しみ、苦しみ、泣いて、笑って、助け合う生身の人間である。君たちに人間に対する まなざし が本当にあるのか」
・「安倍総理は日本を日本でなくしてしまった。とんでもない総理だったね、と20年後30年後子ども達に言われてしまう」
・移民法だけでなく、水道法、種子法、TPPなどを列挙しながら、「どうか皆さん。こんな亡国法案を国民の手で叩き潰しましょう」
(田中龍作ジャーナル | 【外国人労働者、衆院採決へ】安倍応援団が官邸に向かって「亡国法案」を叱る　2018年11月27日 19:14より)


●水島総・幹事長は田母神俊雄氏とも決別…運動員買収を暴露

　なお、水島総さんは、かつて応援していた田母神俊雄さんが選挙運動員に報酬として現金を配ったことなどを暴露して、決別しています。じゃあ、水島総さんと対立している田母神俊雄さんは安倍政権派か？というと、これもまたそうではありません。

　「手縛っていい？」などとセクハラした福田淳一事務次官のことを麻生太郎財務大臣はかばったのに、「私のことは全く守ってくれなかった」と恨み節。麻生太郎さんが呼び捨てにすることも批判。また、安倍首相が久間章生防衛大臣やLGBT差別発言の杉田水脈議員を守らなかったことにも批判的でした。
(田母神俊雄、麻生太郎に「守ってくれなかった」 安倍首相も杉田水脈を守るべきだったより)

　ただ、田母神俊雄さんが情に厚いか？というとそうではありません。陣営の関係者に現金を配ることを「了解した」と認めておきながら、後になって「あれは嘘だった」という趣旨の発言で撤回し、部下たちに責任転嫁していました。また、家族を捨てて愛人に政治資金で洋服を買っていたという方でもあります。田母神さんもクズだと考えて良さそうです。


【本文中でリンクした投稿】
　　■田母神俊雄、麻生太郎に「守ってくれなかった」 安倍首相も杉田水脈を守るべきだった

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