オランダのライデン大学の研究者らが、70人の学生に以下のような内容の文章を読ませた。 『マーレンという学生が意欲的に就職活動をしている。彼にはある職業に就きたいという夢があるのだが、大学の就職指導課に、成績が悪いために採用は期待できないと宣告される』 調査対象となった学生らは、これを読んで「マーレンの挫折をいい気味だと思った」「つい笑ってしまった」などの項目を含む感想アンケートに、「まったくそう思わない」から「その通りである」まで、それぞれ度合いで答えた。回答を集計し、人の不運をどれだけ喜びやすいかを数値化した。 これを同じ回答者を対象に調査された「自尊心のレベル」と照らし合わせると、自己評価が低い、自尊心がないとされる人ほど、他人の挫折や失敗を快く感じていることがわかった。 自分に自信や誇りを持てない人は他人の失敗を喜びやすいということだ。 |
研究者らは、自尊心が低い被験者らにポジティブ思考を促す訓練を行った。すると見事、人の不運を喜ぶ度合いが低くなったのだ。自分に確固たる自信や誇り、ゆとりがあれば人の不幸などで気分を良くする必要がなくなるということが示された。 |
―成功したければ、成功した人に近づきなさい― (前略) 最近、いろいろな方と触れ合う機会を通じて 「ああ、この人は人生で成功するタイプだな」 という方と、 「ああ、この人は人生で損するタイプだな」 という方それぞれで、一つのパターンがあると思えるようになりました。 損するタイプに共通する性質として、 (a)否定的な話題を好む 「…できない」「…やりたくない」といった否定的な言葉を多用したり、他人の嫌な面を嬉々として語ることを好む人がいます。またネタとして笑える苦労話ではなく、聴いてる人が嫌な気分になる苦労話を語りたがる人。で、こちらが慰めると「どうせ俺なんか」「他人に何が分かる」という趣旨の発言をされる方。 私が学生のころ、口癖のように愚痴を言う知人がいました。最初のうちは慰めもしましたが、そのうち放っておくようになりました。何を言っても無駄だったからです。その友人は悩みを解決したいのではなく、ただ単に愚痴りたかったのです。無意識のうちに不幸な自分を好んでいたのです。厳しいようですが、そういうタイプの方とは距離を置きましょう。ずっと「自分は不幸だ」と言い続けるからです。そんなネガティブな人に影響されて、自分まで不幸な(嫌な)気分になることはないのです。 逆に、「この人は成功しそう」と思わせる方は、 (b)とにかく明るく、自分も他人も肯定する もうね、一緒にいるだけでこっちも楽しくなれますね。とにかく明るい。くよくよしない。で、他人を褒める。「他人を幸せにするオーラ」を感じさせてくれるんですよ。こういう人と好んで付き合いたいじゃないですか。やっぱり私も幸せになりたいですからね。そして私も他人を幸せにしたいですからね。そういう方には人が集まりますね。それが人脈へとなっていくのではないでしょうか。 よく「幸せな人がいると、不幸になった人が発生する」という幸福量保存の法則を唱える人がいますが、私はそうは思いません。例えば、お金持ちのお爺さんが、可愛がっている孫にお小遣いを1万円あげたとします。孫は幸せになりますが、お爺さんはその分だけ不幸になったのでしょうか?いや、きっとどちらも幸せだと思うのです。 人であれ、TV番組であれ、サイトであれ。もし貴方が幸せになりたかったら、周りの人を幸せにする人と近づき、不幸を撒き散らす人から遠ざかるのがいいでしょう。幸せや成功は伝染します。私は、冒頭の「成功したかったら、成功した人に近づきなさい」という説は、あながち間違った考えではないと思うのです――。 (後略) |
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