トルコ料理の話をまとめ。<中華料理・フランス料理と比べて影が薄い世界三大料理のトルコ料理>、<影の薄いトルコ料理には何がある? 最も有名なのはケバブか…>などをまとめています。
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●中華料理・フランス料理と比べて影が薄い世界三大料理のトルコ料理
2012/3/6 (2018/11/18加筆修正):世界三大料理というのは、伝統的には中華料理、フランス料理…そして、トルコ料理なんだそうです。中華料理・フランス料理は有名でわかるでしょう。でも、トルコ料理は極めてマイナー。何一つ思い浮かばないほどである私は論外ですが、知名度が低いのはどうも日本だけの傾向ではなく、世界三大料理を決めたヨーロッパでも知名度が低いようです。
Wikipediaによると、「いずれも宮廷料理の背景があり、食通の王侯や皇帝が広大な領土の各地方・各民族の料理法を糾合し、珍味の食材を蒐集し、また国富を背景に多くの名料理人を召し抱えて腕を競わせた結果、多彩で豪華な料理文化が発達した共通の歴史を持つ」とあります。
そして、トルコ料理に関しては、かつて19世紀後半から20世紀初頭にかけ、「オリエントブームを背景に流行し、コーヒーを飲む習慣などヨーロッパの食文化に与えた影響も大きかった」と書かれています。しかし、"現在は世界的にトルコ料理よりイタリア料理などのほうが著名になってしまったため、何料理を現代の「大料理」とするかは活発な議論の対象である"とのことです。
●影の薄いトルコ料理には何がある? 最も有名なのはケバブか…
というわけで残念ながら地位が低下したトルコ料理ですが、
Wikipediaのトルコ料理を見ながら楽天やアマゾンで買えるトルコ料理を探してみようと思います。まずは、「ケバブ」。ちらっと見ると、「トルコ料理と言ってもこれしか思い浮かばない」との声が見られました。トルコとは結びつかなったものの、私でもかろうじて名前だけは聞いたことがあります。
Wikipediaの説明:ヒツジやニワトリの肉を使った焼肉料理はケバブ(kebap)と言い、串焼きにしたシシュケバブ(Şiş Kebabı)、ヨーグルトを添えて食べるイスケンデルケバブ(İskender Kebabı)などが有名である。日本でバーベキューなどで作る長串に刺した料理全般をシシカバブと呼ぶのはこれらの名前に由来する。 屑肉を固まりにし、回転させながら焼いたものを削ぎ切りしたドネルケバブ(Döner Kabap)は近年トルコ移民によってドイツなどヨーロッパに伝えられて身近なファーストフードとなり、1990年代の後半からは日本でも屋台が見られるようになり始めた。
●ケバブに対応する別の肉料理「キョフテ」、前菜の「ドルマ」など
問題はトルコ料理としては比較的名の知られている「ケバブ」以外の料理でしょうね。以下、楽天やアマゾンの検索で見つかった料理を貼っていきます。
「キョフテ」Wikipediaの説明:ケバブに対し、挽肉を使ったハンバーグのような料理は、キョフテ(köfte)という。
「ドルマ」Wikipediaの説明:コース料理では、
メゼ(meze)と呼ばれる前菜として、オリーブの塩漬け、チーズなどの乳製品や、エズメ(ezme、野菜や豆などのペースト)、ジャジュック(cacık、液状のヨーグルトソース)、
ドルマ(dolma、ナスやピーマンなどに米や肉を詰めた料理)やサルマ(sarma、ブドウやキャベツの葉で米や肉を包んだ料理)、ビョレク (börek、小麦の皮にチーズなどを巻いて揚げた、春巻やパイのような料理。チウ・ビョレクなど多くの種類がある)などが出される。
「チャイ」Wikipediaの説明:紅茶(チャーイ、Çay)やコーヒー(カフヴェ、Kahve)は食後にデザートと一緒に飲んだり、仕事中に一休みするとき、交渉事をするときなど、日常の様々な場面でよく飲まれる。紅茶は蒸して「兎の血」と形容されるほど濃く煮出した茶を好みに応じて湯で薄める入れ方が伝統的である。ガラス製の小さなカップに注ぎ、角砂糖を混ぜて飲む。
●宮廷菓子だった伝統的焼き菓子「バクラヴァ」は現在世界各地で
「バクラヴァ」(バクラワ)お店の説明:サクサクの生地にピスタチオとバターが香り、シロップの甘い誘惑が全ての人を幸せにしてくれるトルコの伝統的焼き菓子。15世紀後半の宮廷の仕入れ帳にもその名を残す宮廷菓子。現代は世界の多くの国で作られ好まれる親しみ深いお菓子に。
楽天の方では「ユズムペクメズィ」と「ターヒン」というものを見つけました。(2012年のもの。現在は同じセット商品はなし)
小さい写真だとわからないかもしれませんが、どちらも瓶詰め。瓶詰めですからジャムみたいな印象を受けました。説明文を読むと、「こんがり焼いたパンにつけて食べると、とってもおいしいんです」だそうですから、用途もジャムそのものみたいですね。
もう一つの「ユズムペクメズィ」はブドウの濃縮液、「ターヒン」はゴマペーストだといいます。ジャムやオリーブの実、チーズ、サラダと並んで、トルコの朝食の定番メニューなんだそうです。このお店やさんでは、この2つを1対1でかき混ぜて使っていました。
他に検索結果で出てきたトルコのものと言うと、トルコ産~~といったもので料理という感じじゃありませんでした。単なる産地・製造地的なものですね。輸入しやすさ、あるいは国内で作ったとしても輸送の関係なのか、お菓子類は比較的豊富ではあります。今後はもっとトルコ料理の知名度が上がるといいですね。
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