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環境ホルモンの影響、実は嘘だった?


 最近すっかりブームが去ったのか話を聞かない環境ホルモン。グーグルのニュース検索でも僅かしか出てきません。

 そのグーグルのニュース検索で出てきた中には、なぜか青少年の体験活動の推進の在り方に関する部会(第5回) 議事録(文部科学省 平成23年8月22日(月曜日)13時~15時)というものがありました。 (改行を加えています)

 実際には、世の中的には、大体12~13パーセントのお子さんが発達障害を持っているというような数字が出ていると聞いています。
浜松医科大学のデータですかね。最新のデータで、12~13パーセントということで、やはり増えてきているなというのが実感としてあります。
実際に少子化とかで、何かおかしいと言ったら、すぐお医者さんにお母さん方は連れていったりとかということで、以前よりも診断がくだりやすいという状況にもなってきていますが、
最近言われているのが、例えば環境ホルモンの影響とか、あとは、あまりこれは世の中的には表立っては言ってはいけないことになっているのかもしれないんですけれども、やはりDNAの影響も大きいなというふうに感じることもございます。
そういった形で、かなり増えてきているというのが実感としてあります。12~13 パーセントというので、10人に1人以上ですね。
30~40人のクラスだったら、3、4人は発達障害がいるというような割合になってきますので、やはりかなり多いかなと思います。

 発言者は松下政経塾出身で、27歳のときに野心的な試みの学校の校長をして話題になったらしい白井智子さんという方だそうですけど、「DNAの影響も大きい」って何でしょう?(松下政経塾については、若手議員の誕生は諸手を挙げて歓迎すべきものなのか? ~松下政経塾と世襲議員~で少し書きました)

 この後もDNA発言。

まさに、本当に我々が見ている中で、何でこんな感じで、数的に増えてきちゃったんだろうというのは、やはりいろいろな方とお話をするんですが、
先ほどちらっとお話ししましたように、説として出ているのは、例えば環境ホルモンの影響とかというようなことを言われる方があるんですが、私も本当にこれは、本当に印象レベルですけれども、やはり、それこそ食べ物とかの影響って、これはないのかしらというのは、正直感じることがあります。
それこそ、インスタント食品とか、いろいろな添加物とかいうのが、ちょこっと食べる分には問題ないのかもしれませんけれども、どんどん体の中に毎日それを摂取しているお子さんがやはりいます。
もう本当にインスタント食品しか食べていないとかいうようなお子さんが、またその次の世代を生み出すというところに、やはりDNAに対する影響というのは何か出ないのかなと、逆に服部先生に教えていただければ非常にありがたいところなんですが、
そういうことというのはやはり感じることがあるのと、ただ、発達障害を持っているから問題だということではなくて、そこから、なぜ問題行動が出てくるかというところが多分おっしゃる問題というところだと思うんですが、
そういう意味では、やはり、しつけとか環境とかということの影響というのは非常に大きいなというふうに感じております。

 信頼できる研究データがあるんでしょうかね。文部科学省じゃなくてももちろんそうですけど、せっかく「科学」とついているんですから、科学的な知見を取り入れてほしいです。


 あと、下書きしたあと思い出しましたが、過去に大人の発達障害 ~成績優秀なのに仕事ができない~という話も書いていました。

 子供だけじゃなく、大人の発達障害(記事になっていたのは40~50代)も増えているようです。そうなると、DNA関係ないんじゃ?


 まあ、この話はさておき、Wikipediaの内分泌攪乱物質の項目です。

 内分泌攪乱物質とは環境ホルモンのことですが、まず経緯を見ます。

1960年代後半からすでにDDTなどがホルモン的作用をする可能性が指摘されていたが、一般には1997年に出版された『奪われし未来』が指摘したことから注目された。またフォム・サールらがDES(ジエチルスチルベストロール)について「低濃度でだけ」影響が現れる場合があると報告したが、従来の毒性学によれば低濃度で出た影響は「高濃度でも」見られるはずであることから、学術的にも問題視された。

日本では1998年5月に環境庁(当時)が発表した「環境ホルモン戦略計画 SPEED '98」にて、「内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質」67物質をリストしたことにより、強い不安感が高まり、一気にメディアに「環境ホルモン」の言葉が登場するようになった。

 ですから、ブームだったのは90年代後半と考えて良いのでしょう。

 しかし、この環境ホルモンはかなり怪しいものだったようです。

ただし、その後に検証実験事実が蓄積されるに従い、ほとんどの物質は哺乳動物に対する有意の作用を示さないことが一部に報告されている。その知見等を踏まえ、環境省は上記リストを取り下げた。現在では、リストは単に調査研究の対象物質であり、このリストに掲載されていたことをもって環境ホルモン物質もしくは環境ホルモン疑惑物質などと言うことは根拠がなくなったとされている。

定義をそのまま解釈すればホルモン類似物質である医薬品をも含むことになるが、実際には、より狭義に、環境中に意図せず存在する化学物質が体内へ取り込まれる危険性が予想される場合にのみこう呼ばれている(#環境ホルモン以外の内分泌攪乱物質を参照)。本来のホルモンと同様、非常に低濃度でも生体に悪影響を及ぼす可能性があるため、有害物質が高濃度に蓄積されて初めて問題になりうることを前提とした従来型の環境汚染の濃度基準では規制できないのではと危惧され、社会問題化した。

特にヒトや動物の生殖機能は、男性(オス)も女性(メス)も、性ホルモンと呼ばれる一群のステロイドホルモンの影響を非常に強く受けて微妙な調節がなされているため、体外のホルモン類似物質の影響を受けやすいとされている。河川、湖、海岸付近など、人間社会の近くに生息する魚類、貝類などの調査により、環境水中の内分泌攪乱化学物質の影響で生殖機能や生殖器の構造に異常が生じる現象が報告されている。ただし、こうしたメス化は、化学物質の作用ではなく、下水から排出される屎尿、つまり女性の尿に含まれる女性ホルモンのせいではないかという報告もあり、現在では人間の人口が爆発的に増えたため人のもつホルモン自体が他の生物に影響をあたえたものも多く指摘されている。

研究の現状

これまでにノニルフェノール、4-オクチルフェノール、ビスフェノールAが魚類に対してのみホルモン様作用を示すと発表されたが、高濃度で実験的に起きることが示されたのであって、自然界で実際に起きたことが示されたわけではない。また一般に哺乳動物のホルモン受容体は魚類のものより感受性が低いことなどから、これらの物質のヒトに対する影響はまずないとも考えられている。

SPEED '98 で取り上げられた物質のリストについては一部で「すでに環境ホルモンとして確認された」との誤解を招き、批判を受けた。現在このリストについては、拙速でまとめたリストであり根拠の乏しいものもあったこと、重点的な調査研究でも明確な内分泌攪乱作用を確認することができなかったことなどのため、実質的に廃止された。

なお、貝類で見られるメスのオス化は防汚剤として船舶に使われたトリブチルスズの影響である可能性が高いといわれているが、これは貝類特有の反応とされている。

上述のフォム・サールらの「逆U字効果」(引用者注:おそらく高濃度で影響が見られず、ある濃度付近においてだけ影響するという意味)についても再現されなかったとの報告が多く、現在ではほぼ否定されている。また、男性の精子濃度が低くなってきたなどの報告もいくつかあるが、統計的妥当性に異論も多く、とうてい環境ホルモンの影響を議論できるものではない。

このように、環境中の化学物質は当初考えられたような危険性を持っているとは考えにくい。極端な論者によれば、環境ホルモンは「人心を攪乱しただけだ」という主張もなされるようになっている。

 「人心を攪乱しただけだ」って、うまいこと言ってますね。

 環境ホルモンはまだ引き続き研究されていて、それ自体は別に良いです。

 しかし、国の予算を奪って間違いだらけの報告書を出すなど、不得な研究者の小遣い代わりにされているところもあるようで、こちらは問題です。

厚生労働省は、ビスフェノールAについて、2008年7月8日に「近年、動物の胎児や産仔に対し、これまでの毒性試験では有害な影響が認められなかった量より、極めて低い用量の投与により影響が認められたことが報告されたことから、妊娠されている方(これらの方の胎児)や乳幼児がこの物質を摂取すると影響があるのではないかという懸念が持たれています。」として、食品安全委員会に食品健康影響評価を依頼している。
ただし、この元になった国立医薬品食品衛生研究所菅野純毒性部長が厚生労働省の科学研究費補助金事業として総額約3千万円の公費助成を受けてまとめた内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)ビスフェノールAの健康影響についての報告書に、少なくとも46カ所もの数値集計ミスがあったことが2009年7月に報道され、現在、報告書の信頼性を含めて食品安全委員会において審議されている。

 もしかしたら本当に悪影響なのかもしれないので研究し続ける意義はあるのでしょうが、単なる飯の種として利用するような行為はいけません。

 この方をそう決めつけるわけでなく一般論としてですが、「人の健康を守るため」などと大きな声を上げる人の中には、詐欺師も多いものです。騙されないように気をつけましょう。


 関連
  ■大人の発達障害 ~成績優秀なのに仕事ができない~
  ■若手議員の誕生は諸手を挙げて歓迎すべきものなのか? ~松下政経塾と世襲議員~
  ■放射線の人体への影響
  ■ニュートリノの光速超え?問題番外編1 ~光速ニュートリノはホメオパシーを援護する~
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