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茶のしずく石鹸集団提訴535人、最終的に1000人超の見込み


 そんなに書くつもりは当初なかったのですけど、悠香の茶のしずく石鹸アレルギー問題3つ目です。

  ■茶のしずく石鹸アレルギー問題 発症者数増加
  ■茶のしずく問題、悠香の対応は?厚労省の評価は?


 1月ほど前の記事になりますが、悠香の「茶のしずく」一斉提訴へ、通販各社に問われる安全への〝信頼〟(2012年4月26日 19:56)では、冒頭にこうありました。

 悠香の「茶のしずく石けん(旧製品)」による小麦アレルギー発症問題から約1年。全国で組織された被害者弁護団がついに悠香を一斉提訴した。第一次提訴の原告は535人。損害賠償請求額は70億円超に上った。

 この提訴に関わってくる法律にPL法があります。

 このPL法について「茶のしずく」一斉提訴~PL法って何??(日経ウーマン 2012年4月27日 07:29)では、わかりやすく説明していました。(ニュース検索でヒットしましたが、ブログっぽい雰囲気。司法書士法人SOLY 代表社員 中村 麗子)

普通、日常生活において、「訴えてやる!」などと言う場面の場合、思いつくのは、民法の不法行為に基づく損害賠償請求権です。

例えば、夫の不倫相手が女性に対して、妻が賠償金を請求するといった場面では、法的には、民法709条の不法行為に基づいて損害賠償請求をすることになります。

となれば、今回も、石鹸を購入した消費者が、販売会社に対して、単に民法上の不法行為責任を追及してもよさそうです。


ですが、その場合、問題が一つあります。訴訟において、被害者である消費者の側で、「自分が損害を被ったこと」に加えて、相手方の販売会社の「故意(=わざとやったか)」か「過失(=注意を怠ったか)」があったかを証明しなくてはなりません。

これは、なかなかやっかいです。自分が損害を被ったことは、医師の診断書などで容易に証明できるでしょうけれど、加害者である販売会社側が、消費者に損害を生じさせたことについて「故意」であったか「過失」であったかを、被害者である消費者側の方が証明するのは非常に困難なことです。

 確かにハードルが高く、企業に有利すぎます。

 そこで作られたのが、PL法という法律だそうです。

この法律によって、消費者側は、「製造物に欠陥があった」ことを証明しさえすれば、製造者側に「故意」や「過失」がなくても、責任を負わせることができるようになったのです。

同法が施行されることによって、製造業者側の「製品の安全」対する関心が高まったと言われています。それはそうですよね。それまでは、仮に製品に欠陥が見つかったとしても、その事について「故意」「過失」がなければ責任が問われなかったけれども、PL法が施行後は、欠陥があって、それによって何かの損害が生じれば、必ず責任を負わなくてはならなくなったのですから。


そこで企業としては、「表示・取扱説明」を充実させたり、「製品の安全性を重視する社内体制の構築」をしたり、「PL保険に加入」することなどが対策として練られることになり、これがひいては消費者保護につながっています。

 今回の茶のしずくの訴訟においても、やはり「損害賠償をする根拠は、PL法(製造物責任法)に基づく損害賠償請求権」という風にPL法は深く関わってきます。


 ここで最初の記事に戻りますが、やはりPL法の話が出てきます。

 裁判の争点は、いくつかある。一つは、PL法が定める「開発危険の抗弁」という免責事由。製品を開発した時点で欠陥を予見し得なかったか、というものだ。

 しかし、これは

 弁護団は「免責が認められるのは開発当時の"最高水準の知見が基準。アレルギーの原因とされる加水分解コムギ末の懸念を示した文献はすでにあり、予見できた」と一蹴する。

 としています。

 以前書いた茶のしずく問題、悠香の対応は?厚労省の評価は?も、他の企業がやっていることをやっていなかったという風に思える内容でした。


 もう一つの争点は「損害」の評価だそうです。

 交通事故等の損害賠償を参考にするが、これらは身体の一部を失うなど"目に見える被害。食事制限や行動制限、精神的ストレスなどアレルギーの損害をいかに認めさせるか、この点「食事制限の範囲が広範に及ぶなど日常生活への影響が大きい実態から立証していく」(同)とする。

 弁護団は1~2年の早期解決を目指し、被告を法人のみとした。


 なお、東京弁護団・中村忠史弁護士との一問一答では、

――第三次提訴を含めた原告数の見通しは。
 「1000人はいくと思う。9つの弁護団が第一次提訴に間に合わなかった。東京弁護団は150人が受任手続きを行っており、今回の提訴に間に合わなかった方が70人。新規申し込みを踏まえ100人は見込む」

 というやり取りがあり、現在より提訴する人が増えることはほぼ確実なようです。


 関連
  ■茶のしずく石鹸アレルギー問題 発症者数増加
  ■茶のしずく問題、悠香の対応は?厚労省の評価は?
  ■安愚楽牧場二次被害・詐欺に要注意!
  ■安愚楽牧場被害は詐欺ではないのか?
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