イタリア人にとって、過食は不倫より重い罪! [ 2006年01月12日 19時26分 ] [ローマ 10日 ロイター] イタリア人は浮気をするより、食べ過ぎることに罪悪感を憶えるんだそうだ。調査によって明らかになったもので、カサノバを産んだ国では、貞節を保つことより、体型をスリムに保つことが大切らしい。 精神医学誌「Riza Psicosomatica」が実施した調査によると、最も罪悪感を感じる悪徳は過食と浪費だった。 性的な不倫は「七つの大罪」の中で最も順位が低かった。それよりも、友人や家族を軽視すること、仕事で失敗すること、体形を気にしないことなどのほうが重たい罪だという。 調査は25~55歳のイタリア人約1000人を対象に行われた。イタリアはローマ・カトリックの伝統にもかかわらず、罪悪感を感じる要素に宗教はほとんど関与していない。 宗教的な規則を破ると罪悪感を感じると答えたのはわずか7%にすぎなかった。最も罪悪感を引き起こす要因は、愛する人の判断と社会全体から否定されることだった。 [日本語訳:ラプター] |
第一冠 高慢者 - 生前、高慢の性を持った者が重い石を背負い、腰を折り曲げる。ダンテ自身はここに来ることになるだろうと述べている。 第二冠 嫉妬者 - 嫉妬に身を焦がした者が、瞼を縫い止められ、盲人のごとくなる。 第三冠 憤怒者 - 憤怒を悔悟した者が、朦朦たる煙の中で祈りを発する。 第四冠 怠惰者 - 怠惰に日々を過ごした者が、ひたすらこの冠を走り回り、煉獄山を周回する。 第五冠 貪欲者 - 生前欲深かった者が、五体を地に伏して嘆き悲しみ、欲望を消滅させる。 第六冠 暴食者 - 暴食に明け暮れた者が、決して口に入らぬ果実を前に食欲を節制する。 第七冠 愛欲者 - 不純な色欲に耽った者が互いに走りきたり、抱擁を交わして罪を悔い改める。 Wikipedia |
#1 色欲/#2 嫉妬 ●キリスト教では色欲は罪とされるが、古代ギリシャやローマ帝国ではたたえられた。グノーシス主義の乱交や清教徒の不貞を禁じた法律など、色欲の歴史には思わぬ展開がある。 ●中世の哲学者トマス・アクィナスは、嫉妬の罪を犯す者は「他人の不幸に喜びを感じる」と言った。イタリアの詩人ダンテは、嫉妬する人間を「他人が蹴落とされるのを見て楽しむので両目を閉じて縫い合わされた罪人」だと特徴付けた。 #3 暴食 大食の罪は聖書では述べられていないが、すでに4世紀にはキリスト教徒の間で食べ過ぎれば地獄に落ちると信じられていた。暗黒時代の神学者は大食いから好き嫌いまで大食には7つあると考えていた。イタリアの詩人ダンテは、暴食の罪を犯した者は、地獄でヒキガエルや害虫を無理矢理食べさせられる罰を受けるだろうと書いた。この罪は肥満やアルコール中毒の原因とも考えられており、これまで断食から禁酒法まであらゆる取り組みが行われている。 #4 怠惰/#5 強欲 ●中世の神学者によれば、これは人を地獄に落とすほどの罪だという。科学者の中には、怠惰は中世の臨床的うつ病かもしれないという者もいる。罪なのか、それとも病なのか? ●強欲の罪については、十戒により“むやみに欲しがってはならない”と咎められている。18世紀の経済学者アダム・スミスは資本主義そのものが強欲の上に成り立っていると理論付けた。強欲は善なのか? #6 憤怒/#7 傲慢 ●憤怒は人間を圧倒する。預言者モーセは腹を立てやすく、スパルタの戦士たちは憤怒を消しさるため戦いの前に瞑想した。怒りは悪魔アモンによって体に仕込まれたものか、扁桃体が怒りの感情を生むと考えている化学反応か? ●イタリアの詩人ダンテは、傲慢の罪を“すべての罪の長”であり、サタンそのものの罪だとした。聖書でも戒められ、哲学者ソクラテスも非難しているが、古代ローマ人や海賊たちは傲慢を最高の美徳とした。 |
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