飛行機用の踏切があると知って、驚きました。イギリスの海外領土であるジブラルタルのジブラルタル空港のものです。ジブラルタルは、場所的にはスペインって感じのところですね。(2009/8/3)
他に啓徳空港もそんな感じと聞いたので、こちらの話も追加しています。(2017/06/06)
●世界のおもしろ空港 飛行機用の踏切があるジブラルタル空港
2009/8/3:私がこの空港を知ったのは、
飛行機が一般車道のど真ん中を突っ切って離着陸…ジブラルタル空港(らばQ)という記事。
ジブラルタル空港は、一部の滑走路が一般車道と交差する形になっているそうで、飛行機の離着陸を知らせる踏切があり、踏切が閉まっているときに離着陸するようです。記事によると歩行者も普通に歩いているそうで、驚いてしまいます。
また、これは土地が狭いからゆえの苦肉の策というのもあるでしょう。
●啓徳空港も人口密集地スレスレだった
2017/06/06:上記のツイートでは、「啓徳空港」という名前も出ていました。
によると、啓徳空港は、「カイタックくうこう」もしくは「けいとくくうこう」と読むそうです。
名前からして中国の空港…と思ったら、香港の空港と言った方が良さそうでした。正式な名称は香港国際空港だったそうです。またしても、イギリス絡みで、元海外領土ですね。イギリス空軍、大日本帝国陸軍(1942年から1945年まで)の基地であったという歴史も持つそうです。
ただし、1998年7月5日に閉港。Wikipediaによると、利用者は増えていたようですが、ツイートで言われたような近くに人家があったことが災い。"発着回数が増加するにつれて、滑走路の短さや滑走路が1本しかないこと、近隣への騒音被害、旅客数、貨物取り扱い量の増加によるターミナルの狭さ、スポットの少なさが問題となって"いました。
そして、"これ以上の空港の拡張は隣接地の買収も難しいうえに、ヴィクトリア・ハーバーに面した九龍湾北岸を埋め立てする余裕もない"ということで、新空港の必要性が叫ばれるように。そして、"1998年に、郊外の赤鱲角に新空港となるチェクラップコク国際空港が完成し、同年7月6日に新空港は開港"となりました。
●市街地のそばにあるゆえの弊害があった啓徳空港
また、"運用当時は、航空機が市街地上空を通過する都合上、周辺は空港に近づくにつれ低いビルしか建てられない、という高さ制限が設けられていた"という、市街地側にも制約があったようです。やはり人口密集地の近くは良くないという話ですね。
似たようなものとして、"着陸誘導灯と誤認しないために、香港内の全てのネオンサインは点滅させてはいけない決まりになっていた"ともしていました。おもしろいことに、この"着陸誘導灯は、空港とは無関係の一般のビルの屋上に設置されていた"とのこと。やはり苦肉の策でしょう。
この他にも問題がありました。事故が多かったのです。"滑走路をオーバーランして海中に突入したり、着陸時にしりもちを起こすなど"の事故が多かったそうです。
ただ、Wikipediaでは、"小さな事故は多かったものの、パイロットが緊張するためか、着陸に失敗し市街地に突っ込むような事故は皆無であった"ともしていました。そういう問題なんでしょうか?
どちらかと言うと、やっぱり人口密集地近くは怖い…という話な気がします。
【その他関連投稿】
■
機内食がまずいのには理由がある 原因は人間の味と匂いの感じ方のせい ■
飛行機が離着陸で電気を暗くする理由は安全性 JALとANAで対応分かれ、LCCでもジェットスター・Peachが異なる判断 ■
延期しすぎの三菱重工のMRJ、違約金地獄に?納入も初飛行も延期連発 ■
飛行機のペット輸送で犬の死亡事故 貨物室の温度は暑い?寒い? ■
ドローン規制で国家資格「無線技士」 効果小さく利権作り目的? ■
商品・サービス・技術についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|