海外の反応シリーズは直前に
海外の反応 日本料理世界3位、好きな和食ランキングシリーズをやったばかりです。
しかし、お盆休みなどのために取っておいたストックからもそれっぽいのが出てきました。
日本人の国民性というテーマで、ちょっと方向性が異なるのでまあ、いいかな?とそのままアップします。
今回これを書こうとするきっかけとなったのは、
日本人がコールセンターで待てるのは平均6分、主要11カ国で最短(2012年06月14日 13時36分 Business Media 誠)という記事です。
アメリカン・エキスプレスの調査によると、主要11カ国の男女に「電話で顧客サービスセンターに連絡した場合、電話がつながるまで最大でどれくらい待てますか?」と尋ねたところ、日本は平均6分。最も長かったインドの16分や米国の13分、英国の11分などを大きく下回り、調査対象となった11カ国中最も短かかった。
また、「待てるのは最大5分以内」とした割合も63%と最も高く、米国(19%)や英国(27%)、ドイツ(50%)などを上回った。 |
元は画像データですので書きだしてみます。(グラフには数字がありましたが、端数が書いていませんでしたので同点とみなしています)
電話で顧客サービスセンターに連絡した場合、電話がつながるまで最大でどれくらい待てますか? (出典:アメリカン・エキスプレス)
1位 インド 16分
2位 メキシコ 15
3位 カナダ、オーストラリア 14
5位 アメリカ 13
6位 イタリア 12
7位 フランス、イギリス 11
9位 ドイツ、オランダ 7
11位 日本 6
インド人は気長みたいです。何となくわかるような。
2位はメキシコ。ラテン気質と思いきや、ヨーロッパのラテン系は半分より下です。
日本人とともに真面目と言われるドイツも最下位クラス。
他の品質が高く何事も迅速である分、逆に先進国では不利なんでしょうか?
とはいえ、消費者意識の塊でかつ訴訟大国でお馴染みのアメリカ人が、意外に我慢強く中位。日本の倍以上の13分も待てるっていうのは、何か悔しいです。
これをここで書いちゃうと今日のテーマが台無しになるのですが、単純な短気・気長ではなく、結局はものによるんでしょうね。
ホンダが燃費広告で賠償する訴訟社会アメリカでなぜか通用する割引詐欺という話も書いたとおり、アメリカでは妙なところに寛容だったりします。
耐えられるところ・そうじゃないところは国によって違っていて、おもしろいものですね。
あとはストックの中から使っていなかったものを。
まず、
「成長論」から「分配論」を巡る2つの危機感 自力で生活できない人を政府が助ける必要はない!? 波頭 亮 2011年11月18日(登録要、日経ビジネスオンライン)というもの。
今年は生活保護のところが支給額減に傾きそうな感じで話題になりましたが、「What the World Thinks in 2007」The Pew Global Attitudes Projectを見ると、"日本では「自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない」と考える人が世界中で最も多くなっている"ようです。
「助けてあげる必要はない」と答えた人の割合は日本が38%で、世界中で断トツである。第2位はアメリカで28%。アメリカは毎年多数の移民が流入する多民族、多文化の国家であり、自由と自己責任の原則を社会運営の基軸に置いている。この比率が高くなるのは自然なことだ。そのアメリカよりも、日本は 10%も高いのである。
日米以外の国におけるこの値は、どこも8%~10%くらいである。イギリスでもフランスでもドイツでも、中国でもインドでもブラジルでも同様で、洋の東西、南北を問わない。経済水準が高かろうが低かろうが、文化や宗教や政治体制がいかようであろうが、大きな差はない。つまり“人”が社会を営む中で、自分の力だけでは生活することすらできない人を見捨てるべきではない、助けてあげなければならないと感じる人が9割くらいいるのが“人間社会の相場”なのである。
にもかかわらず日本では、助けてあげる必要はないと判断する人の割合が約4割にも達している。日本は、“人の心”か“社会の仕組み”かのどちらかが明らかに健全/正常ではないと言わざるを得ない。 |
これも耐えられるところ・そうじゃないところは国によって違っていると言えそうです。
今日はあまり日本人にとって喜ばしくない話を集めていますけど、もう一つ
日本人ネットユーザーと欧米人ネットユーザーの違い / 日本人は否定・批判から入る- ロケットニュース24(2012年1月4日)もご紹介。
"日本人ネットユーザーと欧米人ネットユーザーの違いでいちばん大きいのが、受け取った情報に対する思考の違い。日本人はニュースや出来事、情報などをネット上で知った際に「まずは粗を探して否定と批判から入る」傾向があるという。
それに対して欧米人の多くは真逆で、「肯定や率直な感想から入って情報を受け入れ、さらに発展的な意見を出していく」傾向にあるという。特にTwitterでは両者の傾向が顕著にみられるようだ"
"このような傾向に対して、海外情報を伝えるジャーナリスト・ティム氏は「日本人と欧米人は情報を得たときの反応が真逆ですが、行きつくところは同じです」と語る。それはどういうことなのだろうか?
ティム氏は「日本人は情報を鵜呑みにしない自分自身のアイデンティティーを大切にしたがる傾向にあると感じています。素直に受け止めると薄い人間だと思われるのが嫌だという人もいました。もちろん民族的な性格も大いにあるでしょうが、結局のことろ、最後には意見を出し合ってどうするべきかを発展的に求めていくケースが多いです。つまり最終的には欧米人と同じようにポジティブな展開になるんです」と、両者を分析している"
これだけだと何とも言いようがないです。らばQなどで抜き出した外国人コメントなんかはそんな風に見えますが、私が欧米サイトを直接よく見ていないのでわかりません。
「ほら否定から入る」と言われるかもしれませんけど、少なくとも実例を出す、できれば広く認められた研究論文を紹介するみたいなのがないと、判断しようがないです。
あと、「ポジティブな展開になるんです」は日本の話なんですけど、あんまり実感としてはないですね。残念がら文句をいうだけで終わっていることが多いような……。
途中で書いたように今日は悪いところを集める回になりましたが、日本人には良いところもいっぱいあります。
何かどっちかに偏る人が多い気がしますけど、両方合わせて日本人って自覚をしていくと良いんじゃないでしょうか?
追加
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