イケアでは以前気になった記事で、
イケアが「男性預かり所」を開始を紹介したことがあります。
"マン・ランドには、ピンボール、テーブルサッカー、同社の快適なソファなどがそろっており、『GQ』をはじめとする男性向け雑誌が置いてある。ここにいれば男性は時間を潰すことができ、その間、女性は家庭用品を、予定よりずっとたくさん買い込むことができる。"
"この「男性預かり所」は、父の日があった週末の趣向らしい"
おもしろいサービスだなと思いましたが、
21世紀の無法地帯、中国IKEA(イケア)の使われ方(2011.10.23 09:00 ザイーガ)では無料コーヒーの話が載っていました。
と言っても、タイトルを見てわかるとおり、主役はIKEAというよりは、IKEAで時を過ごす中国人たちの方です。
中国には上海に2店のIKEAがある他、北京、深セン、広州、大連、沈陽、南京、成都にお店を出しており、どの店舗もカフェテリアを併設しています。
このカフェテリアでは"会員になるとコーヒーが無料になる"んだそうです。
素晴らしいサービスなのですが、そのせいで"地元のお年寄りに占拠"されるという状況に陥っています。
IKEAはこれを認めているのかな?と思ったのですけど、"開店と同時に大勢のお年寄りがやってきて6時間以上も居座るそうで、上海では老人社交クラブ主催者がイケアのカフェテリアを会場としてメンバーを集めており、問題が深刻化しているとのこと"。
"イケア側は集団で占拠しないように、お互いに席を譲るなど文明的な行動を呼びかける張り紙を出したが全く効果がな"かったともありました。
普通に迷惑なようです。
老人たちの無法ぶりを見てみると、これがなかなかすごいです。以下、箇条書きでざっと行きます。
・火曜と木曜の午前10時の開店と同時に無料のコーヒーを手にほとんどの椅子とテーブルを占拠。(普段の6倍のコーヒーを消費)
・300~400人の中高年が持ち込みの食べ物やスイカの種を食べながら大声で話し、”交友活動”は午後10時の閉店まで続く。
・カフェテリアの床は吐き出されたスイカの種や持ち込み食料のゴミでいっぱい。
・大量のコーヒーカップが紛失・破損。(平時の10倍)
・一般の客がカフェテリアを訪れても席がなく、立ったままコーヒーを飲む羽目に。
・席を求める一般客と居座る交友活動中の中高年との間で喧嘩が絶えず、時には殴り合い。
記事には他に"一般の利用客も、まるでホテルを利用する感覚で、展示品のベッドにマジ寝したり、ソファーや椅子に座って新聞を読んだりするそうです"とありました。
こちらは同じザイーガの
中国のIKEA店内のベッド・ソファーは満席状態、仮眠できる休憩スポットに(2012.8.14 09:00)で画像が多くあります。
記事によれば、中国のIKEA店内では、クーラーが効いているために"ベッドやソファで仮眠をする人々"に大人気。"ほぼ満席状態"というほどの活況を呈しているようです。
わざわざ"遠くから車で来る人も多く"、前述のコーヒーを飲みながら、"ほぼ1日中IKEAに滞在"。
日本でも電気屋さんのマッサージチェアで眠っている人がいますが、あれはどうなんですかね?
海外の人からだとどう見えるかわかりませんので、中国人といっしょにされるのが嫌な人はやめておいた方が良いと思います。
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