"中国人が首傾げる、日本の10大フシギ1"(2009/8/9)と"中国人が首傾げる、日本の10大フシギ2"(2009/8/10)をまとめて、タイトル変更しました。
●中国人が首傾げる、日本の10大フシギ
元ネタは、レコードチャイナの”中国人が首傾げる、日本の10大フシギ”(配信日時:2009年5月13日(水) 14時57分)というもの。ただ、10個にページが分かれていて読みづらいですし、タイトルもわかりづらいところがありました。なので、以下の10個は文章を修正しています。
<中国人が首傾げる、日本の10大フシギ>
1.カラスがやたら大きくて賢い。
2.政治の話ができる。
3.過労死と自殺が多い。
4.動物愛護の精神がある。
5.東京に中国人が多く、しかも、中国各地から来ている。
6.中国より冬が寒く感じられる。
7.野生の熊が出没する。
8.公務員が親切である。
9.野菜が肉より高い。
10.わざわざ騒音を出すように車を改造している。
以下元ネタ
1.
異常に賢いカラスたち 2.
政治談義はタブーでない 3.
過労死と自殺の多さ 4.
動物愛護の精神 5.
東京は方言だらけ!中国の各地から集まっている 6.
冬の体感温度が低い 7.
野生のクマがいる! 8.
公務員が親切 9.
肉より高い野菜 10.
トラクターよりうるさい爆音改造車●東京は中国人だらけと驚き…でも今はもっと多い?
良いもの悪いもの、単純に不思議に感じていることが入り混じっていますね。非常に中国らしかったのが、「2.政治の話ができる」ことに驚いていること。これは良いことだと言って良いでしょう。まあ、中国人は今ネットだとかなり政治的な話をしてますけどね。変わってきているのかもしれません。
変わってきているかもしれないなというのは、「5.東京に中国人が多く、しかも、中国各地から来ている」もそうかもしれません。その後、訪日外国人が急激に伸びましたから、記事が出ていた2009年当時よりも、さらに中国人が増えているのではないでしょうか。
なお、「中国各地から来ている」というのは、「ありとあらゆる方言が聞こえてくる」ということでわかるのだそう。中国の方言はスペイン語とポルトガル語の違いより大きいなんて言われていて、相当に違っています。
●「日本のカラスは大きい!怖い!」と驚く中国人たち
かなり順番を変えて書いてきていますが、元記事で最初だったのは、「1.カラスがやたら大きくて賢い」でした。日本人としては、そこに驚くのか?という意外なものでしょう。
「中国のカラスの2倍はある」「鷹くらいの大きさと言ってもいい」「日本のカラスの恐ろしさと言ったらない」といった風に、カラスに脅威を感じているようです。日本人でも怖がってる人はいますからね。人に対して物怖じしない大きい黒い鳥がごろごろいるんですから、怖がるのも無理からぬことかもしれません。
また、カラスたちが賢いことにも驚いているといいますが、これも日本人も言っていること。さらに、駆除しないことを不思議に思っているともありましたが、こちらは誤解。実際には駆除も一部で行われています。
私は駆除以外の対策が効いたのだと予想していますが、
東京都のカラス数激減していた カラス対策は捕獲が有効だった?でやっているように、現在ではかなり減っているとのこと。この項目も現在ではまた印象が変わっているところかもしれません。
●都市化の進んだ国なのに熊が出没するなんて!
上記の「駆除しない」という誤解は、「4.動物愛護の精神がある」とも関係するかもしれません。人に慣れていて、ちっとも怖がらない猫や野鳥は、「生き物を守ることが大切にされている日本では、彼らが駆逐されることはほぼないからである」と彼らは解釈していました。
なお、
犬の飼育頭数世界一の中国で殺傷事件続発でやっているように、中国でも動物愛護精神を高めようという動きが出ています。ここもまた今だと印象が変わってきているでしょうか。
動物関連ではもう一つ「7.野生の熊が出没する」というのもありました。これは、都市化の進んだ先進国・日本というイメージと、頻繁に出没する野生のクマにギャップがあるというもの。
なお、熊出没が増えた理由の一つとして、農村の過疎化などによって里山を人間が利用しなくなった結果、熊などの野生動物と人間との緩衝地帯が失われたためという見方があります。似たような感じで、人間が開発したからこそ熊が出没しやすくなっているという側面もあるかもしれません。
●日本の悪いところにも驚き 過労死・自殺・改造車
順番バラバラになっていますが、前半5つでは「3.過労死と自殺が多い」がまだ残っていました。これは明らかに悪いもので、日本の闇の部分です。10万人当たりの自殺者数は日本が23.7人、中国は13.9人だとのこと。
元記事によると、まじめで責任感が強く、他人を気遣う日本人の気質がよく表れた現象…というまるで褒めているような捉え方になっていましたが、いい話にしてはいけない話。変えていかなくてはいけません。
残りの中でもう一つ悪いものとしては、「10.わざわざ騒音を出すように車を改造している」ということ。飽くまでごく一部の人であり、日本人のほとんどはむしろ好きではないと思うんですけどね。私も彼らの好みは不思議に思っています。
逆に良いところとしては、「8.公務員が親切である」が残っていました。公務員に関しては日本人による評判はむしろ悪いと思われるのですけど、中国人から見るとずっと良く見えるようです。
●気温よりもなぜか寒く感じられる日本の冬
これで残すはあと2つで、「6.中国より冬が寒く感じられる」と「9.野菜が肉より高い」。良い話でも悪い話でもない純粋に不思議に思っているという話です。
まず、冬の寒さは実際に日本の冬の気温が低いという意味ではなく、「体感的に」というもの。「日本の0℃は、中国の-35℃と体感的にはたいして変わらないように感じる」などとありました。
理由として、島国で湿潤な気候であること、セントラルヒーティングが普及していないことを挙げています。私は北海道出身ですが寒がりで、本州のどこ行っても寒いと感じていました。北海道は暖房ガンガンですし、中国人の気持ちがわかります。
湿潤な気候に関して言うと、梅雨や夏なんかはどうなんでしょうね? 日本のじめっとした暑さも、外国人は苦労していそうなイメージです。
●中国ではタダ同然のスイカが日本では超高級!
もう一つ残った「9.野菜が肉より高い」ですが、実際には全体的に見ると普通に肉の方が高いんじゃないかと。記事でも、肉類よりも高価な野菜や果物がたくさんあるという言い方をしていました。
この「野菜が肉より高い」は、日本人でもよく言っている人がいます。ただ、中国では「安い」のレベルが違うみたいですね。
スイカは「中国では水がわりに食べるといってもよいくらい安価で気軽に食べられる果物だが、日本のスイカ1個の値段と言ったら、中国ではトラック1台分のスイカを買えるほどの値段」なんて話がありました。桁違いですね。
そのため、野菜が高くて肉ばっか食べてしまい、日本に来ると太る人が多いなんてことも書かれていました。
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