Appendix

広告

Entries

英語は話せないけど海外で起業 Tokyo Otaku Mode(トウキョウ・オタク・モード)


 また、おもしろい企業の紹介。

 世界で580万「いいね!」を獲得した日本のベンチャー 英語を話せなくても海外で起業できる(要登録 日経ビジネスオンライン 2012年8月10日 加藤靖子)によれば、"米シリコンバレーで活躍する、日本のベンチャー企業「Tokyo Otaku Mode(トウキョウ・オタク・モード)」"は、"漫画やアニメ、ゲームといった日本のオタク文化のニュースを集めて英語で発信"しています。

 "フェイスブックページには、約580万の「いいね!」がついており、日本人が運営するフェイスブックページでは圧倒的なトップ"、"ユーザーは海外からが99%"であり、"日本のサブカルに傾倒するファンの熱烈な支持を受けている"そうです。(Like!の国籍比率は「北米と南米でそれぞれ35%くらい。その他がヨーロッパ、アジアと続き、日本は1%未満」、ここは後述のベンチャーナウより)


 この記事の8月10日時点では580万の「いいね!」でしたが、"今も1日1万5000人以上のペースでファンが増え続けている"という状態ですので、今も急増中です。

 更新しているとキリがない状況ですが、Facebookで630万「Like!」を有するTokyo Otaku Mode デジタルガレージ及び米著名個人投資家から資金調達を実施(2012/09/06 16:00 CNET)では、"ページ開設からわずか17ヶ月(2012年8月30日)で、Like!数(ファン数)が630万を突破"としていました。


 このTokyo Otaku Modeが"その名を一躍業界に知らしめたのは今年、シリコンバレーの著名エンジェルファンド「500スタートアップス」から出資を受けたこと"だそうです。

 Tokyo Otaku Mode が米投資家等から総額50万ドルの資金調達に成功した理由(September 07 , 2012 11:50 | Venture Now)によると、
 1回目の資金調達をおこなったは7月。インキュベーションプログラムへの参加が決まったことで必然的に投資も決まった。調達先は、500 Startupsをはじめ、川田尚吾氏、西川潔氏など国内外の著名個人投資家複数名。

 1回目、2回目を合わせて、Tokyo Otaku Modeが調達した金額は、総額50万ドルになった。

 となっています。


 この会社何がおもしろいかと言うと、"創業メンバーは元々、全員、フルタイムの仕事を持つ「サラリーマン起業チーム」"だったということです。

 "当初はある一定の期間で大した反響が得られなければやめよう、みたいな「どうなるかわからない」(Tokyo Otaku Mode)状況でのスタートだった"そうです。(この行のみベンチャーナウより それ以外は日経ビジネスオンライン)


 さらにすごいのは、"経営幹部5人は英語を苦手としている"ということです。

 亀井智英CEOにいたっては「むしろ、ほとんど英語を話せない状況で起業した」という有様でした。
 グローバル展開を目指す経営者が英語を話せないとは、あまり聞いたことがないが、クラウドサービスの登場によって、今ではそんな課題もほとんど解消できるのだという。亀井CEOは、ウェブサイトで日英バイリンガルを探し、仕事を依頼するのだ。翻訳能力の確かな日本のサブカルファンに、ボランティアで文書を翻訳してもらった。クラウドの文書サービスを利用することで、複数人いる翻訳者間でも混乱なく、効率よく作業が進んだ。

 サイト運営も、グローバルにリーチでき、なおかつ常に人が集まるフェイスブックを最初に選んだことも正解だった。熱心なユーザーがソーシャルネットワークを介して、コメントや「いいね!」を押すことで、ますますサイトが盛り上がっていった。

 クラウドサービスやネットワークインフラが普及したことで、新興企業は以前と比べ物にならないような少額の資金でウェブサービスをスタートできるようになった。時間のない「サラリーマン起業家」で、さらに限られた資源のなかででも、わずか4カ月で100万人のファンをフェイスブックに集めることに成功した。最近のスタートアップのトレンドを正に具現化したような事例だと言えるだろう。


 肝心の事業内容については軽くしか書いていませんでしたが、「目のつけどころが良かった」というのはもちろんあります。

「日本のアニメやゲームといったサブカルチャーは海外で人気がある」

 これは誰でも知っています。


 しかし、"そうしたコンテンツを紹介しているのは、大抵は外国人の熱烈なファン"であり、「日本からきちんとコンテンツを広めているところはほとんどなかった」(亀井智英)といった状態だったようです。

 ですから、"サブカル好きが集まる「場」をきちんと整備することで、日本のコンテンツを上手く広めようと考えた"ようです。
 亀井氏らが実際に海外のサイトを調査してみると、海外では、サブカルは常に新しい話題に溢れているものの、コンテンツが色々な場所に散在していた。「常に何か新しい情報を得たいという熱心なサブカルファンにまとまった情報を提供できれば、ビジネスとして成立する」と亀井氏は確信する。

 まだマネタイズの段階には入っていないが、膨大なアニメファンを抱えるメディアとしての広告収入を見込んでいる。多くのファンをTokyo Otaku Modeのサイトに多く集客、コアなファンをターゲットにした広告を展開する予定だ。これまでの所は、選んだコンテンツの内容は、かなりコアのファンの心をつかんでいるようだ。また、グッズの電子商取引などの展開も視野に入れている。

 寿司が世界中で人気が高いというのも、有名です。

 私のブログでも過去に日本料理の海外の反応 寿司、照り焼き、カレーライスというものを紹介しています。

 しかし、その恩恵を日本人が受けているか?と言うと、ちょっと怪しくなります。


 何度か書いていますけど、日本人の作ったサービス・製品などがガラパゴスで、海外(特にアメリカ)のサービス・製品などがそのまんま日本で受け入れられ、市場を独占するというのはいつも悔しく思っていました。

 Tokyo Otaku Modeに関してはサブカルチャーの名の通り、メインストリートを駆け抜けるようなものにはならないかもしれませんが、日本のサービスが海外にどんどん進出するきっかけとなればと思います。


 関連
  ■日本料理の海外の反応 寿司、照り焼き、カレーライス
  ■スキマトーク、スカイプ・フィリピン英会話への対抗策
  ■海外注目の新しいホテル「ファーストキャビン」 1時間800円・ドアなし・稼働率90%なのに高級感
  ■バルミューダの優しい風の扇風機GreenFan2、市場に革命を起こす
  ■レンタルが市場を広げる!おかりなレンタルでルンバをお試し
  ■その他の企業などについて書いた記事

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由