2012/10/30:
セクハラ・性的な嫌がらせの定義がよくわからない
どこからアウトでどこまでセーフ?シロかクロかのラインはどこに?
際どいセクハラの事例 仕事のパソコン画面でヌード
女性を褒めるのもダメなの?褒め方にも注意
イケメンならセクハラにならない?
セクハラが起きるのは小学生が言われるようなことができないため
そもそもなぜ他人の外見を批評するのか?
際どくないセクハラ事例ばかりな気が…
●セクハラ・性的な嫌がらせの定義がよくわからない
2012/10/30:セクシャルハラスメントは、簡単に言うと「性的な嫌がらせ」のこと。実を言うと、男女雇用機会均等法に明確な定義が書かれています。
こちらによれば、セクハラとは「職場において行われる性的な言動に対する、その雇用する労働者の対応により、当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、または当該性的な言動により、当該労働者の就業勧業が害されること」とされています。
でも、はっきり言って難しくてよくわかりませんよね。
●どこからアウトでどこまでセーフ?シロかクロかのラインはどこに?
上記の話は、
パートさんのお尻触ってラブホに誘ったセクハラ課長 これはクロだが、実際どこでラインを引けばいいの? (2012年10月3日 弁護士・松江仁美、協力:弁護士ドットコム)という記事からでした。
"相手が嫌がるのにお尻を触ったり、ラブホに誘ったりすれば、完全にハラスメント"で、言い逃れはできないでしょう。しかし、女性の洋服や髪型を誉めたらどうなるのでしょうか。
本心で言っていても、相手に「キモイ」と言われてしまったら、それはセクハラになるのか、ならないのか。このシロかクロかのラインを引くのが難しいのがセクハラ問題の難しさ。
「分かりやすいセクハラ相談事例と、セクハラとは判断がつきにくい事例を挙げながら、職場での対策について考えてみたい」というコンセプトの記事だったのです。
●際どいセクハラの事例 仕事のパソコン画面でヌード
際どいセクハラの事例として、「パソコンのスクリーンセーバーを女性のヌードにしている場合」が挙げられていました。
実を言うと、これは「女性を不快にさせるものを職場の見えるところに置く」ことで、職場の環境を悪化させているセクハラになるとのこと。「環境型セクハラ」といわれるそうです。これらは悪気が無くてもついうっかりという事態が起こるため、気をつける必要があると指摘されていました。
ただ、会社のパソコンでやることじゃないですよね。業務外のことをやっているといった問題もありそうです。
●女性を褒めるのもダメなの?褒め方にも注意
また、上記で出ていた「女性の洋服や髪型を誉めたらどうなるの」の話は以下。わりと際どくないような例なんですけど…。
例えば、女性社員に対して「きれいな色のシャツで、いいね」と誉めるのはかまわない。だが、こう言ったら、女性はどう思うか。
「そのシャツ、胸の開き方がいいね」
これは、レッドカードだろう。同様に、「そのワンピース、スマートでかっこいいね」は良いが、下記もマズい。
「そのワンピース、ボディラインが出て、いいね」
また、女性に対して「何だ寝不足か、夕べ夜更かししたんだろ」はいいが、下記は誰が何と言おうとレッドカードだ。
「何だ寝不足か、夕べ彼氏とがんばったんだろ」
後者は性的な行為を連想させる言葉を言っており、かなり直接的に不快感を与えることになる。
●イケメンならセクハラにならない?
それはともかく、こういった説明をすると必ず「どうやって区別するのか」という質問を受けるそうです。
今回の案件でも、同じ質問を社長からもらった。こうした質問には、筆者はたいていの場合は「社長は大丈夫です。いい男だから」と答えるようにしている。
決してふざけている訳ではない。本当のことだ。たとえば「君はストッキングなんか穿かない素足の方がきれいだし、雰囲気に合っているね」という発言があったとする。この同じ台詞を、韓流スターのような、職場のあこがれのプリンスから言われたら、彼女は、どんなに寒くてもこの先二度とストッキングを穿かないだろう。
逆にこの同じ台詞を、しょっちゅう、隙あらばお尻を触ったり、失礼なことばかり言う人が言ったら、どうだろうか。
うぉ、「ただしイケメンに限る」の類型ですね。まあ、仕方ないことですけど、納得行かない方も多いかも。あと、イケメンなら大丈夫は事実と違う可能性を感じます。
というか、例で出ていた隙あらばお尻を触る人は問題外じゃないですか? 際どくない話が多いですね。
●セクハラが起きるのは小学生が言われるようなことができないため
アドバイスはこちら…ですが、それ自体が難しいんだと思いますけどね。
筆者はアドバイスとして、「女性社員から嫌われるようなことをしない」ということだけを伝えている。
セクハラは、得体の知れない用語のように思われ、メディアなどで事例が取り上げられたりして、世のオジサンたち震え上がらせている。しかし、過度にビクビクする必要はない。結局は「人と人とのつきあいの衝突をどう避けるか」の問題であり、嫌がらせという範疇に入るかどうかは、あくまで被害者の目線で考えればわかることだ。
セクハラ問題の予防と対策を考えたとき、最終的に行き着くところは「人が嫌がるようなことをしない」という、シンプルな対策に行き着く。
●そもそもなぜ他人の外見を批評するのか?
とりあえず、私は前述のような他人の外見を批評するようなコメント自体を避けておくべきだと思います。
私自身が人様の容姿格好をとやかく言わない質なので気持ちがわからないだけかもしれませんが、そんなこと言う必要全くないですよね?
積極的にコミュニケーションを取ろうという現れで、前向きなものなのかなぁ…? でも、もっと違う話をするべきじゃないかと思います。他人の容姿格好を批評するのって失礼でしょう。
●際どくないセクハラ事例ばかりな気が…
もう一つ事例がありましたが、これも極端であまり参考にならなそう…。
寝不足の女性にかける言葉の事例を先に述べたが、同じ状況で「何だ寝不足か、ただでさえ顔色悪いんだから大事にしろよ」はいい。しかし、こういったら、どうだろうか。
「何だ寝不足か、顔色悪いぞ、ただでさえ、ブスなんだから気をつけろよ」
当然、レッドカードである。言われた女性は不快に思う可能性が極めて高い。
しかし、少し考えてみてほしい。日頃の会話で、挨拶代わりに「ブス」という言葉を使っていたら、どうだろうか。声をかける男性側も本当に気のいい人であり、本当に体をいたわる思いが入っている場合もある。
いや、でも、普通は「ブス」って言わんでしょ? 「ブス」が通用するというのはよほど打ち解けている状態だけですし、許されていると思いきや「実は嫌でした」ということもあり得ます。世間体を気にするので、本心を言いづらいのです。
やはり先程私の言った「外見批評をしない」ルールの方が、アドバイスとしては良いような気がしてしまいます。
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