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LINEで不具合「他人のメッセージを誤表示」 セキュリティ軽視運営の産物か?


 システム的な不備を多数紹介してきたメッセージアプリのLINEですが、今回は極めてストレートにやらかしくてくれました。

 LINE関連最新の3つ
  ■無料通話アプリLINEが急激に成長した理由 サービス利用開始の簡単さ
  ■LINE・カカオトークでトラブルを防ぎ、安全に使うプライバシー設定 ポイント5つ
  ■LINEで名前を本名にする危険性 意図しない人に知られるおそれ

 今回はセキュリティに関する設計不備で危険などというのではなく、他人のメッセージの誤表示です。もうこユーザー的にはお手上げ、防ぎようがありません。

J-CASTニュース
LINEで他人のメッセージが誤表示 中国語やタイ語の会話まで流れてきた
2012/11/ 1 19:26

無料通話・メッセージアプリ「LINE」で、トラブルが発生した。利用者間でテキストメッセージをやり取りする機能で、他人の会話が誤って表示されるケースが報告されたのだ。

(中略)

LINEでは、「トーク」と呼ばれる機能で登録した友人とテキストメッセージのやり取りができる。これが不具合を起こしたのだ。ツイッター上では、「知らない他人の会話が流れ込んできた」「数人からタイ語と中国語が混ざったメッセがきて少し困惑中」などと書き込んだ利用者が複数現れた。

http://www.j-cast.com/2012/11/01152410.html?p=all

 運営会社のNHNジャパンは取材に対し、
ただし、混線したのはメッセージ内容で「IDや氏名、電話番号といった個人情報に該当するものはありません」と説明する。加えてメッセージは「送信者不明」で送られていたため、電話番号やIDから個人を特定することは不可能という。

 と説明していますが、これも自己保身的であまり良心的じゃありませんね。

 メッセージ内容が流れたということは、そこに発信者、あるいは相手、さらには両者の知る知人の情報が含まれる可能性は十分にある……と言うか、あって当然なわけです。

 そこから"個人を特定する"可能性は否定できませんので、不信感を煽る対応です。


 ツイッターでは"利用者が「自分の会話もどっかに流れちゃってるのかな」と懸念する投稿があった"そうですが、他人のものを受信した以上、誰かのメッセージが流れたことは間違いないわけで、自分のメッセージも当然流出した可能性があります。

 別の記事では誤表示の例が出ていました。

2012年10月31日 20時10分 更新 [ITmedia]
LINEで“混線”? 突然謎のメッセージ 他人のメッセージ表示される不具合か

 都内のあるLINEユーザーは31日夕、PC版の「トーク」で友人と会話中に突然、「東京の23です!!」「地域は千種です。まみさんはどちらですか?」「H好きよー」といった身に覚えのないやりとりや、タイ語や中国語とおぼしきやりとりが一気に混入してきたという。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/31/news116.html

 記事には、"LINEではこの日未明、スマートフォンアプリ、PC版などすべてのデバイスで全機能が利用できなくなる障害が発生していた"ともあり、この障害復旧の際に何かやったのかもしれません。


 最初の記事に戻りますが、モバイル通信事情に詳しい武蔵野学院大学准教授の木暮祐一さんの「他人の情報が表示されるなど、本来あってはならないことだ」という言葉を紹介した上で、以下のように書いています。

無料通話・メッセージアプリをスマートフォン(スマホ)にインストールする場合はLINEに限らず、スマホに登録してある「電話帳」データの送信を求めるものが多い。アプリ側がサーバーに取り込んだデータを照合し、本人の番号を知っている人が他の利用者の中から見つかれば「友だちの可能性が高い」として知らせてくれる。検索しなくても知人を発見しやすくなるが、電話帳データをそっくり預けることに抵抗があるとの声も聞かれる。

木暮氏は、電話帳情報に対する考え方に「ゆるさ」が出てきたのではないかと懸念する。従来型携帯電話の場合、サービスを提供する主体の通信事業者は電話番号のような個人情報の取り扱いに非常に慎重だった。だがスマホでは、利用者本人がダウンロードする各種アプリの使用は「自己責任」の度合いが強い。LINEをインストールした利用者が、「自分だけでなく、友人の電話番号など個人情報が詰まっているデータを(LINEという)第三者に渡すという『事の重大さ』を、ほとんど意識していないのではないでしょうか」。

フェイスブックやmixiとはやや異なり、LINEは「これまでメールのような形態の交流方法を好んで使っていた層に受け入れられたと思います」と木暮氏。携帯電話でのメールのやり取りは、通信事業者がセキュリティー対策を施しており、何よりも電話帳情報を業者に「譲渡」する必要はなかった。LINEは、今までと同じ感覚でメールのようなコミュニケーションを楽しめるが、その陰に「電話帳提供」という条件が加わっている。木暮氏は「類似のサービスが増えれば、危険なアプリが登場しないとも限りません。電話帳データを提供すれば、万一トラブルが起きると友人に大きな迷惑をかけるリスクが生じると認識してほしい」と助言する。同時に、今回問題が起きたLINEに対しては「運営側が、通信事業者の意識を高めて安全性に十分配慮する必要があるでしょう」と戒めた。

 今回の問題は今までのLINEの設計不備からしても、ある程度予想できたかもしれません。

 それは技術的なまずさというのもありますが、それ以上にセキュリティ面に関する関心の低さ、ユーザーのプライバシーを守ろうとする意識の低さがLINEの運営に見られるためです。

 ただ、「予想できたかもしれません」というだけで、私はそこまで突っ込んだ書き方は今までしていませんでした(LINE側や愛好者に叱られそうな気もしましたし)。これは良くなかったと今回のニュースを見て反省しました。


 ということで、少しキツイ書き方になってしまいますが、

LINEはセキュリティを強化する意志を感じられない、極めて杜撰(ずさん)なサービスです。そういうサービスであっても構わないという方だけLINEをご利用ください。

 と注意を促しておきます。


 追記
  ■LINE(ライン)の使い方の注意点 機種変更でアカウント使用不能・元彼に近況を知られる・運営がメールの内容を利用

 関連
  ■無料通話アプリLINEが急激に成長した理由 サービス利用開始の簡単さ
  ■LINE・カカオトークでトラブルを防ぎ、安全に使うプライバシー設定 ポイント5つ
  ■LINEで名前を本名にする危険性 意図しない人に知られるおそれ
  ■LINEの危険性 知らない人と「友だち」になったり、メッセージが来たりする
  ■LINEの注意点 意図しない人に「タイムライン」「ステータスメッセージ」を見られる危険性
  ■その他のインターネット、パソコンなどについて書いた記事

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