パチンコシリーズで
パチンコの将来 日本のカジノとギャンブル性(射幸性)の低下をやったときに平沢勝栄さんの話が出ていました。
そこで出ていたのは「警察庁時代にパチンコ業界でのプリペイドカード普及を進めた」という話なんですけど、これがずっと気になっていましたので今回ちょっと調べてみます。
おもしろいことに、このプリペイドカードに関してはプラスの評価とマイナスの評価と、真っ二つに見方が分かれていた……と思ったんですが、今探すと良い話は見つかりませんでした。
ちょっと良さそうなのは、以下ですかね。
日本の癌・朝鮮人の米櫃であるパチンコ 平沢勝栄とパチンコ業界
平成元年(一九八九年)前後から「パチンコの売り上げを透明にする」ことを警察庁も検討した。
これを業界では売り上げを「IN」と表現した。「IN(イン)のクリア」と呼んだ。主たる担当者は警察庁保安課長だった平沢勝栄衆議院議員である。平沢議員は緒戦総聯などの猛反発を受けながら業界をINのクリアへ誘導する事に意欲を燃やす。
一部の業界関係者は、平沢プリペイドカード構想に乗って、この機会に社会的地位と信頼を高めようとし、「日本遊戯関連事業協会」(日遊協)という社団法人を設立した。通常の手続きよりかなり早く社団法人の認可を得ることになったが、これも平沢プランで警察行政が動いたことの証左だ。
「パチンコ業界のアブナい実態」(紙の爆弾特別取材班 鹿砦社平成十九年刊)P二十六
http://www.tamanegiya.com/hirasawakatuei22.4.8.html 「パチンコの売り上げを透明にする」だから何となく良さそうな感じです。私が以前目にしたのもおそらくこういった点を褒めたものだったと思います。
ただ、いくつか問題があり、鹿砦社はかなり信頼性の低い出版社であるというのが、まずひとつあります。
また、これはパチンコ嫌いの人にとっては、パチンコ営業にお墨付きを与えるようでむしろ悪いことかもしれません。「社会的地位と信頼」ってのがそれですね。
さらに上記には続きがあり、この続編部分を見るとやはりあまり褒めているようには見えません。
結果、プランは実現し、パチンコ用プリペイドカード製造業者や日遊協を警察の天下り受け入れ先とする事に成功した。
これにて「三〇兆円産業」の何割かが平沢議員によって「プリペイドカード利権」となったのである。
さらに同じページの別の引用。
<「九十二年八月に警察のお墨付きで最初のCR機が出た。CR機はパチンコホールのカネの入りをクリアにする、その代償として射倖性のアップ、つまりは大当たりの連チャンなどギャンブル性の増を認めようという台でした。同じ九十二年三月に暴力団対策法が施行されている。その九条は「暴力的要求行為の禁止」で、四項で縄張り内での用心棒代の取り立てを禁じています。つまり暴力団はパチンコ店から用心棒代を取れず、景品買いからも排除された」
と、川島氏(木下注 元警視庁公安部出身の行政書士・川島茂氏)は九十二年のCR機と暴対法の同時スタートを強調する。警察による暴力団からのシマ捕り、利権確保の二正面作戦というのだ。
「暴対法は暴力団に対していくぶんか抑止力にはなったでしょう。だけど暴力団の代わりに誰が業界に入ってきたかといえば、警察OBですよ。警察がギャンブル性アップを認めてパチンコからヤクザを追っ払い、自分の縄張りに取り込んだ。そのあげくがパチンコ狂いの続発です。
駐車場の車に乳飲み子を放置して熱死させる親、パチンコ代欲しさからの借金苦、自己破産
パチンコ食いの警察官僚には恥を知れといいたい」
(川島氏)>
引用終わり
「パチンコ三〇兆円の闇」(溝口敦 小学館平成十七年刊)P十九
この射幸性アップが、最初で言った
パチンコの将来 日本のカジノとギャンブル性(射幸性)の低下で出ていた話でした。このときの話をもう一度引用します。
――そうすると、カジノというギャンブル性の高いものとは一線を画して、パチンコが時間消費型の大衆娯楽として成長していく、と。
佐藤(引用者注:ダイナムジャパンホールディングス佐藤洋治社長):本来、そうだったんです、パチンコというのは。もともとが。パチンコが発生した終戦直後、それこそ「時間潰し」だったんです。会社が終わって1~2時間、パチンコをやって、小遣いでタバコぐらいもらって、というのが本来の姿だった。それがおかしくなったのは、プリペイドカードの普及を何とかしたい、という辺りです。当時、警察庁の平沢勝栄課長(後の衆院議員)のあたりから、プリペイドカードが普及しないので、ダブルスタンダードでプリペイドの機械だけは射幸性が高いものがオーケーになってしまって、それからずいぶん変わった。
このときにも引用しましたが、Wikipediaの平沢勝栄さんの項目でパチンコがあるのは以下のみでした。
今見直すとこの直前には、"2007年12月、日朝国交正常化を目指す議員連盟「自民党朝鮮半島問題小委員会」を立ち上げ、同会の幹事に就任"とあります。
あんまり陰謀論めいたのはあれなんですが、こういうのもあってか、平沢勝栄さんは親北朝鮮という見方もあるようです。(その他、"在日コリアンの発展を目的とするコリア国際研究所の会員だった"というのもWikipediaにはありました)
あと、Wikipediaでは増えたのか、見逃したのか、もう1つパチンコの話で"パチンコへの過度の規制を止めるべきだと主張している"というのもありました。やはりパチンコ普及促進という立場なんですかね?
さっき引用した"平沢勝栄とパチンコ業界"というページでは、次のような平沢勝栄さんの主張も引用していました。
<パチンコ業界は、もちろん改善すべき点はあるけれど、
何も卑屈になる事はありません。戦後、娯楽が少なかった時代から、国民生活に潤いを与えてきたのだから、自信と誇りを持っていただきたい。
いろいろとバッシングされているけど、これまで金融機関をはじめとする他の産業が、どれだけ国民に迷惑を掛けたか考えてみてください。
パチンコ業界は、国民の税金を一銭だって使ってこなかった。
警察もマスコミも業界のプラスの面をもっと評価してあげることが必要だと思います。>
引用終わり
「経済界」(株式会社経済界 平成二十二年四月二十日号)p三十七
あと、パチンコの関係で検索していると、安倍晋三自民党総裁の話も出てきました。
ちょっと気になったものの、正直言って怪しいなぁという情報が多いです。出どころがはっきりしているのはこちらくらいです。
創生「日本」の代表である安倍晋三さんに、パチンコ違法化・大幅課税集会でのメッセージをお願いしたら、上記の理由で断られたよという話です。
ただ、創生「日本」はいろんな党の人が参加した、超党派の保守系議員連盟であり、代表の一存で物事が通るかと言うと疑問ですけどね。「個人的にでも良いから挨拶してください」って頼めばわかりやすかったんですが……。
と最初は書いていましたが、考えてみると「パチンコ問題は国家観の問題ではなく趣味の話」というのは安倍晋三さん個人の主張が現れていますね。
他の根拠はスポンサーがパチンコ会社であることや、また朝鮮半島関連で統一教会と関係があるから、奥さんが朝鮮系企業森永製菓の娘でかつ朝鮮系企業電通(どちらの企業もその認定に妥当性があるかは不明)に勤めていからといった理由。平沢勝栄さんほど、はっきりした話ではないなぁと思います。
(と書いていたんですが、記事を見つけちゃったので追加
パチンコと安倍晋三 下関事務所は元在日韓国人のパチンコ富豪の関係)
パチンコを好きかどうかによりますが、パチンコ嫌いの人にしてみれば今回は悪い話です。
で、他の政党だとないんですが自民党に不利な話を書いた場合には、なぜか朝鮮の人かつ民主党支持者だと決めつけられた上に罵倒した内容のメールが来ることがあるので、前原誠司さんに生贄になってもらいます。(リンク切れなので孫引きです)
【政治】 "焼肉屋の次はパチンコ屋" 民主・前原氏、また在日韓国人から献金…15年以上前から継続、計100万円★2(1001)
1 ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ off_go@yahoo.co.jp 2011/09/01(木) 14:07:01.72 ID:???0
★前原氏、また外国人献金 15年以上前から継続、計100万円
・民主党の前原誠司政調会長の政治団体が、在日韓国人が株の大半を保有する企業から
平成8~15年、計約100万円の政治献金を受領していたことが31日、産経新聞の調べで
新たに分かった。外国人献金問題で外相を辞任後、前原氏が行った内部調査からも
漏れていた。15年以上前から継続して外国人から資金提供を受けていたことになり、
改めて「政治とカネ」への甘い姿勢が露呈した格好だ。
政治資金規正法は、外国人が過半数の株式を保有する非上場企業からの献金を禁じている。
献金を受けていたのは前原氏の資金管理団体「新緑会」(京都市)と、前原氏が代表を務める
政党支部「民主党京都府第2区総支部」(同)。献金していたのは京都市内のパチンコ店運営会社。(中略)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110901/crm11090108400001-n1.htm
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1314853621/ 具体的に何かしたわけでなく、安倍晋三さんのよりさらに薄い理由だと思いますが、これを含めるとなると石破茂さんも同じようなものなんですよね。
うまい具合に前原誠司さんもセットで登場している記事をどうぞ。
石破氏側に外国人献金…3社75万円、全額返金
2012年10月18日03時05分 読売新聞
自民党の石破茂幹事長が代表を務める政治団体が2006~11年、在日韓国人が代表取締役などに就く鳥取市内の企業3社から計75万円の献金を受けていたことがわかった。
政治資金規正法は外国人や外国人が主な構成員になっている団体からの献金を禁じており、石破氏側は同法に抵触するとして全額を返金。石破氏の事務所は「代表者は通称に日本人名を使っており、外国人とわからなかった」と釈明している。
事務所などによると、11年3月に発覚した前原誠司・国家戦略相(当時外相)の在日韓国人献金問題を受けて、石破氏側が調査。石破氏が支部長の「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」が、パチンコ店などを経営する企業グループの3社から献金を受けていたことが判明した。
リンク切れ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121017-OYT1T01567.htm
めんどくさいので今日はこれでおしまいですが、たぶんこれ以外にも調べるとバンバン出てくるんじゃないかと思います。むしろ保守政党ほどヤバイ感じ……。(パチンコの普及ぶりを考えると、広範に資金が行き渡っていてもおかしくないです)
おそらくパチンコ嫌いの方は左派政党なんかは問題外でしょうから、投票できる政党がないんじゃないかなぁと心配です。
追加
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