●京都府立医大の調査ではパワハラなし…退職の元准教授が提訴する
2023/01/01:最初、新規投稿として書こうとして、あれ、前にあった件の続報かな?とブログ内検索。後で少し中身を紹介しますが、検索で出てきたのは、
京都府立医科大教授の大津市民病院理事長、京大排除で医師大量退職?という投稿であり、これとはまた別件である模様。京都府立医科大絡みのゴタゴタが連続しているのかもしれません。
<京都府立医大病院(京都市上京区)の腎臓移植手術が医師の大量退職で半年以上実施できなくなっている問題で、5月末に退職した移植外科の元准教授が「病院幹部によるパワハラで精神的苦痛を受けた」として、大学と病院を運営する府公立大学法人に損害賠償を求める訴訟を年明けにも京都地裁に起こすことがわかった。元准教授は大学に「病院幹部の発言で退職を余儀なくされた」と訴えたが、大学側は11月に「パワハラはなかった」と結論づけていた。
大学が設けた「ハラスメント対策会議」が元准教授側に宛てた調査結果通知書(11月15日付)によると、元准教授は病院長や副病院長から▽移植外科の医師6人のうち4人が相次いで退職したことを巡り、「社会通念上、自分(が管理職)なら辞める」と退職を勧められた▽手術継続を泌尿器科の教授らに相談しようとすると、「裏工作をしているのか」「勝手に相談するな」と強く禁じられた――と大学側に訴えていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9621c016f0900c616b81d581dd82e2dade7aeefa
これを伝えていたのは、<京都府立医大元准教授、「幹部がパワハラ」と賠償提訴へ…大学側「パワハラなかった」結論>(2022/12/31(土) 12:09配信 読売新聞オンライン)という記事。<調査に対し、病院長と副病院長は「(多数の医師が退職した背景に)元准教授のリーダーシップに問題があることを指摘する趣旨だった」と発言を認めた>とも書いています。
ただし、京都府立医大が設けた「ハラスメント対策会議」では、「退職を勧めた発言ではなく、連日繰り返されたわけでもない」「業務目的を大きく逸脱した言動とはいえない」とし、「発言はパワハラに該当しない」と結論づけたそうです。発言内容は認めつつパワハラは否定したために、元准教授は以下のように反論、提訴する予定だといいます。
退職した移植外科の元准教授
「病院長室などに呼び出されて常に強い口調で責められ、圧力に耐えられなくなったのが退職の原因。発言を事実として認めながら加害を否定した決定は納得できず、訴訟で真実を明らかにするほかない」
●以前も京都府立医科大絡みで退職強要疑惑 10人のうち9人が退職へ
さて、私が以前の続報かな?と思ったという
京都府立医科大教授の大津市民病院理事長、京大排除で医師大量退職?の投稿で書いた話を少し転載。こちらは、同じ京都府立医科大絡みで外科でもありましたが、大津市民病院の問題で医師10人のうち9人が退職する意向であることなど違いがあるので、たぶん別件だと思われます。
<大津市の地方独立行政法人・市立大津市民病院は、外科・消化器外科・乳腺外科の医師10人のうち9人が退職する意向を示していることを明らかにしました。「10人のうち9人」ですから、たいへんなことになっています>
< 医師らは9人は「退職を強要された」「全員交代」と認識と受け止め、京大も、病院に対し「チームを派遣しない」と通告する事態に。医師側はパワーハラスメントだとも主張しましたが、病院内部の検証ではパワハラと認定されていません>
<朝日新聞の取材に外科医の一人は理事長から『外科の業績が思わしくない。京都府立医大と交代し、京大に撤退しなさい』と言われた。業績はコロナ以前に戻ったと説明したが認められなかった」と話したとのこと>
【本文中でリンクした投稿】
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