毒蛇の話(
毒蛇の見分け方「頭が三角形のヘビは毒蛇」は迷信 ヘビの豆知識2)の次は食べる話。食べるのは主に無毒の蛇なんですかね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%93 ■
蛇の舌が割れている理由と出し入れしている理由 ヘビの豆知識1 ■
毒蛇の見分け方「頭が三角形のヘビは毒蛇」は迷信 ヘビの豆知識2・蛇の肉や皮を食用にする地域がある。
中国の広東省や広西チワン族自治区では、毒蛇を含む蛇の料理を伝統的に食べている他、近年は他の省でも料理を出す店が増えている。有名なのは蛇スープで、あっさりとした美味な味とタンパク質などの栄養分で珍重される。
肉は他に、唐揚げや鍋料理の具にも用いられる。鱗を取った皮も湯引きにして、酢や醤油で味付けして食べたり、油で揚げて食べたりする。
日本にも、蛇飯を炊いて食べる地域がある。
↓以前アマゾンで買えたんですが、今はなし。
・蛇肉の味は鶏肉に近い。
「鶏肉に近い味ですよ。ヘビの肉には、旨味成分であるアミノ酸が豊富に含まれていますし、薬として用いられるくらいなので、栄養価も非常に高いんです。ただ、田んぼで農薬を使うようになったことで、ヘビのエサであるカエルが激減し、それにともなって日本人が食べていたマムシやシマヘビの数もかなり減ってしまったので、なかなか獲ることができず、今では高価で稀少な食材になってしまいました。また、今のような飽食の時代では、ヘビを食べなくとも、牛や豚、鶏などで動物性タンパク質は摂れますからね。需要もあまりないため、ヘビ料理が食べられるところは非常に少なくなってしまったと思います」
(中略)5分ほど経って、『マムシ姿焼』が登場。お皿には、皮を剥ぎ、砂糖&醤油で蒲焼き風に味つけされたマムシの姿焼きと、その卵、そして肝が盛られていた。まずは、卵を口に運んでみるとうまい! 口の中でプチンと外側の皮がやぶけたあと、ジワ~っと濃厚な黄身が広がっていく。鶏のちょうちん(卵巣)みたいな味と食感です。お次は、いよいよマムシ肉に挑戦味、食感とも、これはタレ焼きの鶏皮! 周りはパリパリとしていて、弾力のある肉を噛みしめるとジューシーな肉汁(マムシ汁?)とともに、甘辛いタレが広がっていく。と、最後は肝。このクニュクニュとした食感はあ、あれだ、貝ひもみたいだ。全部うまーい! どれもビールが飲みたくなるお味です。
R25 鶏肉に近い味!? ヘビを喰らう!! 2009.07.31
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20090731-90007474-r25(やべー、食べたくなってきました。ジュルリ)
・昔は日本でも結構食べられていた。
「確かに、現在の日本ではヘビを食べる習慣はほとんどありませんね。しかし、江戸時代のころは、日本でもマムシやシマヘビなどはよく食べられていたんですよ。当時の人々は、牛などを食べることはありませんでしたからね。ヘビは貴重なタンパク源のひとつとして重宝されていたんです。また、ヘビは食べられる動物のなかでも、比較的簡単に捕まえることができるものでしたから、特に山あいの地域ではわりと頻繁に食べられていたようです」
と、教えてくれたのは、ヘビ類の研究を行っている、財団法人日本蛇族学術研究所の所長・鳥羽通久さん。ちなみに、当時の人々はどのように調理して食べていたのですか?
「江戸時代以前はヘビの肉も食べていましたが、明治時代に入り、肉食が盛んになってからは、乾燥させて粉末にしたり、マムシ酒を作ったりと、漢方薬としての利用がメインだったはずです。まぁ、なかには肉の代わりとして食べていた人もいるかもしれませんが、中国や台湾のように、スープや鍋などに入れて、食材のひとつとして食べることは少なかったと思います」
・レンジャーなどでも蛇は食用。
陸上自衛隊のレンジャー訓練を初め、陸軍における遊撃戦要員を養成する訓練の多くでは、作戦行動中に食糧が尽きた場合を想定し、教育の一環として用意されている蛇を調理して食べることがある。
「日本でも陸上自衛隊では、サバイバル訓練の一環として、今でも食べていますよ。時々、うち(日本蛇族学術研究所)からもおすそ分けしますし」(この行は先のR25)
(普通の食べ物とはちょっと違いますが、以下薬用として)
・蛇のお酒がある。
中国では百歩蛇などが蛇酒に使用される。東南アジアなどでは、強壮効果を期待して生き血をグラスに注いで飲んだり、肝に酒を注いで飲んだりする習慣も見られる。
・日本でもハブ酒は有名。
日本ではニホンマムシを丸ごと漬け込んだマムシ酒やハブを丸ごと漬け込んだハブ酒が作られており、薬酒と考えられている。
 ハブ酒 価格:1,632円(税込、送料別)
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・蛇毒は、血栓防止薬などとしての利用が研究されている。
おそらく「蛇毒」とは無関係と思われますが、以下は「蛇胆」というマムシの肝入り。
(以下、食べ物からさらに離れますけど……)
・蛇毒クリームという化粧品が人気。
(ただし、本物のヘビ毒を使っているわけではなく、似た成分ということのよう。「韓国」を宣伝文句に入れたものが多いので、韓国由来か?)
・装飾品としても多用される。
蛇の皮は、なめして、財布やバッグに利用される場合がある。
・沖縄の楽器の三線に用いられる。
三味線の原型となった沖縄・奄美地方の弦楽器三線は、胴にヘビの皮を張っていることでも有名である。
嫌われ者の蛇ですが、結構役に立っているのです。
……それにしても、蛇肉の話はおいしそうだった。食べたいわー。
追加
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