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主人の死と犬猫の話 墓参りでお供え・墓から離れない・葬儀に来るなど


 「毎日墓参りしてお供えもするするイタリアの忠猫」と「主人の墓から離れないアルゼンチンの忠犬ハチ公」という主人の死に関する犬と猫それぞれの話です。(2013/1/9)

2017/09/26:主人の葬儀に現れた猫が墓を掘り起こそうとする


●毎日墓参りしてお供えもするするイタリアの忠猫

2013/1/9:犬も猫も偉いですので、どっちがすごいとか喧嘩しないように。まず、最近のニュースである猫の方からです。
イタリアの「忠ネコ」、毎日墓参り 枯れ葉などお供えも 朝日新聞 2013年1月7日11時41分

 【ローマ=石田博士】イタリアで、一昨年亡くなった飼い主の墓に毎日のように参り、「お供え」をするネコがいる。地元メディアで報じられ、けなげさが人々の胸を打っている。

 地元メディアによると、このネコは中部トスカーナ州モンタニャーナにすむ3歳の雄で、名はトルド。白と灰色のぶちだ。

 生後3カ月の時から育ててくれた飼い主のレンツォさんは、2011年9月に71歳で亡くなった。トルドは葬儀の翌日から墓を訪れ、家族が手向けた花のそばに、枯れ葉や小枝、プラスチックのコップ、紙ナプキンなどを拾ってくるようになった。その姿は、多くの住民の目に触れているという。
http://www.asahi.com/international/update/0107/TKY201301070015.html

 いろいろ持ってくるってのが、すごいですね。猫が獲物を飼い主に見せる理由という話も過去にやりましたけど、この場合は違う意味だと思われます。


●主人の墓から離れないアルゼンチンの忠犬ハチ公

 一方のわんこは2012年の話。犬種はジャーマンシェパードで名前はキャプテン。主人はミゲール・ガズマンさんという方でした。
また会えると信じて。6年前に亡くなった主人の墓から離れようとしない犬(アルゼンチン) 2012年09月19日 カラパイア

 ミゲールの妻、ヴェロニカの話によると、キャプテンは主人が亡くなった後、間もなく姿を消したという。息子ダミアンとともに、キャプテンを探し回ったがどこにもいない。車にひかれて亡くなってしまったか、他の家族の一員となったものとばかり思っていた。

 そんな矢先、亡き夫ミゲールの墓参りに出かけたヴェロニカは、そこで見覚えのある姿を発見した。それはまさしくキャプテンである。彼女はどうしてキャプテンが、亡き夫の墓にたどり着くことができたのかまったくわからなかったが、キャプテンは亡き夫の墓に寄り添うようにして座っていた。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52101117.html

 なぜだかわかりませんけど、墓がわかったようです。しかも、話はこれで終わりません。

 この6年間、亡くなった方の妻と子は、キャプテンを家に連れ帰ることを何度となく試みました。しかし、これは徒労に終わります。キャプテンはときどき家までついて行こうとするものの、結局は引き返し、すぐにまた、墓に戻っていってしまうのだとのこと。
 カルロス・パス墓地の責任者、ヘクター・バチェッガは、「墓地の管理人らは皆、墓に住むようになったキャプテンを愛し、定期的に餌をやり、毎年の予防接種にも連れていっている。」と語った。

 キャプテンは、毎日バチェッガと一緒に墓地内を歩いているそうだが、夜になるとキャプテンは、必ずミゲールの墓に戻り、その墓石に頭をあずけ、寄り添うように眠るという。「キャプテンは、我々人間に、最愛の故人との思い出を大事に持ち続け、それをいつくしむということが、どれほど素晴らしいことかを教えているように感じる」とバチェッガは話す。

 キャプテンの話は、命が尽きる日まで日本人の主人を待ち続けた有名な秋田犬、忠犬ハチ公の美談を彷彿とさせる。その一生を捧げ、生涯が終える日までひたすら主人を待ち続け、いつか必ず会えると信じ、その希望を決して失うことのないその姿に、人間は心を奪われる。

 悲しいことに、犬たちは、死の意味がわからない。彼らが待ち続ける相手との間には、死という隔たりがあり、二度と会うことはかなわない。運命って残酷だ。そんな運命に翻弄されても、犬は、待つことを苦に思っている様子はない。むしろ待つことが自分に与えられた最大の役目であるかのように、ひたすら待ち続ける。でも、もしかしたら、待つことができる主人を持った犬は、それはそれで幸せと思っているのかもしれない。

 匂いでわかったんですかね?不思議ですが、とりあえず当時は泣きました。今読み直してもやっぱりうるうるします。


●主人の葬儀に現れた猫が墓を掘り起こそうとする

2017/09/26:追記で飼い主の葬儀にやって来た猫 墓を掘り起こそうと試みる マレーシア - Sputnik 日本(2017年09月22日 05:02)というニュースを。以前も葬儀に餌をやっていた犬猫を紹介していたと思ったのですが、見つかりませんでした。ただ、さっき出てきたアルゼンチンの忠犬ハチ公と似た部分もあります。

 胡散臭い話の多いSputnikの記事なのが心配ですが、マレーシア紙「スター」に掲載されたものを翻訳したものだそう。飼い主の葬儀に現れた猫が、主人の墓を掘り起こそうと試み、皆で外へ連れて行こうとしたものの墓地を去ろうとしなかったという話です。

 自身は飼い主の孫であるとするSoffuan CZさんが、この様子を収めた動画をフェイスブックに投稿したことで有名になったとのこと。

 継続性のある話ではないですし、フェイクの可能性も感じますが、とりあえず白猫はえらく執着して必死な様子。人間が無理に結びつけている可能性もありますが、こういう話は多いですね。


【本文中でリンクした投稿】
  ■猫が獲物を飼い主に見せる理由

【その他関連投稿】
  ■犬派・猫派はどっちが多い?日本のペットの頭数で多いのはどっち?
  ■犬好きの性格・猫好きの性格 社交性,IQ(知能指数)で勝るのはどっち?
  ■「犬猿の仲」も海外の「犬猫の仲」も嘘のように仲良しな話
  ■ハスキーの頭以外の毛を刈ったらコラ画像みたいに…犬猫などの動物の動画・画像など
  ■犬と猫と魚の痛覚
  ■動物・植物・生物についての投稿まとめ

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