2013/1/14:
●楽天市場はAmazonやヤフーよりブランド価値が高いという調査
●ヤフーの価値は下がりっぱなし…訪問は多いが中身が悪い
2019/04/22:
●Webサイトのブランド力、最新の調査ではどうなった?
●ランキング急上昇のブランドに「アサヒ」がふたつも!
●楽天市場はAmazonやヤフーよりブランド価値が高いという調査
2013/1/14:「楽天市場」の方ががアマゾンやヤフーより高評価のブランド調査がありました楽天嫌いな人が目立っていますので非常に意外です。Webブランドに限った調査ではあるものの、この2社に勝ったというだけでなく、日本一という結果でした。2位が「Amazon.co.jp」。3位が「Yahoo! JAPAN」です。
このような結果になったのは、2012年10月実施の
「Webブランド調査2012-秋冬」(日経BPコンサルティング調べ)でした。
<Webブランド指数全体ランキングトップ20>
今回 前回 サイト名
1 2 楽天市場
2 3 Amazon.co.jp
3 1 Yahoo! JAPAN
4 4 グーグル
5 6 価格コム
6 5 ECナビ
7 8 サントリー
8 7 Wikipedia
9 8 ユーチューブ
10 17 ANA
11 11 東京ディズニーリゾート
12 15 クックパッド
13 51 ユニクロ
14 13 じゃらんネット
15 21 ヤマト運輸
16 37 ローソン
17 10 マクドナルドジャパン
18 12 楽天トラベル
19 19 クラブパナソニック
20 24 ぐるなび
この調査は、企業や団体が運営する日本の主要500のWebサイトを対象に、「アクセス頻度」、「サイト・ユーザビリティ(Webサイトの使いやすさ)」、「コンバージョン(会員登録や商品購入などサイト内で実際に行われた行動)」、「サイト・ロイヤルティ(Webサイトへの意識やリピート意向)」、「態度変容(企業イメージや購入意向への影響)」、「波及効果(Webサイト以外での行動誘発)」の6つの要素をインターネットユーザーが評価したものだそうです。
●ヤフーの価値は下がりっぱなし…訪問は多いが中身が悪い
首位となった「楽天市場」は、前々回の第1回以来の返り咲き。今回は特にWebサイト内で実際に行われた行動を測る指標であるコンバージョン指数が上昇。メールマガジンへの登録・会員ページの利用増によるところが大きいとのことでした。
こういう指標であれば、楽天の他、アマゾンやヤフーが上位になるのはわかります。ただ、ヤフーに関して言えば、この利用状況が下がりっぱなしの状況だともいいます。訪問は多いけど、濃い使われ方がしていないといったイメージでしょうか。
前回首位の「Yahoo! JAPAN」は、前々回(2011年10月実施)からスコアの下降が続いています。Webサイトへの訪問頻度を示すアクセス頻度指数は依然高く、ノミネートした500サイト中第1位を堅持しているとのこと。しかし、サイト内でのキャンペーン、会員向けページの利用など、楽天市場がポイントを伸ばしたコンバージョン指数の低下により、他の上位サイトに追い上げられる形となったといいます。
●Webサイトのブランド力、最新の調査ではどうなった?
2019/04/22:その後の調査はどうなったか?と検索してみると、ヤフーが持ち直したようで2018-秋冬で4回連続の首位となっていました。Amazonが伸びたというわけでもないんですね。
<Webブランド調査2018-秋冬>
今回 前回 サイト名
1 1 Yahoo! JAPAN
2 2 楽天市場
3 3 Amazon.co.jp
4 4 Google
5 5 サントリー
6 6 YouTube
7 9 Tサイト
8 23 アサヒビール
9 31 楽天トラベル
10 50 アサヒ飲料
(
Webサイトのブランド力、総合編は「Yahoo! JAPAN」が4回連続の首位 | 日経BPコンサルティングより)
2013年から継続的にヤフーはアクセス頻度が武器。2013年まではそのアクセス頻度をうまく活かせていなかったものの、それを改善したってことですかね。「行動喚起」は2018年春夏よりもさらに上げていたとのこと。
ただし、「態度変容:製品・サービス」「態度変容:企業活動」という項目では、前回より低下。結果的には前回とトントンで同じくらいのスコアだったそうです。
●ランキング急上昇のブランドに「アサヒ」がふたつも!
上位3つの顔ぶれは変わりなくてつまらないのですが、ベスト10入りしている中にはアサヒビール、楽天トラベル、アサヒ飲料と急上昇しているところが含まれています。「アサヒ」がふたつもありますね。
40ランクもアップしたアサヒ飲料は、アサヒグループホールディングスの清涼飲料水部門の子会社。設立当初は「三ツ矢フーズ」だったのですが、1987年(昭和62年)に「アサヒビール飲料」と社名を改め、さらに1996年(平成8年)に現在の社名となっています。(
Wikipediaより)
実は、アサヒ飲料のサイトは大きなリニューアルを行っていないということで、急上昇の理由がわかりづらいですね。自由意見を見ると、新製品情報やキャンペーンコンテンツ、CM情報に関する好意的な意見が目立ったとのこと。製品情報の継続的な発信が購入やキャンペーン利用といった行動を喚起していることに加え、異なるタッチポイント(引用者注:要するに「接点」))間で統一感のあるブランドイメージを訴求していることが、サイト来訪者に好意的に受け止められたと分析されていました。
【関連投稿】
■
給料の低い企業ランキング 人手不足閉店の幸楽苑、メガネスーパー、キャンドゥ、スターフライヤーなど ■
企業の平均年収ランキング・中小企業編 やはりテレビなどマスコミ ■
企業CMキャッチコピーランキング 1位はニトリ「お、ねだん以上。」 ■
企業の平均年収ランキング テレビ局などのマスコミと商社が圧倒的 ■
日本企業の内部留保ランキング トヨタ,東電,関電,中電などが上位 ■
企業・会社・組織についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|