日本三大不美人・ブス産地は仙台・水戸・名古屋市 でも、名古屋美人だから名古屋は違うという反論！

　世界三大美女だけじゃなく、世界四大美女というのもある　もう一人の美人は誰？の続きとしては、実は今回の不美人をやるつもりでした。

　ただ、先に「日本三大美人」だろうということで、前回の日本三大美人の秋田美人・博多美人の根拠 ＆ 残り一つは京美人？石川？新潟？をしました。


　前回も使ったWikipediaの秋田美人の項目。実はここで既に不美人の話が出ていました。

秋田美人にまつわる俗説

・関ヶ原の戦いの結果、常陸国（現在の茨城県）の大名佐竹義宣が江戸幕府から秋田への転封を命じられた腹いせに、旧領内の美人全員を秋田に連れて行ってしまい、その後水戸に入府した徳川頼房が佐竹氏へ抗議したところ、秋田藩領内の美しくない女性全員を水戸に送りつけてきた為、秋田の女性は美人で水戸は３大ブス都市の一つになった、というもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%BE%8E%E4%BA%BA

　ただし、ここでは「三大不美人」ではなく「3大ブス都市」というどストレートな言い方です。

　以前、不美人とは、ブサイクという意味？というのでやりましたが、私は不美人をブスとは捉えていませんでした。

　ただ、一般的には不美人＝ブスのようで、直接的な言い方でないというだけで「三大不美人」でも頭に来る方がいるかもしれません。


　以前コメント欄を開けていたときには、こういうのに「水戸市にも美人がいます！」みたいなコメントが来て対応に困ったのですけど、別に私も本気で信じているわけでないですし、水戸市を蔑みたいわけでもありません。

　ただ、「三大不美人の出身だから」といった使い方をしちゃうと、そりゃ不愉快でしょうね。

　逆に「三大美人の出身だから」でもプレッシャーがかかったり、嫌味と捉えかねません。

　際どいセクハラの事例 どこからアウトでどこまでセーフ？シロかクロかのラインはどこに？も参考にどうぞ。


　さて、他の「日本3大ブス都市」の話。

　水戸市以外の他の2都市は、仙台市と名古屋市であるようです。一応諸説あるようですけど、三大美人と違ってあまり割れていません。ちなみに筆頭は仙台市だとか。

　それから、例によって独自研究の頼りないものですが、Wikipediaには名古屋美人という項目があり、不美人が多いなどというのは全くの誤りであり、むしろ美人が多いとカンカンに怒っています。(嘘です、Wikipediaですので別のそんな怒っていません)

名古屋美人（なごやびじん）とは、愛知県名古屋市とその周辺、広義では愛知県出身の美人を指す。

明治、大正、昭和にかけて、日本を代表する美人であり、ことに明治、大正期には、美人の産地として有名だった、秋田、新潟、京都を圧倒する日本一の美人の産地として名古屋が絶賛され、名古屋美人は大絶賛された。もちろん現在ではその限りでなない。名古屋不美人説なるものがあるが、1980年代に作られ、一部週刊誌によって流布されたもので意味はない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E7%BE%8E%E4%BA%BA

　でも、なんかノリはWikipediaというよりは、ジョークサイトのアンサイクロペディアっぽいです。

純粋培養された名古屋美人

熱田神宮がある名古屋は古代から格式のある地域だったが、軍事的には強固な場所ではなかった。名古屋を「大坂（大阪）への征西、後方の兵站地、西方勢力東侵の前線防御地として重大視」した徳川家康は、徳川御三家の筆頭の地と定めると同時に、自らが名古屋に足を運んだ。そして緻密な「軍事計画」の下、名古屋城と名古屋の街を作り上げたことで、江戸時代の名古屋は、名古屋城下に他地域の人間が簡単に入り込めないようになっていた。

そのため古代より天皇家や皇族に嫁した名古屋美人の血脈が純粋化し、他地域の住人の血が混じることのない純血種の名古屋美人たちが居住することになった。

朝鮮通信使の金仁謙は、名古屋美人の美しい姿に驚愕して、日東壮遊歌の中でこう綴った。

「名古屋美人と比べれば楊貴妃も色あせる」と。(中略)


名古屋美人に対する大絶賛の時代

明治、大正、昭和初期になると名古屋美人に対する大絶賛の時代がやってくる。

名古屋美人の名声の高まりは「近代史」の中で起った。鎖国が解かれ、線路が敷設され鉄道網が作られ、人の往来が自由になると、名古屋は「美人の街として評判」になった。「美人の産地として有名な名古屋」「昔から名古屋は美人が多いとされている」「名古屋美人と言われている程だから、事実美人の多いことに間違いはない」など、その名声は、秋田美人、新潟美人、京美人を遥に上回った。

名古屋美人のブランド力が圧倒的なものになると、名古屋以外の出身の女性も名古屋出身だと詐称するようになった。詐称した女性の半分程度が岐阜の出身で、大垣の出身者が多かったという。

　"詐称した女性の半分程度が岐阜の出身で、大垣の出身者が多かったという"って具体的な数字出していますけど、これはどっから出てきたんでしょう？

　やっぱりアンサイクロペディアっぽいノリです。

　そのノリのまま不美人説を一蹴します。　

名古屋不美人説について

名古屋不美人説は、1980年代に作られた。名古屋の女性を中傷する、この記事は、一部週刊誌によって流布された。それは、名古屋以外の都市の女性も中傷していた。以降も一部の男性週刊誌などによって、他の都市の女性と共に名古屋の女性に対する中傷記事は続いていく。

こうした単純な捏造記事にプロである芸能プロダクションの関係者は騙されなかった。彼らは1980年代に名古屋とその周辺から、次々と女性アイドルを発掘して成功させている。

　さらに

美人の産地について

地名に美人を付けて、その地域が美人の産地であるように装ったり、マスメディアの誘導によって特定の地域が美人の産地であるかのようにイメージさせる場合があるが、明治、大正、昭和初期の美人の産地は4つしかない。

秋田、新潟、京都、そして圧倒的な筆頭格である名古屋である。

この四つの地域に特徴的なことはマスメディアの未発達な時代に、人々の自然発生的な評価として美人の産地として認められていることである。

　として、現在言われている三大美人の産地すら格下だとのたまいます。


　……やっぱり不美人の話はこっそりした方が良さそうですね。こうやって面倒くさいことになりそうです。


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