2019/01/11:
●世界の中で一番寝ていない国、日本と韓国が激しく首位争い
●全然違う?意外に似ている?日本人と韓国人と中国人の違い
●仕事が好き・嫌いを聞いたら、怖いほど日本人と中国人の結果が一致
2019/06/28:
●男女平等度ランキング、日本・中国・韓国で一番良い国はどこ?
2020/07/26:
●欧州では低い管理職と専門職の死亡率、日本と韓国だけ高い傾向に
2020/12/31:
●すでに時代は変化…男性は仕事・女性は家事というのは世界的には異常?
●世界の中で一番寝ていない国、日本と韓国が激しく首位争い
2019/01/11:有料記事で細かいところはわからないものの、世界の中で一番寝ていないのは日本人と韓国人であるという調査があり、つい最近、日本がトップに返り咲いた、というニュースがありました。
(
不眠不休「昭和の美徳」引きずる日本 損失は年15兆円:朝日新聞デジタルより)
国際調査などを見ると、このように日本と韓国が近い位置に出てくることが多いです。今回の記事の
はてなブックマークでは以下のように、「似てるよね」って反応が人気なっていましたが、日本人と韓国人は全然違うと思っている人の方が多いのではないかと思います。
Shin-Fedor "世界の中で一番寝ていないのは日本人と韓国人" 血液型占いを信じてるのも日本人と韓国人だけだし嫌なところが似ている
roirrawedoc やはり日本と韓国そっくりだな
●全然違う?意外に似ている?日本人と韓国人と中国人の違い
日本と似ているというのは、韓国だけでなく中国も同様。文化的な問題に加えて、そもそも東アジアの民族は、遺伝子的にも似ていることがわかっています。
日本人の遺伝子は中国人・韓国人とかなり違うと判明 縄文人と東アジア人の遺伝子を比較した研究は、タイトルでは中国人・韓国人との違いを強調していますが、当然ながらヨーロッパなどの人から比べると日本人と中国人・韓国人は遺伝子的に近い、ということにも触れられています。
日本人と韓国人と中国人が遺伝子レベルで似ているというのは、冷静に考えると、「そりゃそうだろう」という話でしかないしょう。ただ、おそらく強く意識していないとき、冷静にはなれないときには、むしろ「日本人は中国人・韓国人と全然違う」と思っていることが結構あると思われます。
ということで、もともと「日本人は中国人・韓国人と似てる」って話を集めたいなと思っていたこともあり、一つ作っておくことに。思いついたときに、ちょっとずつ追加していこうと思っています。とりあえず、最初はこの後のひとつだけです。(その後、いくつか追加しています)
●仕事が好き・嫌いを聞いたら、怖いほど日本人と中国人の結果が一致
韓国の話を書いたので、すぐに思い浮かんだ中国の話も追加しておきましょう。最初の睡眠時間と同じで労働絡みの話。2013年に、ギャラップ社は世界の被雇用者の満足度を調査した結果を発表していました。国によってかなり違いますけど、アメリカなんかは「仕事が好き」がかなり多い国でした。
アメリカ 「仕事が嫌い」18% 「仕事が好きじゃない」52% 「仕事が好き」30%
一方、日本と中国は「仕事が好き」な人がほとんどいなかった他、「仕事が嫌い」の数字なども極めて近いというそっくりな結果になりました。なお、この調査では、韓国のデータは不明でしたのでわかりません。調査すれば似た感じになりそうな気がするんですけどね。
中国 「仕事が嫌い」26% 「仕事が好きじゃない」68% 「仕事が好き」6%
日本 「仕事が嫌い」24% 「仕事が好きじゃない」69% 「仕事が好き」7%
この「仕事が嫌い」「仕事が好き」を聞いた調査というのは、
仕事が嫌い・好きじゃない人、世界の9割 中国・日本は特に悪いでやった話でした。こんな感じで、おもしろかった調査結果などを少しずつ追加していこうかと思います。
●男女平等度ランキング、日本・中国・韓国で一番良い国はどこ?
2019/06/28:
男女平等ランキング、日本が先進国で最低順位は嘘…韓国や中国は?で書いた話をこちらにも追記。日本は中国以上に韓国と文化的によく似ていると感じます。男女格差報告いわゆる男女平等ランキングでも、日本と韓国はずっと同じような位置でのレベルの低い争い。一方、中国は中位くらいで全然悪くなくて、意外に思っていました。
ただ、近年なぜか中国は一気に順位を落として、日本とだいぶ近い位置にまで落ちてきて結局似たような感じに。実を言うと日本は最近になってさらに悪くなっているものの、中国がそれ以上の勢いで落っこちてきたために3ヶ国とも仲良く同じくらいの順位に落ち着いています。
<男女平等度ランキング 2018>
103位 中国
110位 日本
115位 韓国
●欧州では低い管理職と専門職の死亡率、日本と韓国だけ高い傾向に
2020/07/26:今回は、管理職と専門職の死亡率での追記ということで、ビジネス関連の話。こうして集めだしてみると、仕事関係の話が多いですね。東大の小林廉毅教授(公衆衛生学)らのチームが日本、韓国と、デンマークやスイス、英国など欧州八カ国について調査した結果についての話です。
欧州では90年代から一貫して、経営者や中間管理職、医療職や教員らの「管理職と専門職」より「事務・サービス系」「工場や運輸など肉体労働系」の死亡率が高くなりました。しかし、日本では違う傾向。1990年代後半以降、管理職と専門職が他の2グループより高くなっています。
ただ、この日本と似ている国が1カ国だけあったんですよ。このページに追記したことで大体わかるように、その国というのは韓国でした。韓国の場合は日本より遅れてリーマン・ショック後の00年代後半に、それまで最も低かった管理職・専門職の死亡率が高まり、事務・サービス職などの死亡率と逆転したそうです。
(
日韓の管理・専門職は短命? 男性の死亡率、欧州と比較:朝日新聞デジタルより)
●すでに時代は変化…男性は仕事・女性は家事というのは世界的には異常?
2020/12/31:男女平等ランキングと似た系統のものとも言えそうなのですが、
日本の夫婦の「稼ぎと家事」の分担は世界で最も特異だ | 本川裕の社会実情データ・エッセイ | ダイヤモンド・オンラインによると、日本は家事分担が女性に極端に偏っているとのこと。他のアジアの国から見ても異常に、男性が家事をしない国だといいます。
ただし、それでも、世界的に見た場合、やはり中国や韓国はある程度日本と似た傾向を示してはいました。2012年の「そうじ」を主に妻が分担している割合は、日本8割・中国7割;韓国7割、「料理」の場合は、日本9割・中国7割・韓国8割5分といった感じで、中国・韓国は日本より男性が参加してはいるものの、かなり似た数字になっています。
なお、この記事では、妻の方が所得が高い家庭の割合も見ているのですが、こちらについては、全然中国や韓国と似ていません。調査対象の41カ国のうち39カ国が50~75%くらいの間に収まっている中で、日本とトルコだけ飛び抜けて多く、グラフを見ると88%くらいに。ここでは「中国・韓国と似てる」ではなく「トルコと似てる」で、世界的に見て非常に変わった国になっていました。
【本文中でリンクした投稿】
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日本人の遺伝子は中国人・韓国人とかなり違うと判明 縄文人と東アジア人の遺伝子を比較した研究 ■
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