2013/1/28:
●絶対に妥協しない!ストイックなダイエットをするのは男性?女性?
●断食ダイエットの罠…低カロリーでむしろ太りやすくなる理由とは?
●ダイエットドリンクも含めてリバウンドしやすい方法というのも問題
●飲み会で体重がリバウンドしてしまう…実は重要なポイントだった!
●絶対に妥協しない!ストイックなダイエットをするのは男性?女性?
2013/1/28:単品ダイエットって女性がやるものだという偏見がありました。ただ、
低カロリー、糖質オフの落とし穴 実は痩せない間違ったダイエット法を一刀両断 (ダイヤモンド・オンライン 2013年1月7日 笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー])では、むしろ男性がやりがちという書き方をしていました。
食事カウンセラーである作者がダイエットカウンセリングをしていて驚かされるのは、「こうと決めたことは徹底してやる」「結果が出るのであれば、毎回同じものを食べていても気にならない」という、男性に多く見られるストイックな姿勢だといいます。
一方、意外なことに、女性の場合は、そこまで極端ではありません。「でも、時々は甘いものを食べてもいいですか?」「毎回同じだと飽きるんですけど」「生理前は食欲が増すんです」というふうに、サポートするべきところが格段に幅広くなるとのこと。
こういう軟弱な態度より、男性に多く見られる見事なまでのストイックさの方が良いか?と言うと、そうとも言いづらいところがあるようです。頑張り方が一直線ゆえ、間違った方向に進んでしまったときのダメージが大きくなってしまうという問題です。そのストイックさを別の方向に向けてほしいと思っちゃいますね。
●断食ダイエットの罠…低カロリーでむしろ太りやすくなる理由とは?
さて、低カロリーダイエットの間違いについて。私は基礎代謝分を満たさないと健康を損なうといったことを以前書きました。しかし、それだけでなく「低カロリーなのに痩せにくくもなる」という、一見不思議な現象も起きるそうです。
本当何で?という話ですけど、まず最初のうちは確かに痩せます。これは間違いありません。記事でも認めており、「消費カロリーが1400kcalくらいだから摂取カロリーを1200kcalくらいにしよう」といったやり方で、最初の1ヵ月で5キロほど落ちるといったことができるそうです。
良さそうに見えますが、「よしよしこの調子」と思って続けると、それ以降、体重は微動だにしないということが起きることがありそうです。すると、「何食べても太るんです」「痩せない体質なんです」といって彼らは訴えるそうですが、この理解に大きな間違いがあります。
実際は、
栄養失調で代謝が落ちて太りやすくなっていることがほとんどだとのこと。摂取カロリーを減らしたことによって、代謝量の方もいっしょに落ちちゃっているんですね。これじゃ意味がありません。健康を損なった上に、痩せもしないということになります。
そもそも、なんでダイエットをしたいかって、締まったかっこいい体、女性ならきれいな体になりたいはずなのに、筋肉がなくなってゆるんだ体にするダイエットの仕方はおかしいんじゃないの?とも指摘されていました。こうして考えてみると、アホみたいな話ですね。
●ダイエットドリンクも含めてリバウンドしやすい方法というのも問題
また、ダイエットドリンクにも罠があるとのこと。ダイエットドリンクの最大のネックポイントとされていたのが、“噛む”という行為が存在しないことだとされていました。
食事において、噛む、ということは、セロトニンが分泌され、食事の満足度を高めるという重要な役割を担っています。だから、その行為がない食べ方では、カロリーはとっていても満足感には程遠く、欲求不満状態が続くストレスからリバウンドをしやすくなるという説明でした。
なので、この「噛む」に関して言えば、ドリンクだけでなく、他の食品においても重要なようです。ところが、「20回も噛む前にもう飲み込めちゃうよ」という食品もあります。これはポイントで、カレーやシチュー、肉まん、麺類のように、あまり噛まずに飲み込めてしまうようなもの=食物繊維が少なく、太りやすい食べものが多いとされていました。
あと、欲求不満状態という意味では私が最も忌み嫌う単品ダイエットもそうだとのこと。食欲は人間の本能、という点からすれば、「バナナだけダイエット」のような単品ダイエットや、「プチ断食」のように、本来必要不可欠なはずの食事を極端に制限するダイエットも、当然ながらリバウンドしやすいという同じ問題が出てきます。
●飲み会で体重がリバウンドしてしまう…実は重要なポイントだった!
最後に大雑把な良いダイエットの見分け方というのもありました。
①結果が出ている
②その方法が長期にわたり継続可能なものである(心身ともに健康を害さず、負担がないか)
③たまの飲み会や会食ですぐリバウンドしていないか
「①結果が出ている」は、当然なのにダイエット中の当事者が意外と見失いやすいポイントだとされていました。これは他人の結果ではなく、自分の結果の話ですね。うまくいっていないときに自分の努力不足と考えるのではなく、そもそもダイエット方法が間違っているのではないか?と考えるべきとのこと。
一方で、「継続可能なものである」も大事。心身どちらかに負担がかかっているようなものであれば、リバウンドしやすいという話。さっきも書いたように、私はそもそも健康を害すダイエット方法は問題だとも思います。
一番おもしろいのは、「③たまの飲み会や会食ですぐリバウンドしていないか」ですね。たった一度の食べ過ぎでなかなか体重が戻らないのであれば、そのダイエット法はニセモノ。ただ一時痩せるための方法で、根本的に代謝を上げる方法ではない可能性が高いとされていました。
「生野菜を」というくらいで食事の内容については、この記事ではあまり述べられていませんでした。ただし、結局、健康的な食事と太らない食事はイコールになるとのこと。普段しつこく書いているのでうんざりするだろうから今日は書かないようにしよう…と思っていましたが、やっぱり「バランスが大切」という結論にたどり着きました。
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