2013/1/31:
●親日国タイ怖すぎ!偽警察官が女性をホテルへ連行
●日本人女性も危なかった?パトカーに乗るように言われていた
●怖すぎるタイの偽警察官、見分け方はあるのか?
●海外では本物の警察官であっても親切ではない?
2020/12/31:
●本物の警察官もやばいタイ 警察官が誘拐や喧嘩で銃殺など…
●意外に治安が悪い…「タイではタイ人と喧嘩するな」の意味
●親日国タイ怖すぎ!偽警察官が女性をホテルへ連行
2013/1/31:親日国とされており、日本にとってもビジネス的に重要で、日本人が多くいるタイ。ただ、そのタイで怖すぎ!という話がありました。最初の話は日本人ではなく現地のタイ人みたいですけど、たいへんなことになっていました。
この話は現地に住む日本人からの相談だったのですけど、この内容がすごいです。先日、営業で外回りをしていた知人のタイ人女性が、タイの警察の格好をした男性に呼ばれ、身元を確認したいからと車に乗せられ、そのままホテルに連れ込まれたといいます。
彼女は大きな声を出し、抵抗したために幸い逃げてこられたといいますけど、怖すぎでしょう。性犯罪の場合抵抗して殺されるケースもあり、大きい声さえ出せば大丈夫ということはありません。たまたま偶然助かったというケースです。
(
タイに住む日本人が相談「ニセ者警察官が出回っていると聞きます。見分ける方法はありますか?」 2013年1月9日 『DACO』編集部 ザイ・オンラインより)
●日本人女性も危なかった?パトカーに乗るように言われていた
上記は知人の話でした。しかし、質問者もふと思い出してみると、変な出来事はあったといいます。
数カ月前、質問者と日本人の同僚が、お昼休みに外に出たところ、会社の前で警察の人に呼び止められ、「何人だ? 中国人か?」と英語で尋ねられ、パスポートの提示を求められました。その人の近くにはちゃんとというか、偽警察官に必須というかパトカーも止まっていたそうです。
パスポートは総務に預けていてコピーしかなかったので、その旨伝えると「事情を聞くからパトカーに乗りなさい」と言われました。なぜ乗らないといけないかもわからないしパスポートも総務に預けているとタイ語で説明。すぐには車に乗りませんでした。
そこにちょうどタイ人の同僚が通りかかり「ここの会社で一緒に働いている人だが何か?」と聞いた途端に、「パスポートを持っていないので、今後はちゃんと携帯するよう説明しといてくれ」と言い残して去っていったといいます。
そして、帰ってきてから別のタイ人の同僚にこのことを話したら、最近、偽警察が出回っているから絶対に車には乗らないように! と言われたとのこと。かなり危ないところだったのかもしれません。
●怖すぎるタイの偽警察官、見分け方はあるのか?
この方は、「普通、本物の警察が車に乗るように強制することってあるんでしょうか? 本物か偽者か見分ける方法があれば教えていただけると助かります」といった質問をしていました。
結論から言えば、車に乗せようとする時点で、既にそいつは偽物だと思ってよいみたいです。というのも、警官は怪しいと思っても車に乗車させ尋問する権利はなく、オープンな場所でなくてはいけないため。どうもガチで偽警察官だった模様です。
困ったことにタイではこの偽の警官が流行っているといいます。質問にあった見分け方としては、他に自分が警官だということをひけらかすということ。それから、以下のような特徴が挙げられていました。
・「オレは警官だ」と言う。
・丸首の襟が赤い白のTシャツとカーキのパンツを着用する(警官が上着を脱いだ状態)。
・IDカードを首から下げて見せびらかす。
・何度も「驚くことはない」と言う。
・しつこく車に乗れと誘う。
・車の中に制服や帽子が飾るようにある。
・車のフロントガラスに警察のステッカーが貼ってある。
●海外では本物の警察官であっても親切ではない?
あと、日本人の場合は、そもそもの警察官への認識を改めた方が良いかもしれません。日本の警察官は優秀かどうかは別として、親切な人が多いです。ヤクザみたいな警察官や横暴な警察官や不祥事ニュースに欠かないとはいえ、まあ、大体良いです。
ところが、海外の警察官は本物であってもそもそもそういった存在ではなく、市民の助けなど仕事のうちに入っていないということが多いと聞きました。
反抗すればそれはそれで被害が増しそうですけど、頭から信用しないというのは本物・偽物、どちらの警察官にも必要そうです。
●本物の警察官もやばいタイ 警察官が誘拐や喧嘩で銃殺など…
2020/12/31:タイの偽警察官関連で、
「タイではタイ人と喧嘩するな」。微笑みの国タイの「銃社会」という一面 | ハーバー・ビジネス・オンライン(高田胤臣 2019.01.19)という記事も見つけたので読んでみました。ただ、本物の警察官の話でしたわ。作者の高田胤臣さんは、前回私が書いたように、「タイの公務員は日本や欧米のように国民のために働くという意識はない」といった話もしていました。
記事の最初で出てくるのは、フランス人観光客とタイ人男性が女性の取り合いで喧嘩した事件。喧嘩そのものはフランス人の方が勝ちました。ただ、警察官(当時は非番)だったタイ人男性は自宅へと逃げ帰ると、銃を持ち出してきてフランス人を射殺。かっこいい・悪いの問題じゃないのですが、喧嘩で勝てないから武器持ち出すってかっこ悪すぎでしょう。しかも、警察官が一般人に負けた格好です。
タイで恐ろしいのが、こういう特異そうな事件が驚きではなく、あまりニュースバリューがないということ。タイ人だけでなく在住外国人もこの事件にあまり衝撃を受けなかったそうです。タイは警察官による事件が多いから、しかも、殺人絡みという最悪の事件も珍しくないためだとされていました。偽物だけじゃなくて、本物の警察官もやばいんですね。
例えば、2018年の5月には中国人女性の誘拐(おそらく拉致的な意味)で逮捕された6人の犯人のうちひとりがなんと警察官でした。タイでは誘拐が多いわけではないものの、身代金を本人から強請るため、狙われるのは大人が多いそうです。また、同年9月には運転中の車内で妻と口論になった警官が、妻の7歳の連れ子の前で妻を射殺しています。
●意外に治安が悪い…「タイではタイ人と喧嘩するな」の意味
記事では以下のように、タイが銃社会であると強調する一方、制約があることで実際に持ち歩けるのは大体警察官のような特殊な職業の人が多い…ともされていました。ただし、警察官は公務以外でも銃を持ち歩いており、その銃を使って警備員などのバイトをする…などしています。このせいで、警察官と銃犯罪事件が結びつきやすくなるのかもしれません。なお、違法に銃を所持している人もいるそうで、やはりヤバイことはヤバイです。
<タイでは銃による事件が多い。タイはアメリカほどではないにしても銃社会だ。本来はタイ滞在時に知っておくべき最重要事項である。しかし、この事実はガイドブックにはあまり記述がなく、在住者は知っていても、観光客には知るよしもない注意点である>
また、「タイでは運転時によほど危ないときでないとクラクションを使わない。なぜなら、見た目では相手がどんな人物かがわからないから」とされていました。一方で、それだけ用心深く過ごさなければならない社会において、偉そうに振る舞っている不思議なタイ人もいるとのこと。これがタイトル前半の「タイではタイ人と喧嘩するな」の関係で、以下のように書いていました。
<偉そうに振る舞っているタイ人は、おそらくなんからしらの裏の顔を持っている可能性が高い。とにかく、見た目で相手が判断できない銃社会において一番やってはいけないこと。タイにおいてそれはタイ人とケンカをしないことである>(改行などは変更)
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