かち上げ・張り手・突っ張りの話をまとめ。<横綱がかち上げを行うのは見苦しい!白鵬のとりくみに批判>、<白鵬のかち上げ、なぜ禁じ手にしない?危険なら禁止すべきなのに…>、<かち上げはいつから卑怯に?実は大横綱・北の湖も得意技だった>、<相手が失神は当たり前…白鵬より危険なかち上げの使い手がいた!>などをまとめています。
その後、<問題は白鵬のエルボーだけじゃない…炎鵬は危険な突っ張りで脳震盪>、<「張り手じゃなくてビンタ」「乱暴すぎ」指摘された力士は誰?>なども追記しました。
2023/01/20追記:
●「張り手じゃなくてビンタ」「乱暴すぎ」指摘された力士は誰?
2023/02/03追記:
●大関が学校の後輩相手に張り手連発 まともに勝てずに苦し紛れ? 【NEW】
【クイズ】幕内の懸賞金のついた相撲で勝った力士が懸賞金を受け取る際に手でおこなう儀礼を何と言う?
(1)手合
(2)手刀
(3)手乞
●横綱がかち上げを行うのは見苦しい!白鵬のとりくみに批判
2020/01/14:
Wikipediaによると、かち上げ(かちあげ、搗ち上げ)とは、相撲などで、主に前腕をカギの手に曲げ、胸に構えた体勢から相手の胸にめがけて突き押しの一種であるぶちかましを行うなどの形を取るもの。「かつ(搗つ)」には「臼で(米などを)つく」の意味があるんだそうです。
狙いとしては、相手の体を起こすことや相手をぐらつかせること、相手を後退させることや相手の肩に当たることで差し手を取る隙を作るなど。そして、本質的に突き押しの技術であるともあります。したがって、突き押し、特にぶちかましに適性のある力士がこれを得意とする場合が多いとされています。
相撲のことを検索していて、白鵬によるこのかち上げが問題になっていたことを知りました。白鵬のかち上げが批判される理由はいくつかあり、パッと見た感じで似たような批判をまとめて分類してみると、大体以下のような3種類に分かれるようでした。
(1)白鵬のかち上げはかち上げではなく肘打ち(エルボー)である。
(2)横綱がかち上げを行うのは見苦しい。
(3)かち上げは相撲取り生命を失わせかねないものなので危険である。
●白鵬のかち上げ、なぜ禁じ手にしない?危険なら禁止すべきなのに…
ただ、これ、単に禁じ手にすればいいのでは?と私は思います。また、「(1)白鵬のかち上げはかち上げではなく肘打ち(エルボー)である」が正しければ、かち上げと肘打ちを区別して、肘打ちだけを禁じ手にすればよいという話です。
一方、「(3)かち上げは相撲取り生命を失わせかねないものなので危険である」のならエルボーだけでなくかち上げを含めて全部禁止すべきという話。伝統なんかより人命の方がよほど大事でしょう。迷うようなことではありません。
実際、
白鵬の張り手、かち上げは禁じ手にできるか WEDGE Infinity(ウェッジ)(2019年12月3日 赤坂英一 スポーツライター))によると、好角家のタレントや文化人の間からは「こうなったら、張り手、かち上げを規則で禁じ手にするしかないんじゃないか」という声も上がり始めたという話がありました。張り手含めての禁止です。
ところが、この記事、「白鵬の張り手、かち上げは禁じ手にできるか」というタイトルだったにも関わらず、禁じ手にできるかどうかの話は明確には書かれていません。なぜ禁じ手にしないのかは、本文を読んでみてもはっきりとせず。少なくともわかりやすく「できる」「できない」とは書かれていませんでした。
●白鵬以外の横綱では朝青龍も得意、失神させる目的と批判を浴びる
ここらへんの煮えきらなさは、「(2)横綱がかち上げを行うのは見苦しい」とも関係するのかもしれません。他はいいけど、横綱だけダメってのはわかりづらく、差別感があるんですけどね。他のスポーツなら、ある特定の選手だけダメ…というのは問題になるでしょう。また、特に白鵬だから叩かれているというのもあるかもしれませんね。結局、白鵬批判をしたいだけで、本気で危険性について考えていないのではないせいかもしれません。
Wikipediaによると、近年の力士では白鵬以外に千代大龍が得意。千代大龍の場合、立合いのかち上げで相手を大きくぐらつかせることで、即座に引き技を打って相手を落とすことが多いそうです。また、2014年5月場所14日目のどすこいFMの解説では、大砂嵐がかち上げで遠藤を倒した一番が話題になったといいます。
横綱としては、やはりモンゴル出身の朝青龍が得意だったとのこと。朝青龍の場合は相手を失神させる目的で使うことがままあったため、本質から外れた用途であるという意味で、批判を浴びる機会が多かったとされていました。どのようにしてこれを区別したのかは不明ですが、仮に区別可能であるのなら、やはり禁じ手にすべきという話ですね。
●かち上げはいつから卑怯に?実は大横綱・北の湖も得意技だった
横綱で名前が出ていたのは白鵬と朝青龍ということで、「これだから外人は」と思うかもしれませんけど、日本人横綱でも例があります。私がもともとこの件が気になったのは、<
かち上げは北の湖の得意技だったのだが、いつから「卑怯」になったんだ?>というコメントがあったことでした。北の湖は歴史的な名横綱であり、相撲協会理事長にもなった方。人気のある貴乃花親方が慕っていたことでも知られます。
実を言うとかち上げのWikipediaには、北の湖の話もちゃんとあったんですよね。<横綱では北の湖、朝青龍が得意としていた>とされていたのです。北の湖の方の
Wikipediaでも、以下のような記載が見られました。
<中腰で低い重心から立合いかちあげるか、右上手を引いて、相手を吹き飛ばすかのように土俵外へ出すのが代表的な取り口>
<1980年7月場所の頃にはそれまでの左四つ一辺倒からなまくら四つへと変化。立合いもかち上げから下から掬うものへと変わっていった>
【クイズ】幕内の懸賞金のついた相撲で勝った力士が懸賞金を受け取る際に手でおこなう儀礼を何と言う?
(1)手合
(2)手刀
(3)手乞
【答え】(2)手刀 (「しゅとう」ではなく「てがたな」と読む。 手合(てあい)は、かつて相撲で使われていた構えのこと。手乞とは、かつていの相撲の別名とされ、相手の手を掴む事の意、または、素手で勝負をする事を意味する)
●相手が失神は当たり前…白鵬より危険なかち上げの使い手がいた!
かち上げのWikipediaの方だと載っていなかったのですけど、先のかち上げについて書いたWEDGE Infinityの記事によると、日本人力士の旭道山はかち上げがめちゃくちゃ得意だったそうです。そして、彼は白鵬よりよほど危険なかち上げをやって、力士生命に影響するほどのケガをさせていました。
<約四半世紀前の角界には、いまの白鵬よりもっと過激な打撃技を使う日本出身力士がいた。(中略)張り手一発で上位力士を本場所の土俵で失神させたこともあった>
<旭道山の取組で有名なのは平成4年(1992年)9月、秋場所2日目の武蔵丸戦だろう。武蔵丸に立ち合いから突き押しで攻められると、旭道山は顔面に張り手一発。カウンターでこれを食らった武蔵丸は一瞬、失神状態になり、膝から土俵へ崩れ落ちた。まさにボクシングのKOシーンそのものだった>
<栃乃和歌は眼球内出血を起こし、「あいつはどういうつもりだ! おかしいんじゃないか!」と支度部屋で激怒したという>
上記まででもすでに十二分に危険性がわかりますが、そんな旭道山が張り手を自粛することになるもっとすごいことをやったことがあるそうです。それは、平成5年(1993年)3月、大阪場所13日目の久島海戦でした。さらに張り手系の技の危険性が理解できる話です。相撲関係者は危険性をもっと真剣に考えるべきでしょう。
<立ち合いで強烈な右の張り手を見舞うと、国技館に響き渡るほどの音がして久島海はうつ伏せにダウン。すぐには自力で立ち上がれず、口から大量の鮮血を吐いた。倒れた際に両膝の靱帯を損傷したことが久島海の三役昇進を阻み、力士生命を縮めたとも言われている>
●今さら禁じ手にできない、力士への注意で済ます…人命軽視では?
記事では禁じ手にできない理由をはっきり書いていなかったと書きました。ただ、関連しそうなところはあります。<(引用者注:白鵬は、)旭道山が久島海、栃乃和歌に負わせた、力士生命に影響するほどのケガをさせたわけでもない。従って、「当面は静観するしかない」というのが協会と親方衆の一致した見解である>という部分です。
この書き方からすると、ひょっとしたら白鵬より格段にひどい旭道山のときですら禁じ手にしなかったのだから、今さら白鵬のかち上げだけを禁じ手にできないと言いたいのかもしれません。私は時代が変わっており、今はもっと厳しくしても良いという考えで、全然賛成しませんけどね。
久島海のとの一番の直後、当時の出羽海理事長は旭道山に直接、「敢闘精神は認めるが品格に欠ける」として張り手を自粛するよう通告。部屋の大島親方が相撲協会に呼び出されて注意される事態になりました。ただ、これも結局、白鵬への「横綱として…」という批判と同じで飽くまで「自粛」に過ぎません。
こういうその場しのぎで先のことまで考えない、曖昧な対応が良くないと思うんですよ。本当に危険性を危惧するのであれば、きっちり禁止にすべきでしょう。人命軽視なところが見られます。都合良く白鵬批判に使うのではなく、きちんと力士の安全を気遣ってあげてください。
●問題は白鵬のエルボーだけじゃない…炎鵬は危険な突っ張りで脳震盪
2021/07/21:白鵬がまたエルボーをしたと問題になっていました。
白鵬立ち合いで肘かち上げ「エルボー」トレンド入り「三沢かと思ったw」:中日スポーツ・東京中日スポーツ(2021年7月18日 18時04分)などの記事が出ています。
<横綱の白鵬(36)=宮城野=が大関の照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=との全勝対決を制した立ち合いで、白鵬が右肘でかち上げをしたことで、ツイッターでは「エルボー」「かち上げ」がトレンド入りした。
白鵬は、左手を照ノ富士の顔面に向けた後、右肘で強烈なかち上げをした。ツイッターでは「白鵬のエルボー三沢かと思ったw」とプロレスにたとえて驚きの声>
何気なくこの記事を引用したのですが、ただの白鵬バッシングではないツイートもあり、良い例に。「相撲協会はエルボーやビンタに苦言を呈する割に一向にルールで取り締まる気配がないのは何でなの?白鵬みたいに異常なまでの勝ちへの執念がある人はルールで認められてる限りやり続けるでしょ」は私の考え方に近いですね。
以前書いたように、私はダブルスタンダードで白鵬叩きに使うのではなく、ルールでちゃんと対処しようという考え方。さらにこれは、力士の安全性を考えると、ルール化しないと危険…というものでもあります。同じ名古屋場所では、白鵬と同じ宮城野部屋の炎鵬が危険な突っ張りを食らって脳震盪を起こし、取り直しの一番が中止されているんですよ。白鵬だけの問題じゃ済みません。
●アッパー突っ張りで脳震盪引き起こした貴源治には大麻使用が判明
この脳震盪の話をこの後しますが、先に炎鵬の脳震盪を引き起こした貴源治の大麻使用が発覚したことについて。
貴乃花・貴ノ岩・貴公俊も暴行か?貴斗志裁判の証言・エアガン乱射事件などで書いているように、また問題続出の貴乃花部屋出身。
双子力士の由来は龍神総宮社で書いたように貴乃花親方が懇意にしていた宗教由来の名前をもらった双子の貴公俊(貴ノ富士、暴行で引退)に続いて解雇されることになりそうです。
<大相撲の東十両6枚目、貴源治が日本相撲協会の調査に対し、大麻を使用したことを認め、警視庁が捜査中であることが20日、明らかになった。2019年には弟弟子に対し、指導の範囲を逸脱した行為があったとしてけん責処分を受けたことがある。2度目の不適切行為でしかも薬物使用となれば言語道断。過去の例を照らし合わせれば、解雇処分とされる可能性もある>
(
貴源治が大麻使用…解雇処分か 名古屋場所中に流れたうわさ 当初本人は「痛み止め」「グミに」と:東京新聞 TOKYO Webより)
話がそれちゃいましたが、白鵬のかち上げだけでなく、貴源治が炎鵬にやった突っ張りなど、本当に危険なのでしたら、ちゃんとルール化して禁止した方が良いと思うんですよ。反則負けや番付に関わる処分などがあるとすると、危険な技をやめる積極的なインセンティブとなります。力士の安全確保について、もっとよく考えるべきです。
<立ち合いからすぐに、東十両6枚目貴源治のアッパー気味の突っ張りを何発も顔面に受けた。(中略)軍配は炎鵬。立ち上がった際に炎鵬は、何度もあご付近を手で押さえて気にするそぶりを見せた。
しかし、物言いがつき、協議の結果、同体取り直しとなった。(中略)
高田川審判長は場内アナウンスで「ただいまの協議についての説明です。炎鵬が脳振とうを起こしているため、貴源治の取組が取れないとみなし、貴源治の勝ちとします」と説明した>
(
炎鵬、脳震とうで不戦敗 貴源治のアッパー気味突っ張り何発も顔面に受け - 大相撲 : 日刊スポーツより)
<貴源治は7月5日の名古屋場所2日目、東十両5枚目の炎鵬(26)=宮城野=と対戦。立ち合いから貴源治は強烈な張り手を繰り出し、ボクシングのアッパーカットのように下から突き上げるような張り手もあった。(中略)
大相撲において張り手はルール違反ではないものの、貴源治の張り手攻撃には批判的な声も見られた。炎鵬が脳しんとうを起こすほど張り手を連発したことにツイッターでは「さすがにやりすぎ」「ルールを変える必要があるのでは」「小兵力士に張り手連発とは」などの声が上がった>
(大麻発覚の2週間前、貴源治が見せた「荒い相撲」 執拗な張り手に「さすがにやりすぎ」の声も 7/20(火) 19:24 J-CASTニュースより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/efececa52bf4f04c55ce22de3f92a58aee9f8deb
●モンゴル力士は叩かれたのに…やんちゃで有名だった日本人力士
2022/05/18追記:「かち上げ」などとは全然関係ない話なのですけど、セットで言及される「横綱の品格」みたいな系統の話での追記。とは言っても、結局、横綱ではない元関脇で15代井筒親方の
逆鉾昭廣 - Wikipediaの話なんですよ。相撲理論としては、「横綱じゃないからOK」となるのかもしれません。
<話題には事欠かず隆の里に勝って土俵上でガッツポーズを取ったり、実弟の寺尾が取り組みに負けた際、思わず控えで立ち上がって手を貸そうとしたりする行為が、問題視されたこともあった。土俵上でガッツポーズした日本人力士は逆鉾が大相撲史上初と言われる。
(中略)立合い正常化講習が行われた直後の場所である1984年9月場所では、その場所3日目の北天佑戦で勝った際の取組で一度目の際どい立合いを「手つき不十分」と指摘した九重を睨みつけたことやインタビュールームで憮然と 「頭にきたからね、もう」と口にするなどの態度を見せて物議を醸した。因みにこの取組は立ち合い正常化講習後の取り直し第1号>
Wikipediaでは、ちょうど「モンゴル人横綱は問題視されたのに、逆鉾のことは誰も問題視しなかった」という以下のようなエピソードも登場しています。ただし、前述の通り、「横綱じゃないからOK」理論で反論可能そう。また、これまた前述の通り、逆鉾ももともと問題児として有名ではあったようです。
<朝青龍(第68代横綱)が土俵上で懸賞金を受け取るときに左手で手刀を切ることを、横綱審議委員会委員の内館牧子が問題視したが、逆鉾も朝青龍と同じく左利きでずっと左手で手刀を切っていた。だが当時はこれを問題視するものは誰もいなかった>
●すでに負けている力士をさらに叩く…批判されると思いきや大好評
2022/09/01追記:2022年5月場所で若隆景は、すでに手をついた相手に対してさらにはたき込みを行っていたそうです。こうした「ダメ押し」をやったのが白鵬やモンゴル出身力士なら批判されたと思うのですが、以下のようにこのときは非常に好意的な反応だったといいます。
<隆の勝、痛恨3敗目「二回も叩かれた」ダメ押しにファン悲鳴 黒星直後の表情に「かわいいw」反響も>(22/5/21(土) 6:50配信 ABEMA TIMES)
<十二日目を終えた時点で10勝2敗と、優勝争いの単独トップに立った状態で十三日目を迎えた隆の勝。この日の取組では若隆景と対戦し、立ち合い正面からぶつかり合った後、すかさず引いて後退。だがついていく若隆景に引き落とされ、隆の勝はバランスを崩して土俵に手をつくと、再び若隆景にダメ押しのはたき込みを食らって痛恨の3敗目を喫した。敗れた隆の勝は体を起こすと悔しそうな苦笑いを浮かべていた
ダメ押しのはたき込みを披露した若隆景に、視聴者からは「ダメ押しならぬ、ダメ叩き」「二度引きw」「二回も叩かれた」といった声が続出したほか、敗れた隆の勝について「引いちゃダメよ」「動きが硬かった」「これが優勝のプレッシャー」「緊張してたね」といったコメントや、苦笑する表情に「わろてるで」「かわいいw」「やっちまったな」と書き込むファンも相次いでいた>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d0b30b72b259d1a8f74b36bdc69830c91cf84f
●「張り手じゃなくてビンタ」「乱暴すぎ」指摘された力士は誰?
2023/01/20追記:綱取り期待が言われた2023年1月場所の貴景勝。2日目に早々と負けたときにはひどい結果になると思ったのですが、その後はまさかの連勝で優勝争いのトップを独走。ただし、以前からスタミナが問題と言われているように後半戦はギリギリで勝ちを拾う戦いが続き、数字ほどの強さはありませんでした。
さらに、それほど戦績の良くない相手に不甲斐なく2連敗して3敗になり、戦績はともかく、内容的には綱取りが完全に消えたと見られています(2023/02/03追記:その後優勝も綱取りはならず)。この3敗のうち、私が気になったのは2敗目、琴ノ若に負けたときの記事の反応で、張り手が乱暴すぎるのでは?といった反応が多数あったんですよ。これがもし白鵬なら批判されたはずといった声も出ています。
<貴景勝関には、いずれ横綱に昇進してほしいですが、内容の不安定さや白鵬関の時なら議論になったかもしれない張り手の乱暴さ(挑発云々は別)など(引用者注:横綱に)上がったばかりに短命になる可能性もあるので慎重に審議していただきたいかな?と。
もちろん、取り組み後の相手を気遣う所作など良い部分もありますので余計に思います>
(大関貴景勝が無念2敗目 優勝争い混とん 2敗対決は阿武咲に軍配 琴勝峰と玉鷲3敗 デイリースポーツ1/18(水) 17:59配信より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aad1b61e0de28d94de05ace66e76f1af22dcf9b
<貴景勝は横綱はまだ早いね。琴ノ若に対しては、個人的な感情なのか特にビンタを繰り出してくる。あれ張り手って言うのか?>
<う〜ん、貴景勝の横綱はムリじゃネ?押し相撲一辺倒で叩かれてコロコロ転がるし…何より張り手っつ〜かビンタじゃない。万が一貴景勝が横審になってこれを横審が良しとするなら白鵬関に対して横綱の品格がど〜とか言ってたのは何なの??人種差別じゃネ?って話になるんじゃねぇかな>
<押しが通用しないとハタキや殴り合いしかない貴景勝の相撲はとても大関相撲と言えるものではない>(引用者注:これは白鵬であった「横綱としては見苦しい」とちょっと近い系統の感想)
(【相撲編集部が選ぶ初場所11日目の一番】貴景勝敗れる。優勝争いは2敗2人、3敗2人の図式に 1/18(水) 23:00配信 BBM Sportsより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b14ded9febfa5307f53269162853b91f3633ab9
●大関が学校の後輩相手に張り手連発 まともに勝てずに苦し紛れ?
2023/02/03追記:前回追記した貴景勝の琴ノ若に対する張り手が乱暴とされた件。個人的にはそこまでひどいとは思わなかったのですが、コメントのうち「琴ノ若に対しては、個人的な感情なのか特にビンタを繰り出してくる」というものが気になっていたんですよ。過去に問題事例があったことを示唆しています。
で、検索してみると、サンケイスポーツで、<貴景勝の荒々しい張り手に八角理事長「まともに押せないから、ああいう攻め方しかない」/秋場所>(2022/09/14)という記事が出てきました。このときは一般人コメントではなく、理事長からも苦言が呈されていたようです。ある程度一致した見解があるのだと思われます。
<大相撲秋場所4日目(14日、両国国技館)貴景勝は荒々しい取り口で3連勝とした。埼玉栄高で1学年後輩の琴ノ若を押し込めず、左右から大振りの張り手を何発も繰り出した。最後は左張り手を見舞い、横を向いた相手を押し出し「あまり覚えていない。自分の相撲を取る気持ちだった」と険しい表情で話した。
進境著しいホープには2場所前に初めて敗れ、先場所は強烈な右張り手を交えて雪辱した。大関のなりふり構わない相撲に対し、八角理事長(元横綱北勝海)は「まともに押せないから、ああいう攻め方しかない」と苦し紛れの策だったと指摘した>
https://www.sanspo.com/article/20220914-6FLTAM5ZZZIQPCBWBQGGBDCGAY/
【本文中でリンクした投稿】
■
貴乃花・貴ノ岩・貴公俊も暴行か?貴斗志裁判の証言・エアガン乱射事件など ■
貴乃花親方と宗教と右翼と裏金顧問 双子力士の由来は龍神総宮社・辻本公俊氏と辻本源冶郎氏【関連投稿】
■
日本国籍がないと相撲の親方になれないのが外国人差別でない理由 白鵬の帰化で話題に ■
歴史に残る最古の相撲は女相撲 野見宿禰・タケミカヅチ起源説は嘘? ■
ちびっこ相撲で女児排除 女人禁制の伝統ではなく「今年から」 わんぱく相撲も女子は出場認めず ■
北勝海など…北海道出身の横綱は全都道府県中で最多、何人? ■
文化・芸術・宗教・海外との比較についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|