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バレずにドーピングする方法は複数ある 斎藤慧選手陽性反応で話題に 古賀淳也選手も陽性反応


 自転車王であったアームストロングさんがドーピングを告白して話題になりました。ただ、反省している様子はなく、ドーピングして当たり前といった感じです。

 また、ツール・ド・フランス上位3選手のほとんどがドーピングで失格になっていること、メジャーリーグなどのアメリカのスポーツ界でも問題になっていることなどから考えると、スポーツにおけるドーピングはありふれたものだと考えられます。(2013/2/16)

<冒頭に追記>
2018/02/15:
バレずにドーピングする方法は複数ある 斎藤慧選手陽性反応で話題に
検査に引っかからない意外で単純なドーピング方法
2018/05/24:
古賀淳也選手がドーピング検査で陽性反応、意図的でないと主張


●バレずにドーピングする方法は複数ある 斎藤慧選手陽性反応で話題に

2018/02/15追記:ドーピングに関しては、見方によっては普通のドーピングより悪質な、他の選手をドーピングで失格にするといった事件も日本で起きました。ドーピング問題は根が深いようです。
(関連:健全な精神は健全な肉体に宿る?カヌー鈴木康大が飲料に薬物混入してライバルの小松正治選手を資格停止処分に)

 その後開催された2018年平昌オリンピック初のドーピング発覚は、スピードスケート・ショートトラック男子、日本代表の斎藤慧選手となりました。これを受けてだと思われるなぜオリンピックではドーピングを行うことが可能になるのか? - GIGAZINE(2018年02月14日 20時05分00秒)という記事が出ています。

 パフォーマンス強化について研究する、マウントサイナイ医科大学のトマス・ヒルデブラント准教授は、アスリートらによるドーピングは大規模に行われているという考えを示しています。実際、2018年1月に発表された調査結果によれば、数千人の世界クラスのアスリートを調べたところ、なんと57%が2017年にパフォーマンスを強化する薬物を使ったと認めていたといいます。

 ただ、実際に露見している人はもっともっと少ないです。バレていない人がほとんどなわけですね。これは、バレずにドーピングする方法が複数あるためです。


●検査に引っかからない意外で単純なドーピング方法

 その方法として皆さん思いつくと思うのが、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が検知できない薬物を利用すること。例えば、アスリートのパフォーマンスを向上させるものとしては一般的なアナボリックステロイドと同じアンドロゲン受容体をターゲットとする化学物質は、少なくとも500種類もあるといいます。

 なお、元の投稿で書いていたように、採取した検体を8年間保存し、検知方法が確立した時点で再分析するといったことも行われています。こうすると、当時検知できなくてセーフだと思っていた選手のドーピングが、後でバレるということが起きます。

 以上は今までにも聞いた方法でしたが、意外だったのがもっと単純にドーピング検査を免れる方法があること。これは、ドーピング検査は実施するのに費用がかかるため、多くは試合が近づいてきた時期に行われることが関係しています。

 マウントサイナイ医科大学のトマス・ヒルデブラント准教授によると、この検査時期を考慮し、少量の薬物をオフシーズンに摂取し、後に行う検査で陽性反応が出ないようにするといった手法があるそうです。オフシーズンに少量の薬物で行ったドーピングであってもパフォーマンスを上げる効果はあり、「疑いの目がなく、高頻度で検査が行われないタイミングで、アスリートは肉体を作ることができます」とのこと。

 ただ、こうしたやり方もドーピングの時期や量をミスすること、あるいは、検査精度が上昇することなどによって発覚することがあるかもしれません。その場合、選手は「(バレるような)ドーピングをした覚えがない」と心から思うでしょうね。


●古賀淳也選手がドーピング検査で陽性反応、意図的でないと主張

2018/05/24:競泳の古賀淳也選手がドーピング検査で陽性反応。アジア大会への派遣を取り消されることになりました。競泳では昨年9月の日本学生選手権に出場した大学生の選手に続いて2人目で、日本代表選手では初めてです。

 古賀選手側は、今年から食生活を改善するために摂取したサプリメントに混入していた可能性を指摘。サプリメント自体が私は効果が怪しく不要なものだと考えているので、飲まなくていいのにわざわざ…と思いますけど。

 なお、すでに公聴会(ヒアリング)を希望する手続きを済ませており、当日は意図的ではなかったなどと主張する予定。同様の物質では4年間の資格停止が原則ですが、意図的でないと判断されれば2年間に短縮されるケースが多いとのことでした。
(競泳の古賀淳也、ドーピング陽性 アジア大会代表はく奪 :朝日新聞デジタル 2018年5月23日16時08分より)

 冒頭の斎藤慧選手の結果も出ているんじゃないかと検索したものの、五輪でドーピング認定の権限を持つスポーツ仲裁裁判所(CAS)の最終的な裁定はまだ出ていませんでした。彼については「コンタクトレンズの保存液が体内に入った可能性がある」との見解が出ていましたが、該当物質を使った保存液を使っている会社はないそうなので違ったみたいです。


●ドーピング告白も反省のない自転車王アームストロング氏

2013/2/16:ドーピング認めたランス・アームストロング氏に隠しモーター・機材ドーピング疑惑も発生の続報。告白の内容に関しては以前のものを見ていただきたいんですけど、そこでやはりポイントとして語られていた「コントロール」というキーワードに関連して、鈴木友也さんは次のように感想を書いていました。
世界が注目した自転車王・アームストロング氏のドーピング告白 同氏を追い詰めた“パスポート”と“タイムマシン”、物議を醸すADAMS
鈴木友也  2013年2月1日(金) 日経ビジネスオンライン

 これは私見ですが、インタビューを見てアームストロング氏から反省の姿勢はあまり感じられませんでした。自宅で受けたインタビューだから多少リラックスしていたのかもしれませんが、インタビュー中は終始足を組み続けての受け答えでした。少なくとも、プロゴルフのタイガー・ウッズ選手がスキャンダル発覚後の記者会見で見せたような神妙さは感じませんでした。

 同氏の主張は、簡単に言えば「ドーピングはしたが、それは自転車競技の文化の一部だった」「薬物は他人を出し抜くためのものでなく、追いつくためのものだった」というもので、悪いことはしたが罪の意識はないという感じです。

 中でも印象的だったのは、「元チームメートらが真実(ドーピング)を指摘した際、あなたはそれを否定したばかりか、訴訟を起こすなどの攻撃的な対応をしたがそれはなぜか?」と問われた際、「結果をコントロールしたかったから」と答えた部分でした。

 同氏は、インタビューの前半で「自分の人生をコントロールできなかったのは、病気(1996年に精巣腫瘍で生存確率50%と告知された)と今回の件の2回だけ」と答えており、人生に起こる出来事を、手段を選ばずに意のままにコントロールしたい強烈な欲求の持ち主なのだと感じました。つまり、訴訟もその文脈でのものだったのです。

 その理解を前提とすれば、今回の告白も「永久追放処分という不本意な結果を変え、自分の人生を意のままにコントロールしたいがための意図的な行動なのではないか?」という思いがよぎり、その後の同氏の言葉は少なくとも私の心には響かなくなりました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130129/243012/?mlt&rt=no cnt

 自転車王じゃなくてドーピング王といった方がふさわしい感じになったアームストロングさんですが、このような意識だと選手生活の早い時期に判明していたとしても、ドーピングを続けていたかもしれません。


●上位3選手のほとんどがドーピングで失格になるツール・ド・フランス

 前回のドーピング認めたランス・アームストロング氏に隠しモーター・機材ドーピング疑惑も発生でドーピングの根の深さについてうろ覚えのエピソードを書きましたが、この記事では自転車でその深刻さを示すデータが載っていました。

 英紙テレグラフが2012年10月に「ドーピングで地に落ちたツール・ド・フランス(How Tour de France's recent past has been ruined by doping)」と題する記事で、過去17年間のツール上位3選手の顔写真を並べたことがあります。赤でグラデーションのかかったのがドーピングで失格した選手で、驚くべきことに全51選手中失格とならなかったのはわずか17人にしかいなかったといいます。上位3人全員がクリーンだったのは、2012年の大会だけという惨状。ドーピングがどれだけ蔓延しているのかがよくわかる話です。

 しかも、これは今後さらに増える可能性があるのです。
 WADAは採取した検体を8年間保存し、検知方法が確立した時点で再分析するいわば“タイムマシン検査”を推奨しています。これにより、当時のドーピング検査技術で陰性と判断されたものでも、その後進化した技術を用いて陽性となるケースも出てくるようになりました。

 実際、アームストロング選手も、優勝した1999年のツール・ド・フランスの検体から2004年に禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)が検出されています(レース当時にはまだEPOの検知技術が確立されていなかった)。また、昨年11月には、国際オリンピック委員会(IOC)が2004年のアテネ五輪で採取した検体を再検査した結果、金メダリストら5人から禁止薬物が検出されたことを明らかにしています。

 今の技術で検出されていないというだけで、実はドーピングしていた…ということはあるのです。


●なくならないスポーツのドーピング

 鈴木友也さんは"米国スポーツ界でも、ドーピングは大きな問題となっており、“古くて新しい”話題"と書いていましたが、ドーピングは野球でもあります。
 メジャーリーグ(MLB)では、2006年に元上院議員のジョージ・ミッチェル氏が中心となり約20ヶ月をかけて米球界の薬物汚染の実態が徹底的に調査されました。2007年12月13日に公表された300ページを超える報告書(通称“ミッチェル・レポート”)では、薬物疑惑に関与したとして、バリー・ボンズ選手やロジャー・クレメンス選手などスター選手を含む約80人のMLB選手の名前が実名で記されました。

 しかし、ミッチェル・レポート後も薬物使用は後を絶ちません。最近では2011年ナ・リーグのMVPに選出されたミルウォーキー・ブリュワーズの主砲、ライアン・ブラウン選手がポストシーズン中に実施された薬物検査で陽性反応を示して処分されたほか、昨年もオールスター戦でMVPに輝いたサンフランシスコ・ジャイアンツのメルキー・カブレラ選手もドーピングで出場停止処分を受けています。昨シーズン、MLB全体では9人の選手がドーピングで陽性となり、合計425試合の出場停止処分を受けています。

 おそらく今後もスポーツ界からドーピングがなくなることはないでしょう。


【本文中でリンクした投稿】
  ■ドーピング認めたランス・アームストロング氏に隠しモーター・機材ドーピング疑惑も発生
  ■健全な精神は健全な肉体に宿る?カヌー鈴木康大が飲料に薬物混入してライバルの小松正治選手を資格停止処分に

【関連投稿】
  ■スポーツとナショナリズム ヒトラーの「ナチ・オリンピック」が最高傑作
  ■ロンドンオリンピックのメダル 人口・GDPあたりの獲得数ランキング
  ■スポーツビジネスは片手間じゃダメ、真剣に! ~マクドナルドが野球球団買収を諦めた理由~
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