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仮想通貨の予想外のリスク 取引所CEO死亡で160億円消える カナダQuadrigaCX、Gerald Cotten氏の事件


2019/02/14:
●仮想通貨の予想外のリスク 取引所CEO死亡で160億円消える
●問題ある特定の取引所が理由であり、仮想通貨そのものは安全?
●CEOは急死したように偽装して実は生きているのでは?大学教授が疑う声
2021/01/16追記:
●死亡証明書の名前が違っていて怪しい…債権者が検死解剖を要求


●仮想通貨の予想外のリスク 取引所CEO死亡で160億円消える

2019/02/14:仮想通貨は当初から危険だというネガティブな話ばっかりうちではやっていました。しかし、今回のようなリスクは全くの予想外。仮想通貨が大好きな人たちも驚いたでしょう。取引所CEO死亡で160億円消えるという事件が起きました。顧客に対して取引保が抱える借金は総額で200億円を超えるそうです。しかも、問題が起きた「QuadrigaCX」(クアドリガCX)は、カナダ最大のビットコイン取引所でした。国内最大手ですらこんなことが起きるという、困った事実を示しています。

 問題が判明したのは、2019年1月31日。顧客から預かっていた仮想通貨のほぼ全てを喪失し、破産による債権者保護を裁判所に申請したことが明らかになりました。「取引を一人で管理していたCEOが亡くなってしまったことでコールドウォレットへのアクセスが不可能となってしまったため」とのことです。

 亡くなったのは、創設者でもあるGerald Cotten(ジェラルド・コットン)さん。クローン病という難病を患っていて、インドで客死したとのこと。仮想通貨の取引所では万が一の事態に備えて、秘密鍵を複数人が所有する「マルチ・シグネチャー」を採用した送金インフラを整備するのが一般的なのに、やっていなかったそうです。


●問題ある特定の取引所が理由であり、仮想通貨そのものは安全?

 なお、いつからなのか不明ですが、ここは、メンテナンスを理由に機能を停止していました。2018年12月頃に顧客から「支払いが遅れている」という苦情が殺到していたそうなので、結構長い間問題を未発表だったのかも。ここらへんの不誠実さも、仮想通貨の危険性ですね。

 こうした取引所の問題は、その取引所固有の問題であり、仮想通貨全体の問題ではないという反論もあるでしょう。確かホリエモンも以前そういった主張をしていました。しかし、現実には、その特別にずさんな取引所の問題というのが次々に起きてしまっています。これは問題ある取引所が稀なのではなく、むしろ問題ある取引所が多いからだと考えられます。

 結局、国などが管理する従来型のやり方の方が、よっぽど信頼できるということ。現在の仮想通貨の思想そのものに問題があると、言わざるを得ないでしょう。


●CEOは急死したように偽装して実は生きているのでは?大学教授が疑う声

 この奇妙な事件については、創作物なら実はCEOが生きていて死んでいない展開だ、といった反応がありました。そういうのを意味しているかわからないんですけど、陰謀論があるという仮想通貨150億円相当が管理者の死で“消えた”事件、その深まる謎と「陰謀説」について考える|WIRED.jp(2019.02.09 SAT 19:00)という記事を見つけて、気になって読んでみました。

 怪しい話としては、ネット掲示板の「Reddit」ではクアドリガ関連の話題が急増し、コールドウォレットから仮想通貨が引き出された形跡があるといった報道も出始めた、ということ。ただ、Redditは日本で言う2ちゃんねるであり、信頼性は皆無です。
(Redditは、トランプにフェイスブック社員が協力、毎日6万の個人広告を作成していたの中で書いたことがあります)

 業界関係者には、コットンさんの急死そのものに疑問を呈する者もいるとのこと。こっちの方が興味深いですね。コーネル大学教授のエミン・ガン・シラー「クアドリガのCEOは、自分がインドで急死したように偽装しているのではないだろうか」と憶測。独自に調べている業界関係者もいるとのこと。追記によれば、その後、インドでの死亡状況の詳細を病院が公表したという報道もあるそうですが、まさに私がさっき書いたような憶測が出ていたんですね。

 あるユーザーは、資産凍結は大規模な「詐欺」の一環か、もしくはクアドリガのコールドウォレットに保管されているはずの仮想通貨は実はもう存在しないのではないかと疑っているそうです。彼によると、昨年の秋ごろから大きな金額を引き出すのが難しくなっていたと言い、取引所の問題はだいぶ早くから生じていたのかもしれません。


●死亡証明書の名前が違っていて怪しい…債権者が検死解剖を要求

2021/01/16:その後どうなったのか?と検索。加仮想通貨取引所QuadrigaCXの巨額損失事件で、債権者は元CEOの検死を要請という後から出た記事が出ていました。これは2019/12/14の記事で、これ以上新しい話は見つからず。これのさらなる続報は出ていないようです。

 とりあえず、最新といえるこの記事によれば、カナダの法律事務所ミラー・トムソンは警察当局が、コットンさんの死亡証明と検死解剖を行うよう要請しました。これは前回と同じで死亡偽装説に関わるもの。QuadrigaCXは債権者と過去一年に渡って裁判を継続しており、債権者の一部が、コットンさんは死亡したように見せかけているだけなのではないかと疑っているそうです。

 以前も書いていたインドの病院が発行した死亡証明書ですが、実は名前の綴りが誤っており、Cottenさんを診察した医師が後に、実際の死因とその周辺の状況が不明のままであると伝えたことが報じられていたとのこと。債権者らに怪しいと思わせる要素が、死亡証明書や医師の発言からもあったんですね。

 ただ、QuadrigaCX側の弁護士は、元CEOがインドで死亡したことはカナダの大手メディアGlobe&Mail社が調査して確認し、確実だと反論。また元CEOの未亡人は損害を受けた債権者の資産回復を支援・協力しているとも強調。一方で、今回要請された遺体の発掘や検死は補償に繋がらない…という主張をしていました。


【本文中でリンクした投稿】
  ■トランプにフェイスブック社員が協力、毎日6万の個人広告を作成していた

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