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人工妊娠中絶禁止国では9歳少女も出産 日本は少子化対策で反対論、野田聖子議員が主張


 妊娠中絶反対・禁止論に関して。野田聖子議員が、少子化対策という観点での中絶反対論を出していました。中絶禁止の海外では9歳の少女すら出産するといったことが起きているのですが、「中絶は女性の権利だ」というのは間違いであるといったこともおっしゃっています。(2013/2/27)

 また、妊娠中絶反対では過激な話題の多いアメリカの件を、最初に追記しました。妊娠中絶反対の中心議員が、その裏で不倫相手に中絶を迫っていたという、ゲスい行為を別のゲスい行為を重ねた案件です。(2017/11/12)


●妊娠中絶反対の中心議員が、不倫相手に中絶を迫っていたことが判明

2017/11/12:クレイジーとも思える過激な妊娠中絶反対論がたびたび話題になるアメリカ。ただ、今日紹介するのはそういう過激な話ではなく、妊娠中絶反対を唱えていたくせに!という話。

 ティム・マーフィー(Tim Murphy)さんは、後期妊娠中絶(妊娠20週以降)の違法化を推進し、法案を提出していた米共和党の下院議員。妊娠中絶反対派に人気の高い議員でもあったそうです。

 ところが、その彼が「任期満了後の再選を目指さないという結論に達した」との声明を発表することになりました。65歳ということでやや高齢ではあるものの、理由はそれじゃありません。なんと不倫相手に中絶を要求したことを、この法案採決の当日(10月3日)に暴露されてしまったのです。「不倫」だってのがいっそうひどい話ですね。

 この事実が判明する前の9月の時点で、マーフィー議員は、メンタルヘルス法をめぐって協力を得ていた心理学者のシャノン・エドワーズ(Shannon Edwards)さんと不倫関係にあったことを認めていました。

 このエドワーズさんが今年1月、マーフィー議員がフェイスブックの公式ページに妊娠中絶反対の声明を掲載していることを激しく非難するテキストメッセージを同議員宛てに送付していたのです。以下のような内容でした。

「あなたはつい先週、私たちのまだ生まれていない赤ちゃんを中絶するよう平気で迫ってきたのに、あちこちで妊娠中絶反対の立場を取っているのは何の問題もないのか」

 なお、共和党では、やはり妊娠中絶反対を掲げるスコット・デスジャレ(Scott DesJarlais)下院議員が2012年に同様の中絶スキャンダルを起こしているとのこと。ただし、こちらは図々しいことに現在も在職中でした。
(妊娠中絶反対派の米下院議員、愛人に中絶迫り政界引退へ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 2017年10月5日 13:16より)

 また、上記のお二人がそうであったように、こうした妊娠中絶で悪い話題になる議員は大抵保守派の共和党議員であるということも指摘しておきます。民主党でもおそらく反対派はいるんじゃないかと思うのですが、妊娠中絶を嫌う人は保守派の政治思想を持つ人に多いのです。もともと書いていた以下の日本の話もそうでした。


●自民党の少子化対策で妊娠中絶反対論、野田聖子議員が主張

2017/11/12:上記のように中絶反対の本場はアメリカなのですけど、日本でも妙な反対論を唱える人がいます。例えば、自民党の野田聖子議員がそうであり、やはり保守派の議員であることが共通点です。

2013/2/27:野田議員は、妊娠中絶が年間20万人に上るとされる中で、「少子化対策をやるのであればそこからやっていかないと」と、この問題を少子化対策と絡めてきました。そして、「堕胎禁止」について、党内の人口減少社会対策特別委員会で参院選後に検討してもらうつもりであることを明かしたそうです。

 この際には、禁止する代わりに、例えば、養子縁組を斡旋するための法律を作り、生まれた子どもを社会で育てていける環境整備をすることが必要だと訴えたとのことでした。
(野田聖子議員、少子化対策として中絶禁止唱える? ネット上で賛否両論、様々な意見が 2013/2/25 19:39 J-CASTより)


●野田聖子議員、「中絶は女性の権利だ」を批判

 また、過去には、日経ビジネスオンラインの10年2月15日付インタビュー記事「自民党が少子化を加速させた」で、以下のような持論を述べたこともありました。

「私は、思い切って母体保護法に手をつける、つまり中絶禁止までコミットしてもいいぐらいの気持ちです」
「自民党はずるくて、『中絶は女性の権利だ』と言って逃げていた。でも本来、女性の権利はちゃんと避妊できることで、中絶できることではない」

「もちろんこれは相当極端な話で、現実には難しいです。私が言いたいのは、それぐらい『えぐい』テーマにしないとだめだと言う事です」とも言っているそうです。これはおそらく「中絶禁止」を指しています。

 ただ、「中絶は女性の権利だ」を否定している部分の方が問題だと思いますけどね。中絶反対の本場アメリカでは、強姦などでの妊娠でも中絶してはならないという主張が普通にされており、中絶を権利として認めるかどうかはポイントになってきます。

 また、「女性の権利はちゃんと避妊できること」としていう部分は、何を言いたいのかイマイチよくわからなった部分。なので、まずそこの説明をしてもらわなくてはいけないのですが、ちゃんと避妊できる女性の権利が現時点では確立されていない可能性もありそうです。


●ネットでは野田聖子議員に賛成意見も

 私は妙な話だと思うものの、記事によれば、賛成の意見も広く見られ、「子供欲しい人に上手に渡せればね、いいね」「毎年20万人の中絶が無くなれば、人口増加して経済良好」「移民政策よりマシだろ?」といった声が出ているとのこと。

 また、記事では最後にこう書いていました。
野田聖子氏は、不妊症に苦しみ、高齢や共働きから養子縁組も断られた結果、米国で卵子提供を受けて出産した経験がある。そのとき子どもに重度の障害があることが分かったが、アエラ2011年4月18日号のインタビュー記事では、「どんな子どもでも産むと決めていた」と明かしている。ただ、「同じ状況で中絶を選ぶ人のことは責めません」と述べており、野田氏が、どんな状況でも中絶禁止にと考えているわけでは必ずしもなさそうだ。

 でも、どんな状況でも中絶禁止にと考えているわけではないのでしたら、「中絶は女性の権利だ」を否定する言い方をしたり、そもそも堕胎禁止を言い出さないのではしないのではないかと思われます。


●なぜ待機児童問題や不妊治療費の問題は手を付けないの?

 ただ、こういう否定的な意見は、下手をすると「失言探し」という批判を浴びるおそれがあります。自民党議員なのでコメント欄なんかも擁護があるんじゃないかなと思って、ちょっと見てみたのですが、このケースではそういう流れではありませんでした。
ふーん 2013/2/25 20:26
少子化対策なら、高額になる不妊治療費の問題をどうにかしたら?
ご自身も、血をわけた子供を産む為に、50歳代で不妊治療をし生んだのにね。一般家庭では、捻出は難しい治療費だったのでは?野田さんの場合。
母親(夫婦)が、切望する子供を産み育てるほうが、望まない子供を産むより、少なくとも良い影響があるような……。

あとは、働く母親達の切実な意見である待機児童の問題を先に手をつけるべき。
野田さんには、本当にがっかり。
やっぱり女性「国会議員」は、女性の地位向上にはならない。


ちょっとマジレス 2013/2/25 22:33
正直言って、中絶を禁止するより高齢の不妊治療を禁止か、年齢に上限を設けたほうが良いと思うよ。(中略)

まあ 2013/2/26 04:32
所詮、岐阜の田舎に予算分捕ってくるしか当選する策の無い田舎政治屋。目先の都合で意見を変えている事に、気がつく能力も無い。子供を自分の都合良く宣伝に使う女性。
地位を餌に釣り易く、これに惹かれる輩も安いから、適当に利用される。女性の地位を貶める政治屋さん。

●人工妊娠中絶禁止国では9歳少女も出産する事態に

 野田聖子さんは詳しい話はしておらず、先にあった「子どもに重度の障害」のケースや強姦による妊娠などは例外とする可能性も一応あり得たのですけど、海外での問題も紹介しておきます。
メキシコで9歳少女が出産、妊娠中絶合法化への議論再び高まる 毎日中国経済  2013年02月07日17時31分

【中華網】 メキシコ中部ハリスコ州にある病院の責任者が6日朝、同州在住の9歳の少女が先月、女児を出産したと明かし、メキシコ社会で大きな議論の的となっている。国際在線が伝えた。

(中略)出産した女児によれば、父親は恋愛関係にある17歳の少年。ただ女児は2人の交際についての詳しい状況について明かしていない。ただ検察当局は女児が9歳とまだ小さいことから、話していること全てが事実であるかどうかは分からないとしている。

女児が住むのはハリスコ州の州都グアダラハラ南部にある貧しい村。両親は仕事に忙しく、娘の世話をする時間がない。現在、ハリスコ州の警察当局が交際相手とされる少年を探している。強姦や児童への性的虐待の疑いがあり、罪が確定すれば、禁錮1~20年を言い渡される可能性がある。

この問題はメキシコ社会で大きな話題となり、再び人工妊娠中絶の合法化への議論が高まった。メキシコでは10以上の州が人口妊娠中絶を認めておらず、特に保守的なグアナフアト州では強姦によって妊娠した場合でも中絶は認められない。勝手に中絶したとして禁錮刑を言い渡された女性もいる。
(編集翻訳 恩田有紀)
http://news.livedoor.com/article/detail/7391272/

●中絶反対は宗教の関係も…アメリカだけでなく日本でも同じ

 上はメキシコの事例ですが、妊娠中絶禁止問題で有名なアメリカでは、野田聖子さんと同じく政治的保守派の禁止支持である他に、宗教的な影響が大きいです。このような宗教団体による運動は日本でもあります。
(以下で出てくる生長の家は、保守派団体日本会議の中心人物を輩出した右派の宗教団体です)
母体保護法(ぼたいほごほう、昭和23年7月13日法律第156号)は、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等により、母性の生命健康を保護することを目的とする法律である(同法1条)。(中略)

1949年(昭和24年)の法改正により、経済的な理由による中絶の道が開かれ、1952年(昭和27年)には中絶について地区優生保護審査会の認定を不要とした。刑法上の堕胎罪の規定は存置されたが、空文化が指摘されるようになった。

(中略)宗教団体からは、生長の家とカトリックが優生保護法改廃期成同盟を組織して中絶反対を訴えた。

(中略)宗教団体などによる、経済的理由による中絶禁止運動はその後も続いた。マザー・テレサは1981年、1982年と二度の来日で、中絶反対を訴えている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E4%BD%93%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95

 信頼性薄そうな記述しか見つかりませんでしたが、思いついて検索してみると野田聖子さんもキリスト教徒という話がありましたので、ひょっとしたらその影響もあるのかもしれません。


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