2013/3/8:
●微笑みの国タイなんて嘘?タイ人が微笑むのはカネと誤魔化しのためだけ
●そもそも良い意味だけじゃない…タイ人の微笑みは13種類の意味がある!
●タイ人の微笑みは13種類って本当?実際にタイ人に聞いてみると…
●日本人の笑顔も十分西洋人から見ると不思議だと言われてるけど…
●日本語ペラペラのタイ人の自信を失わせた出来事とは?
●タイ人が飛び級する理由「高校に3年も通うって無駄じゃないですか?」
●微笑みの国タイなんて嘘?タイ人が微笑むのはカネと誤魔化しのためだけ
2013/3/8:検索して出てきましたが、タイは「微笑みの国タイ」というキャッチフレーズを使っているようです。以下の
ヤフー知恵袋はタイのことをぼろくそ書いていますけど、「微笑みの国タイ」について説明があります。
<なぜ、タイを微笑みの国というのでしょうか。
たしかに人はのんびりとしていておおらかですが、とくに「微笑みの国」と感じることはありませんでした。 まだスペインの方が「微笑み」にはふさわしい気がします>
・ベストアンサーに選ばれた回答
<タイ=微笑みの国 というのは、タイ政府観光庁のキャッチフレーズに過ぎません。
タイへ行けばわかりますが、タイ人が微笑むのは、チップを貰った時と、都合が悪くなって誤魔化す時だけです>
・他の回答
<タイ人が外国人に微笑みかけてくれていたのは、昔の話ですよ。
生活レベルの向上で、「微笑み」なんか何処へやら・・・。
むしろ、隣国のラオス国民の方が外国人に対して微笑みかけてくれますね>
痛烈に批判しているわけではないものの、<今は少なくなったけど、昔のタイ人女性は目が合えば誰にでも微笑みかけたから>も過去の話といった回答でした。
●そもそも良い意味だけじゃない…タイ人の微笑みは13種類の意味がある!
ただ、タイ人の微笑みにはかなりの種類があるそうで、日本人はたぶん正確には理解していないものと思われます。タイから日本に留学後働いている方に、インタビューした記事の中でそのような話がありました。
インタビューアーのまがぬまみえさんは、アメリカの人類学者が妻であるタイ人の社会学者と書いた『タイ人と働く』という本を読みました。この本で最も興味を惹かれたのは、「ほほえみ」の意味についての解釈。なんと、本によると13通りもあるとされていたそうです。
①《イム・ターン・ナムター》=「とっても幸せ、だから泣いている」といった類いのほほえみ。
②《イム・タック・ターイ》=あまりよく知らない人への丁寧なほほえみ。
③《イム・チューンチョム》=「あなたはすばらしい」といった類のほほえみ。
④《ファン・イム》=「冗談が面白くなくても笑わなければいけない」類の作り笑い。
⑤《イム・ミー・レッサナイ》=心の中にある悪意を隠すほほえみ。
⑥《イム・ヨー》=からかい、または「だからそういったでしょ」といった類のほほえみ。
⑦《イム・イエーイエー》=「事の善悪はわかっている。でも覆水盆に返らずだから、嘆いても仕方がないでしょ」といった類のほほえみ。
⑧《イム・サオ》=悲しみを表すほほえみ。
⑨《イム・ヘン》=「トライ」なほほえみ。「あなたに借金しているのは分かっているが、返すお金がない」といった類の作り笑い。
⑩《イム・タック・ターン》=「あなたの意見には賛同できない」といった類のほほえみ。あるいは、「どうぞ提案してください。でもあなたの考えはよくない」といった類のほほえみ。
⑪《イム・チュアチュアン》=「私の勝ちだ」といった類のほほえみで、敗者に向けてなされる。
⑫《イム・スー》=「勝ち目のない闘いに直面したときの」ほほえみ。
⑬《イム・マイオーク》=「笑おうとするけれど顔がこわばってしまう」ほほえみ。
『
タイ人と働く―ヒエラルキー的社会と気配りの世界』(ヘンリー・ホームズ&スチャーダー・タントンタウィー著、末廣昭訳・解説、めこん)より抜粋
(
タイ人は苦手な“押しの強い人”を笑顔で撃退!?13通りもある「ほほえみ」の意味を見極めろ ( 2013年2月13日 まがぬまみえ [ライター] ダイヤモンド・オンライン)より)
●タイ人の微笑みは13種類って本当?実際にタイ人に聞いてみると…
私なんかは13通りって本当かな?と疑っちゃいますが、インタビューされた方は一応上記の笑い方の種類を肯定しています。
<うーん、これはかなりニッチなところまで突いてますね(笑)。でも、たしかにこんな感じですよ。シチュエーション別によく調べられていると思います。おそらく店に入ってこられた時も、うちのスタッフにほほえみで迎えられたと思いますが……。たぶん、彼ら、相当に困っていたんだと思いますよ。日本語があまりできませんから>
こういう困ったときや失敗したときのほほえみは日本人もしますよね。そういや、「こういう日本人の笑顔も西洋人にはわからん」と国語の教科書か何かで子供の頃読んだ記憶があります。日本人の笑顔も十分不可思議なのかもしれません。
●日本人の笑顔も十分西洋人から見ると不思議だと言われてるけど…
でも、最初のヤフー知恵袋やこの記事では、「日本には苦笑・苦笑いなどの笑顔がない」って前提なのでしょうか。
インタビューアーは、「この本にはたしか、車をぶつけても、また、ぶつけられても笑っているタイ人に対して欧米人はとても困惑するというような内容が書かれていた」「困った時のほほえみですか」といった質問をし、タイ人の人も以下のように応えていました。
<あのー、その場合に関して言うと、決して笑ってごまかすつもりはないんです。笑って済まないことが起きているのは、タイ人もよくわかっています。けれど、起きてしまったことを今さら騒いでもしょうがない。だから、「焦らず、まずは落ち着きましょう」と、そういう意味で相手にほほえみかけることが多いですね>
これは最初の知恵袋で、<タイ人が微笑むのは、チップを貰った時と、都合が悪くなって誤魔化す時だけ>としていたものと近い話でもありました。
●日本語ペラペラのタイ人の自信を失わせた出来事とは?
微笑みの話とは関係なくなるのですが、このタイ人の方は日本語ペラペラ。1年間で日本語能力検定試験の1級にも受かったそうです。すごそうな話ですね。
で、「これでどこへ行っても大丈夫だ」と自信満々だったのですけど、その自信は脆くも崩れ去る出来事が起きました。…とは言っても、この方が悪いとは思えません。秋田に行ってしまったのです。(秋田が悪いとも言っていませんよ。秋田県民の方は落ち着いて、まずはほほえんでください)
<ところが……。次に行けと言われたのが秋田の工専で。着いたとたん、言葉がまるっきりわからない。「ひょっとしてロシアまで来たのか?」というくらいの感じになっちゃって(笑)。(中略)
それからの3年間はもう、「あの日本語学校での1年間は何だったんだろう」と思うくらい、最初から秋田弁の勉強をやり直し。なんとか相手の言っていることを聞き取れるくらいまではなったんですけど、(引用者注:秋田ローカルの?)テレビは字幕ないとほんと、きつかったです>
●タイ人が飛び級する理由「高校に3年も通うって無駄じゃないですか?」
さっきの日本語能力検定試験の1級の話ですが、タイでは飛び級だったそうですし、元が優秀なのかもしれません。このタイの飛び級の話がまたおもしろいですね。
タイにも日本のセンター試験と同じような大学入試があります。しかし、タイ人は「受験に失敗して浪人するなんて時間の無駄だ」と考えて、高校1年生のうちから大検を受けて、高卒と同等の資格をまずとってしまうとのこと。そうすると、3回は入試にトライできる訳ですから、そっちの方がいいじゃないか、としていました。
だから変な話、医学部の学生が高校生のように廊下を走り回っている、という状況もあったりして、本当にこれでいいのかな?と思うことも、正直、あるとのこと。浪人しないと言うだけでなく、やはり飛び級してるってことでしょうね。ただ、インタビューアーは「非常に合理的な考え方」だという感想を漏らしていました。
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