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日本人の国民性はドイツ・タイ向き アメリカ・イギリス・中国は不向き


 大雑把な話ですけど、ある視点によって二つの国のグループに分けられていました。その二つのグループというのは以下です。

・日本、ドイツなどの大陸ヨーロッパ、タイなどのASEAN諸国
・アメリカ、イギリス、中国

 これらは何のグループ分けかと言うと、日本型マネジメントが通用するか否か、不確実性を許せるか否かだそうです。
2013年2月28日 吉川克彦 ダイヤモンド・オンライン
不確実性を許せるイギリス、許せない日本とドイツ グローバル社員の2大必修科目は「文化」と「制度」

 私は5年ほど前に、当時コンサルティングをお手伝いしていた2社の企業の方から、「アメリカやイギリス、中国は、日本人赴任者がマネジメントに非常に苦労する。しかし、大陸ヨーロッパやASEAN諸国はマネジメントが行いやすい」というお話を、異口同音にうかがったことがあるのだ。

 言い換えれば、日本型マネジメントがその国の人々の性に合う国と、合わない国がある、ということだ。

 この話は、よく考えると不思議である。イギリスとドイツは海を挟んですぐ近くに位置しており、共にプロテスタントが主流の国である。日本と中国は、同じく海を挟んだ隣国であり、たとえば儒教など、様々な文化的交流を歴史的に持っている。むしろタイのほうが、よほど日本から見れば距離も離れているし、文字だって漢字とは似ても似つかないではないか。

 しかしお客様は、日本のマネジメント手法は、タイとドイツでは比較的上手くいき、中国とイギリスでは機能しづらい、というのだ。これはいったい何なのだろうか。当時の私には、疑問でならなかった。
http://diamond.jp/articles/-/32630

 大陸ヨーロッパという分け方は疑問ですけどね。ラテン系、地中海系のヨーロッパは相当大雑把であり、日本型が合うとは思えません。また、北欧も独特のものがあります。

 そう考えるとドイツだけじゃね?という気もしなくもないですが……。

 ただ、そのドイツではこういう話があったのをつい思い出してしまいました。
「買収上手」の国はどこか(日経ビジネスオンライン)

 事実上のグループ企業として扱うことを宣言する。

 それに対して、スズキは「対等のパートナー」(鈴木修会長兼社長)と反発。関係がぎくしゃくしていたところに、スズキは伊フィアットからのディーゼルエンジン調達を決めた。すると今度はVWが「提携の趣旨に反する行為」と批判。挑発にも似たやりとりを経て、9月12日、ついにスズキが決別を宣言した。

 日本の自動車業界におけるドイツメーカーとの提携では、2000年にダイムラー(当時はダイムラークライスラー)の傘下に入った三菱自動車も具体的な提携の成果を出せないまま、その関係を終えている。

 リコール問題などによる販売不振で経営難に陥った三菱自動車に対し、追加支援を見送ったことで提携解消となったが、本国から一方的な指示を飛ばすダイムラーの強引な経営には社内で不満が鬱積していた。れと対照的な事例として語られるのが、日産自動車・仏ルノー連合だろう。カルロス・ゴーン社長の下で復活を遂げ、ダイムラー・三菱と同じ頃に結んだ提携関係はなお継続している。その日産はもともとダイムラーとも提携交渉していたから、「ダイムラーが提携相手でなくて良かった」という日産関係者の話を何度も聞いた記憶がある。(中略)

 (引用者注:今はフランスのPSAと提携している三菱自動車の)関係者に、その違いを聞いてみたことがある。返ってきたのはこんな答えだった。 「ダイムラーは『こうやれ』といったら、こっちが何を言っても譲らない。日本の事情なんてお構いなしだ。その点、PSAは最後は『仕方ない』と折り合ってくれる」

(中略)世界のグローバル企業を顧客に持つ外資系経営コンサルティング会社の日本法人トップと、かつて次のようなやりとりをしたことが印象に残っているからだ。

「現地企業の運営がうまいのはどこの国の企業ですか」
「イギリスとフランス。アメリカはまあまあ」
「ドイツはダメですか」
「あんまり聞かないね」
「それって植民地支配の経験の差ですか」
「そうでしょうね。証明できないけど影響していると思う」

 信ぴょう性が怪しくなってきましたけど、最初の話はおもしろいことにはおもしろいです。

 たとえば、鉄道のエピソード。
「次の駅は、プラットフォームが混雑していて危険なので、停車しません。次の駅は飛ばして、チャリング・クロス駅に停車します」

 これは、私が2010年にロンドンに留学していた際に、地下鉄の車内で耳にし、驚愕したアナウンスである。

 ちなみに、ロンドンの地下鉄は、原則的に各駅停車である。にもかかわらず、ラッシュアワー時には混雑を理由に、突如駅を飛ばすことが日常的に行われている。そして、列車に乗る段階では、それを予想しようがないのだ……。

 次に、別の国で聞いた、長距離列車の中でのアナウンスをご紹介しよう。

「大雪のため、列車が遅れて大変申し訳ありません。○○駅には×分遅れで△時△分に到着予定、○○駅には×分遅れで、△時△分に到着予定です。変更があった場合には、またアナウンスいたします」

 お断りしておくが、これは日本での出来事ではない。

 この国は、ドイツである。当時のヨーロッパは大雪で、空、陸の交通は大混乱しており、あらゆる交通機関がいつ復旧できるかさえ、発表できない状況であった。しかし、ドイツのケルンからブレーメンに向かう長距離列車では、整然と先の見通しをアップデートしつつ乗客に知らせ、列車が運行されていたのである。

 この違いはいったい何なのだろうか。明らかに日本人にとっては、ドイツの鉄道のほうが性に合う。これくらいの確実性を、鉄道に期待したくなるし、それに慣れている。そしてイギリスの鉄道のあり方は、正直、性に会わない。慣れるまでは、私もかなりイライラしたものだ。

 しかし一方で、ロンドンの人たちが自分たちの鉄道のありように不満を感じているかというと、どうもそうではない。地下鉄で駅を飛ばされても「アポイントに遅れるじゃないか!」とイライラしたり、慌ててメールを打ったりする人は、見当たらないのである。

 そういやバングラデシュ人は日本人が大好き! ~日本のインドカレーの店は皆バングラデシュ人?~でもこんな話が。
 もう、ほんとに、東京は「ベツクニ(別の国)だ」と思いましたね。まず、どこに行ってもみんな走っているじゃないですか。最初はその意味が、ぜんぜんわからなくて。「なんでこんなに走っているのかな」と思ったんですよ。正直、「なんなんだ、これは?」と。

 だけど、あとになってだんだん自分もわかってきたんです。日本人はたぶん、相手のことを考えるから遅れないように早く、早くと急いでいるんだな、ということ。これ、理解するのに半年くらいかかりました。

 ロンドンとかニューヨークの様子はテレビでも見て知っていましたが、東京はそれとも違う。かなり忙しいですねー、と思いました。「そうか、これが世界をリードする大都市なのか」とも感じましたね。

――あの、つかぬことをお聞きしますが、バングラデシュの方たちはそんなに走らないんでしょうか?

 というか、歩かないです。(中略)

 要するに、そこまでの根性はまだないんです。

 途上国に限らず世界では、あんまり遅刻を気にしない人が多いんですかね?日本だと「いつまでも学生気分でいるな!」というレベルです。いろいろ困ると思うんですけど……。

 あと、そういやそんな日本の労働生産性が高くないってのも不思議ですね。こんなに急いでいるのに仕事がはかどらないなんて……。


 まあ、それは良いとして、鉄道の件の説明はこちらです。
 ドイツと日本に共通するのは、「不確実性に対する許容度」がかなり低い、という文化的特性である。こうした社会の人々は、概してきっちり計画を立て、先を見通せることを好むし、組織においても、そうしたことができる管理職が好かれる傾向がある。

 一方、イギリスは逆に、不確実性が平気な文化的特性があり、あまり細かく計画を立てるよりも、臨機応変に対応する管理職のほうが好まれる。

 また、マネジメントに関しては制度的な差ではないか?とのこと。この話は長かったので一つの例だけ引用。
 労働市場の公式な制度の例としては、「解雇規制」が挙げられる。解雇が制限されている国(たとえば日本)と、許容されている国(たとえばアメリカ)では、企業がとる合理的な行動は大きく異なる。

 前者においては、解雇が難しいため、採用時の評価は非常に慎重に行われる。(中略)

 人が辞めないため、企業は比較的、育成投資に積極的になる。(中略)

 一方、後者においては、業績の変動に応じた機動的な採用と解雇が行われる。景気が悪くなれば人を減らせる一方、それだけに、思い切った採用も行いやすいからだ。そのため、転職市場が発達しやすい。

 一方、育成投資をしても、転職されてしまっては元も子もないため、企業は育成に及び腰になり、すでに経験やスキルを持つ人を外から採用するほうが好まれる。個人の側はと言えば、1つ1つの仕事でいかに学び、次の機会に活かすか、また、社内外を問わずいかに自分のキャリア形成上、有利な機会を見つけるか、に、強い関心を払うようになるだろう。

 途中でいろいろ書いたようにあんまりきれいには分けらんないんじゃないかと思いますが、こういう話はなかなか楽しいです。


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