TPPは反対論にまともなものがほとんどない……と繰り返し書いてきましたが、最近になって電波じゃなさそうな反対記事も出てきました。
ただ、まだブックマークしただけで読んでいません。
おいおい紹介する予定ではありますが、それより昨日見つけた「著作権の非親告罪化」という話に衝撃を受けたので先にやります。
ええっ、何でこの話全然出ていなかったんでしょう?陰謀論者さんはもっと電波な内容じゃないと満足できないんですかね?(ブログにくださったコメントでもなかったです)
"「TPP」(環太平洋経済連携協定)には、知的財産面において著作権の非親告罪化が盛り込まれている"とありますから、わけわからん話よりよほど出どころがしっかりしていますし、悪い影響も無理なく想像できます。
上の引用では興味深い部分をわざと飛ばしました。そこには次のようにありました。
著作権は米国をはじめ多くの国では非親告罪であり、告訴がなくても摘発することが可能である。
つまり、アメリカなどでは既に当たり前になっている罪ということなんですね。
いろいろ考えられるんですけど、まずアメリカなどでは二次創作・パロディが著作権者の訴えなしにバンバン取り締まられているという場合。
これはある意味わかりやすいです。日本でも同じ状況になると考えればいいためです。
ややこしいのはそうじゃない場合、アメリカなどでも二次創作・パロディが見逃されている場合です。
わざわざTPPに「著作権の非親告罪化が盛り込まれている」というのですから、何らかの意味がある、非親告罪じゃないと困る場合があるんだと思われますが、それが二次創作・パロディを意識していないという可能性もあります。
(海外ではどんな感じなのか知りたいですね)
ただ、これは日本と比べて市場が小さいから見逃されているだけ……みたいなことも考えられますので、その場合でも危険性は依然あると思います。
あと、日本の場合、海外の運用状況に関わらず特殊な展開をすることも考えられそうです。
児童ポルノか何かの関連でしたっけ?何だか忘れましたが……じゃあれなので、検索。……ああ、「児童ポルノ禁止法改正案」でいいのかな?
あのときにさんざん揉めたように、政治家の方々には偏見が多いような気がします。今は当時と同じ自民党ですからなお危ないと思いますが、そうじゃない政党でも目の敵にしそうな分野です。
また、警察もネット関連への恨みつらみが見えるようなところがありますので、日本では運用者に節度ある運用を期待する……というのは夢のまた夢な気がします。
正直私は到底信頼できないなぁ……。
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