2019/03/15:
●濃い・黒い…採血の血液の色、病気や貧血や喫煙と関係あるの?
●鮮やかな赤と暗い赤、そもそもなぜ血液の色は変わるのか?
●貧血・喫煙・中性脂肪と関係あると言っている人も…
●濃い・黒い…採血の血液の色、病気や貧血や喫煙と関係あるの?
2019/03/15:以前、採血をしてもらったとき、私の血液だけ他の人と違って明るいきれいな色をしていることが多いことに気づき、不思議でした。同じ色のときもあるのですけど、他の人はもっと茶色っぽい、チョコレートみたいな色ってケースが多数。私だけ明るいんです。
私の場合、他人と比較したため、こうなりましたが、一般的には黒っぽい血の方が気になるみたいですね。
採血の素朴な疑問にお答えします | 東京都立墨東病院では、「私の血液の色、黒くないですか ?」という質問がありました。私の明るい血液というのはいかにも血液という色でしたが、普通の人は血液のイメージと違う鈍い色になります。
サイトによって説明が多少違うというのがこの後の紹介でわかりますが、とりあえず、こちらの回答によると、ズバリ「採血した血液の色だけでは、健康状態はわかりません」とのこと。
血液の色が黒いけど大丈夫? | 医療法人社団 玲瓏会 金町中央病院でも、想像していた色よりも黒いからといって「不健康」だとか「ドロドロ血」とは関係がありませんとしていました。
●鮮やかな赤と暗い赤、そもそもなぜ血液の色は変わるのか?
また、 東京都立墨東病院では、色のメカニズムの説明もありました。まず、血液の色と関係するのは、ヘモグロビン(血色素)と呼ばれるもの。ヘモグロビンは学校でも習いましたね。酸素と結合して、体の各臓器や細胞に酸素を運ぶ役割があります。
通常、採血しているのは静脈血。各臓器や細胞に酸素を届けた後の血液であり、そのため黒っぽく見えるとのこと。一方、動脈血は、赤っぽく見えるとのこと。
これだけだと説明不足ですかね。
ヘモグロビン - Wikipediaによると、オキシヘモグロビンは鮮赤色で動脈血の色、デオキシヘモグロビンは暗赤色で静脈血の色。要するに、酸素が結合するかどうかによって色が変わるというわけです。
また、
金町中央病院では、ヘモグロビンは鉄を含んでいるので「鉄がさびる」、つまり酸素と結合すると赤くなるのと同じ、と説明。そてい、静脈の血液は老廃物や二酸化炭素を多く含んでいるので暗い赤色、としていました。
私も自分の血が赤いのは、看護師さんが採血する血管を間違ったのかな?と思いました。ただ、動脈血に注射器を入れたら、もっとたいへんなことになりそうなので、やっぱり違うでしょうか。このことには言及せず、なんでなんですかね?と聞いたのですけど、「そうですね。なんででしょうね?」と看護師さんの回答。理由はわからなかったようです。
●貧血・喫煙・中性脂肪と関係あると言っている人も…
さて、サイトによって説明が違うという話。質問サイトでは血液の色は貧血・喫煙・中性脂肪と関係ある、といった話が出ていました。しかし、質問サイトの場合はあてにならず問題外です。
ただ、もっと信頼できるサイトでも、様々な要因で色が変わることがあるとしているところがあります。よくよく見るとテレビ局であり、病院より信頼性が落ちるのですけど、
健康カプセル!ゲンキの時間|CBCテレビ|アーカイブでそういった話がありました。
こちらによると、喫煙者の肺の中には一酸化炭素が含まれていて、これは酸素の200倍くらい溶け込みやすくまた離れにくいため、静脈血でも明るい色にしてしまうことがあるとのこと。ちなみに私は一度も喫煙をしたことがないので、このケースは無関係と思われます。
また、中性脂肪値が高いと、脂で血液中の成分「血しょう」を濁らせてしまうことがあるとのこと。ここでは具体的な色が書かれていませんでしたけど、先の質問サイトの人は、黄色っぽい色だと断言されていました。
ただ、先程より信頼性の高い病院において病気とは無関係と書かれていたように、血液型によって健康を判断するというのは無理があるのでしょう。喫煙しているかどうかは本人が一番わかりますし、中性脂肪値はそれこそ採血の分析で判断した方が正確。血の色を気にするメリットは特にないと思われます。
【関連投稿】
■
記憶喪失は本当にあるのか?現実ではありえない?医師による説明 ■
尿の匂いがいつもと違う、排尿にかかる時間どこから異常?など ■
日本のHIV感染者数とエイズ患者数は増加中 先進国で唯一増えている理由は? ■
血液型あるあるはデマだけど、O型の死亡率が2倍以上は本当? ■
毎日離婚を知り泣く記憶障害女性 ネットは「めんどくさ」などの反応 ■
医療・病気・身体についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|