●岩手県立大・社会福祉学部の50代男性准教授が学生にパワハラ
2022/02/08:
県立大准教授を停職処分 学生にパワハラ言動 | 岩手日報 IWATE NIPPO(2022.02.08)という記事が出ていました。この記事では大学名を「県立大」としか書いていませんが、報じたのが岩手日報であるため、おそらく「岩手県立大学」のことでしょう。これについては、後で確認するとして、まず、記事の内容を紹介します。
記事によると、県立大は2022年2月7日、学生2人にパワーハラスメントなどに当たる言動を行った同大社会福祉学部の50代男性准教授を停職3日とする懲戒処分を発表したそうです。被害者の学生から前年5月に申し立てがあって、ハラスメント防止対策委員会が調査していたとされていました。
調査の結果、准教授は2021年2~3月、第三者との会員制交流サイト(SNS)でのやりとりで学生の人格を否定する発言をしたことが認められたようです。また、准教授とのやりとりが負担になり連絡しないように伝えていた別の学生にもメールを送り、これらによって停職3日とする懲戒処分がなされたようでした。
●内容的にはアカデミックハラスメント(アカハラ)の可能性も
では、前述した「岩手県立大学かどうか」の確認。岩手県立大学のオフィシャルサイトを見ると、新聞報道で発表があったとされたのと同じ2月7日に
教員の懲戒について - 新着情報 - 公立大学法人 岩手県立大学というリリースが出ていました。所属なども同じなので、上記報道の准教授は岩手県立大学の准教授と見て間違いなさそうです。
なお、このページや
PDFを見る限り、ハラスメントという言葉だけで「パワーハラスメント」という言葉は使われていません。記者の取材に対しそう答えたか、内容から記者側が判断したものと思われます。大学でのパワハラであり、アカデミックハラスメント(アカハラ)と理解される可能性もありそうなものでした。
あと、PDFでは、<学生2名に対して、公立大学法人岩手県立大学ハラスメントの防止及び対策に関する規程第2条第3号及び第6号に規定するハラスメントに該当し、同規程第3条(職員等及び学生等の責務)に違反する言動を行った>などといった説明のみ。サイト上では具体的なハラスメントの内容は書かれておらず、報道内容は記者発表などで判明したものだと思われます。
【関連投稿】
■
大沢がおおさわり?大澤良・筑波大学教授 女子学生の胸複数回触り逮捕 ■
神戸大学准教授のアカハラで学生2人が大学院進学断念も軽い処分に ■
応仁の乱著者・呉座勇一の乱、日文研を提訴 フェミ叩きの処分不当と ■
立命館大学、イギリス人ブレーク・ヘイズ准教授にパワハラで敗訴 ■
学校・教育・子どもについての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|