2022/08/13追記:
●山脇あゆみ金沢学院大学准教授が研究していた「日本泳法」とは? 【NEW】
新版 スポーツの歴史と文化 2019/4/1 

●免許取消の山脇あゆみ金沢学院大学准教授、無免許運転でも逮捕
2022/08/05:<免許取消なのに「無免許で車を運転」私立大学准教授の38歳女逮捕 警察に情報提供あり現行犯で>(22/8/4(木) 11:20)というニュースが出ていました。逮捕されたのは、山脇あゆみ金沢学院大学准教授だそうです。なお、厳密には「脇」の字のつくりは力ではなく「刀」で書く異体字みたいですね。
<道路交通法違反の無免許運転で現行犯逮捕されたのは金沢学院大学准教授で金沢市法島町の山脇あゆみ容疑者(38)です。
警察によりますと、山脇容疑者は3日午後6時頃、金沢市大桑2丁目の道路を無免許の状態で普通乗用車を運転した疑いが持たれています。
山脇容疑者が無免許で運転しているという情報があり、実際に運転しているところを確認して逮捕に至ったと言うことです。山脇容疑者は「間違いない」と容疑を認めています>
もともと免許を持っていなかったわけではなく、2022年2月に交通違反による免許取消処分を受けていたとのこと。免許取り消しになるくらいですから、相当大きな交通違反をしていた…ってことでしょうね。そういう人が運転しているわけですからリスクがあり、かなり迷惑で問題がありました。
●免許取り消し処分に繋がる違反例 酒酔い運転・危険運転致死など
免許取り消し処分について補足。
運転免許取り消しとは。再取得・取り消し点数・講習|チューリッヒによると、平成30年の1年間に運転免許の取り消し処分を受けた人数は、全国で42,887人。予想外に多くて驚きます。日本でもそれだけ悪質な運転をする人が数多くいるということでしょう。例えば、以下のような違反を繰り返すことで免許停止になるそうです。
主な違反行為
・信号無視
・速度超過
・駐車違反
・座席ベルト装着義務違反
・運転殺傷
・危険運転致死傷
・酒酔い運転
・麻薬等運転
●「台湾に伝えられた日本泳法」「日本泳法で安全向上」など研究
山脇あゆみ金沢学院大学准教授のプロフィールについて。専門分野は体育・スポーツ史、野外教育だとのこと。「私は大学生の時、登山やキャンプ、スキーなどの野外活動を学びました」とあり、ご自身もスポーツが得意な方でしたら、運転にも根拠のない自信があった…というパターンもあるかもしれません。他の人にとっては、たいへん迷惑な自信過剰なんですけど…。
学歴
京都教育大学
京都教育大学大学院修士課程
金沢大学大学院博士後期課程
職歴
平成23年4月 金沢学院大学スポーツ健康学部助教
平成27年4月 金沢学院大学スポーツ健康学部講師
平成28年4月 金沢学院大学人間健康学部講師 現在に至る
(
山脇 あゆみ - 金沢学院大学より)
主な研究業績を見ると、「台湾に伝えられた日本泳法」「東京高等師範学校における日本泳法に関する研究」「自然水域における水辺活動の安全向上(日本泳法からの検討)」などといった感じで、日本の伝統的な泳ぎ方についてが特に専門な感じ。「日本の泳ぎ方はすごい!」という感じの思想だったんでしょうか…。
あと、著書を検索してみると、
新版 スポーツの歴史と文化 2019/4/1 というものを発見できました。ただ、著者が山脇あゆみ金沢学院大学准教授だけという「単著」ではなく、多数いる著者のひとり…という形です。
新版 スポーツの歴史と文化 2019/4/1 

●山脇あゆみ金沢学院大学准教授が研究していた「日本泳法」とは?
2022/08/13追記:免許取消の件とは関係ないのですが、山脇あゆみ金沢学院大学准教授が研究していたという「日本泳法」に興味があったので、
ウィキペディアを読んでみました。日本泳法は、日本各地で発祥した伝統的な泳法で、古式泳法とも称されるとのこと。この呼び名は西洋式が広まったためにできた名前だといいます。
<流派によっては江戸時代初期より約400年の歴史を持つとされ、日本水泳連盟に公認されている流派は13流派である。(中略)明治以降に広まった西洋式の泳法と比較して日本泳法などと呼ばれるようになったもので、本来は「水術」「水練」「踏水術」「游泳術」「泅水術」などとよばれていた>
<日本泳法は古くからあった泳ぎ方で、武術としての側面がある事から、個人の泳速を競うこととともに、隊列を組んでの遠泳など、海や川での実用的な泳ぎにも重きを置いて発達してきた[2]。歴史的に見れば競泳4種目は日本人にとっては外来の泳法であり、競技規則上は自由形で日本泳法の泳法を用いても違反ではないが、スピードではクロール泳法にまったく敵わないため現代では使用されない>
上記のように歴史的には個人の泳速も競ったそうですが、スピードでは現在主流になった西洋式に完敗しています。ただ、以下で説明されているように武術的な要素が強い他、エンターテインメント的な目的としても行われていたなど、様々な目的があったみたいですね。
<武術としての起源や発展の歴史をもつものが多く、単に泳ぐのみでなく、視界を保ったまま飛び込んだり、甲冑を着用したまま(武装したまま)の着衣水泳とも呼ぶべき泳ぎや、水中での格闘技術、立ち泳ぎの体制での射撃など、水中での戦闘技術、さらに操船術まで含む流派もある。極端なものでは、捕虜化を想定して、拘束状態のまま前進する奥義泳法の「全身がらめ」といった危険な技も実在し継承されている。
海や河での戦闘、護身のための実用性をもった泳ぎであり、発祥の地方の水勢に応じた技術を発達させた。江戸時代にさらに発展したものが多いが、江戸時代には実戦がなかったため、武術としての実用性より、むしろ君主へ技術を披露する観閲の面が強調されて発展したものも少なくない>
現在、13流派が日本水泳連盟により公認されており、同連盟日本泳法委員会は、日本泳法大会、日本泳法研究会を毎年開催。臨海学校で実践的泳法として教えている学校もあるといいます。また、戦前は政府により、国民必修のものとしていた、現在でも有用性が認められるといった話もありました。
<1932年(昭和7年)、文部省の指示によって日本水上競技連盟(現・日本水泳連盟)は、在来の泳法(すなわち古式泳法)のうち重要なものを採択し、スピードを主とした競技泳法を加えて「標準泳法」として、国民必修のものとした>
<日本泳法でおこなわれる技術には、アーティスティックスイミング、水球やオープンウォータースイミングの競技中に必要となる技術、溺水者の救助や、転落時に自己保身を図るためにも有用とされる部分もあり、決して過去の技術というわけではない。特に順下は日本の消防が水難救助技術として訓練している>
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