ハゲでは
ハゲが遺伝は間違い 原因はプロスタグランジンD2(PGD2)という酵素って話も書いたんですが、あれはあれで怪しい話でした。
ハゲは「進化した優秀なオス」の証である
2013.05.03 日刊スパ
性欲が強そう、頭が切れそう。薄毛の人はそんなイメージを時として持たれるが、約8000人の男性脱毛症患者を診察してきた佐藤明男医師によると、これは、あながち間違いではないそう。
「近年の研究で、薄毛の原因は男性ホルモンの作用にあることがわかってきました。男性ホルモンには、男らしい肉体を形成し、知能や生殖能力を高める善玉と、男性脱毛症や体毛・ヒゲの増加などを促進する悪玉の2種類があり、善玉が多く分泌されるようになると、余分なものが悪玉に変換されます。つまり髪の薄さはたくましい肉体や知能、生殖能力の高さの証明ともいえる。またその傾向は母方から隔世遺伝し、いわば、ハゲは男性の進化系なんです」
http://nikkan-spa.jp/391152 これは
ハゲが遺伝は間違い 原因はプロスタグランジンD2(PGD2)という酵素の後半の従来型の理解だと思われます。
また、ずいぶんハゲを前向きに捉えた感じのある言い方でもありますね。
ただし、
「一方で力の強い男性が求められた狩猟社会から、農耕・生産社会へと時代が変化するなかで、女性は“管理しやすい男性”を求めるようになりました。幼くカワイイジャニーズ系のような男性が支持され、男らしい薄毛の男性が嫌われがちなのは、そのような社会の変化によるものなんです」
「薄毛のコンプレックスでネガティブになり、彼女もできないという人もやはり多い」
など、結局ハゲには悪い点があることも結局強調していました。
そして、最後は「『ハゲ』『チビ』『インポ』は男性の永遠のテーマですし、治療は早いに越したことはありません」とのことでした。
まあ、ハゲ治療の先生ですので、そうしないわけには行きませんね。
記事で出てきたこの佐藤明男医師は、
なぜグリーン車にはハゲが多いのか (幻冬舎新書)
なんて本も書いています。
これもやはりハゲは優秀な人なんだよってことでしょうか?
内容(「BOOK」データベースより)
知能が高い。パイオニア精神旺盛。スポーツマン。芸術的な才能がある。SEXが強い…。薄毛の人たちは、そのマイナスイメージとは裏腹に、卓越した潜在能力を持っている。実は、髪が薄くなる原因は、優秀な男を作り出すホルモンにあった!「ハゲを恥じるな、誇りを持て」―自らも薄毛に悩む医師が推奨するポジティブ・ヘア・ライフ。
レビューの方は結構バラバラな評価。
面白いけど,正しい分析なのか? 2009/4/9
By カムバックハム
短時間に読める本で,内容はそれなりに面白かったと思います.でも,例えば次の3点などのように著者の主張に疑問がぬぐえませんでした.
1.「グリーン車にハゲが多い=ハゲには優秀な人が多い」と読み取れます.しかし,グリーン車=高額料金=高収入=高齢=ハゲが多い,という図式だって成り立つと思うのです.
2.「著者のクリニックの患者は高学歴が多い=ハゲは高学歴が多い」と読み取れます.しかし,クリニックに行く人=高収入=高学歴という図式だって成り立つと思うのです.
3.「ハゲている著名人を多く紹介し=ハゲは優秀」としていますが,ハゲていない著名人だって同数以上に挙げることができるはずです.この少なくないページ数は極めてナンセンスだったので読み飛ばしたくなりました.
以上のように,ある一面をみて,ハゲ=優秀と結論付けているかのような記述には疑問を感じました.特に著者が科学者ならば,このような書き方は避けるべきだったろうと思います.
科学と歴史から 2009/2/7
By いせむし
「ハゲ」という男性にとっての根源的な恐怖を、
科学的、歴史的に解説した一冊。
ハゲ礼賛というか、
非情にポジティブに薄毛を論じています。
シーザー、ダビンチ、ナポレオン、吉田茂。
歴史上にハゲた英雄は数知れず。
ハゲのバイタリティ、遺伝的な特質もにも触れています。
成功者にはハゲが多いのです。
全編を通じ、
ハゲの優越性を科学的、歴史的に解明しています。
「うーん、ハゲも悪くない」
そういう1冊です。
最後に登場する「ハゲ十戒」。
なかななかの教訓です。
ポジティブハゲになれ。プロペシアは99.7パーセントの確率で効く。 2011/1/5
By 岡野秀城
ハゲは、脂臭くて、スケベで、哀愁を漂わせているという一般的な見方を、ハゲは優秀なのだとポジティブハゲになることを勧めるのが本書。
また、ハゲにまつわる迷信をぶった切る。
たとえば、頭に塗り込む高価な育毛剤の効き目については科学的根拠がなく、海藻を食べたところで髪の毛は生えない。また、最近、人気が出てきた高価な育毛シャンプーも効果無しとのこと。
ただ、2005年に認可されたプロペシアは99.7パーセントの確率で脱毛をくい止めることができるとのこと。
最終的には、遅かれ早かれ、男は確実にハゲるので、ハゲを格好悪いと思うなとのこと。
本書は、内容はあまり無いが、無いだけに、本当のハゲの科学書であるように思います。
でも、この本、本当はプロペシアを売りたい販促本だね。
ハゲが優秀だというのなら、女性はむしろハゲそうな人と結婚すると子供の将来のためになるのではないだろうか?などとちょっと考えてしまいました。
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