2013/5/20:
成績が優秀な子ほど睡眠時間が長いことが判明
寝る子は育つ?子どもの成績は何より睡眠時間が大事
睡眠時間が十分だと肥満率も減少する
●成績が優秀な子ほど睡眠時間が長いことが判明
2013/5/20:
幼児教育で赤ちゃん用DVDは逆効果、幼児IQには2年で既に相関性無しと
教育番組こそがいじめを助長、夫婦げんかは子どもに見せると悪い?の続きで
間違いだらけの子育て―子育ての常識を変える10の最新ルール
のレビューからの引用です。
今日のテーマは睡眠。寝過ぎもあんまり良くないって言いますけど、睡眠が少ないことは大きな問題のようです。ミネソタ大学のカイラ・ワーストーム博士がミネソタ州の7000人以上の高校生を対象に調査をしたところ、成績がA評価の生徒はB評価の生徒よりも平均で睡眠時間が15分長く、B評価の生徒はC評価の生徒よりも15分長かったことがわかりました。
("一部要約, 2012/9/5 By 知識収集家"より)
私は小さい頃はよく寝る子でしたし、今もそうです。でも、高校生・大学生のときはだいぶ不安定でした。こういう場合どうなるんでしょうね。
●寝る子は育つ?子どもの成績は何より睡眠時間が大事
同じ人のレビューでは、以下のような話も紹介されています。
"ミネソタ州のミネアポリス郊外にある裕福な家庭が多いエディーナという学区では、高校の始業開始時間を午前7時25分から8時半に変更したところ、成績優秀者のテストの点数が劇的に上昇した。この学区の高校生1600人の上位10%は、SAT(大学進学適正試験)の数学と英語の点数が平均683点と605点だったが、始業時間変更の1年後にはそれぞれ739点と761点に上がった。さらに、多くの生徒の抑うつレベルも下がった。始業時間を遅らせたことで、生徒の睡眠時間が増えたことが原因と見られる。ケンタッキー州のレキシントンという学区でも、始業時間を1時間遅らせることを行った。その結果、この地区の高校生による自動車事故がケンタッキー州の他の学区と比べて25%も減少した"
「高校生による自動車事故」ってのは運転じゃなくて、轢かれる方ですかね?それとも、アメリカの高校生は自動車通学なんでしょうか?
とりあえず、優秀な先生を呼ぶより、始業開始時間を1時間遅らせる方が良いようです。すごい効果ですね。
●睡眠時間が十分だと肥満率も減少する
成績じゃありませんでしたけど、睡眠不足でおデブちゃんも多くなるという話もありました。
"日本で小学1年生を対象にして研究、カナダの幼稚園を対象にして研究、オーストラリアの少年を対象とした研究によって、睡眠時間が8時間未満の子供は、たっぷり10時間以上寝ている子供に比べて、肥満率が約300%も高いことが判明した"
「寝る子は育つ」と言う場合はたぶん「肥えている」という意味ではなく、「心身とも成長している」というニュアンスが強いでしょうから間違いじゃないと思うんですけど、体重的には「寝ない子が育つ」が正しいようです。
でも、普通こんな育ち方は全然嬉しくないと思いますので、健康的な成長という意味での「育つ」だと、やはり「寝る子は育つ」が正解だと言えそうです。
【本文中でリンクした投稿】
■
幼児教育で赤ちゃん用DVDは逆効果、幼児IQには2年で既に相関性無し ■
教育番組こそがいじめを助長、夫婦げんかは子どもに見せると悪い?【関連投稿】
■
テレビを見ると頭が悪くなる?長時間視聴の子供、言語能力低下 ■
毒親の過干渉という呪縛 20年前の「いいお母さん」像が今は毒母 ■
父娘関係 父親が厳しいと娘は自信を失う・将来への職業への影響など ■
子どものやる気を出す言葉・行動、なくす言葉・行動ランキング ■
学校・教育・子どもについての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|