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催眠商法企業元社員「(何でも買ってくれるから)商品はなんでもいい」


2019/06/03:
●無料商品で釣って安い健康機器を26万円で販売し逮捕
●元社員「(何でも買ってくれるから)正直、商品はなんでもいい」
●高齢者狙いの悪徳商法では高齢者心理を巧みに利用して稼ぐ
●商品を売るのは後から…楽しませて信頼させて落としきってから
●返品に応じるから悪徳ではない?そもそも返品を求めない心理


●無料商品で釣って安い健康機器を26万円で販売し逮捕

2019/06/03:手口暴露で批判の催眠商法企業元社員 訴えられたことはないの?でやっているように、最近の催眠商法疑惑企業は法律違反とならないギリギリのところでうまく稼いでいます。ただ、検索してみると、比較的最近であっても逮捕者が出ていました。

 京都府警は2011年11月24日、日用品などを無料で配り客を集める「催眠商法」で高額の健康機器を買うよう勧誘したとして、東京都大田区の訪問販売業「ベスト直販」の実質的経営者と従業員の男7人を特定商取引法違反(目的隠匿勧誘)の疑いで逮捕していたそうです。

 逮捕容疑は2011年6月17日、「いろいろと商品を差し上げます」などと声を掛けて、京都市伏見区の無職女性(71)ら高齢者約30人を販売会場に誘い出し、体を温める健康機器を買うように勧誘した疑い。実質的経営者ら2人は否認し、6人は容疑を認めています。

 また、東山署によると、健康機器の仕入れ値は1台約1万5千円で、約26万円で販売していたそうです。私はたとえボッタクリではなくても、催眠商法は売り方そのものに問題があると考えており、そこは本質でないのですが、この事例はボロ儲けでもありました。


●高齢者狙いの悪徳商法では高齢者心理を巧みに利用して稼ぐ

 それから、検索では、<悪徳「催眠商法」元エリート講師がザンゲ暴露>というアサ芸のシリーズも発見。シリーズ最初の悪徳「催眠商法」元エリート講師がザンゲ暴露(1)コンビニの跡地に旗がズラリ | アサ芸プラス(2018年12月5日 05:55)では、「催眠商法」元エリート講師のいた企業ではない企業の話が出ています。

 明記ないものの、流れ的にこれも催眠商法だと思いました。ただ、内容はかなり変わっており、催眠商法っぽくないですね。同じ高齢者狙いの悪徳商法といった意味での紹介かもしれません。

・磁石を埋め込んだ健康グッズの預託商法を全国展開し、経営破綻した「ジャパンライフ」。磁気ネックレスなどを数百万円で顧客に売りつける一方、同社がそれを第三者に貸し出すことで、顧客に年6%のレンタル料を支払うという仕組み。
・弁護団によれば、ジャパンライフの被害者は80代が4割と最も多く、続いて70代が3割、60代と50代が各1割程度。

 国民生活センターに相談が寄せられるのはごく一部で、多くの高齢者は「恥ずかしいから」「お金を払ったことがわかったら息子に怒られる」といった理由で泣き寝入りしているケースが多いとのこと。催眠商法の場合はそもそも騙されていることに気づかないことが多いのですけど、とりあえず、悪徳業者たちは高齢者の心理を巧みに利用して稼いできます。


●元社員「(何でも買ってくれるから)正直、商品はなんでもいい」

 催眠商法の話が出てくるのは、シリーズ2番目の悪徳「催眠商法」元エリート講師がザンゲ暴露(2)トイレロール早巻きゲーム | アサ芸プラス(※2)から。以前投稿の手口暴露で批判の催眠商法企業元社員 訴えられたことはないの?と同じロバート・熊さんに聞いたというものでした。

 ロバート・熊さんは、「営業成績優秀者」として、何度も会社から表彰された人物だったそうです。「泣きながら『ごめんね、もうお金がないの』と言うおばあちゃんに『大丈夫、大丈夫』と言って無理やりローンを組ませたり、ガンに効果があることを匂わせ、健康食品を買わせたお客さんの娘さんがガンで亡くなったことを知らされたり」といったことをやっていたとのこと。
(悪徳「催眠商法」元エリート講師がザンゲ暴露(4)「購入限度額」は計算ずく | アサ芸プラスより、※4)

 私は前回読んだときてっきり健康食品だけ売っている会社だと思っていたのですが、「健康食品や健康布団のほか、十数種類の商品を扱っていました」とのこと。こうやっていろいろ売るのは、催眠商法会社としてはスタンダードですね。騙される人は何度も買ってくれるので、「正直、商品はなんでもいい」ともおっしゃっていました。


●催眠商法は最強の悪徳商法!トラブル件数で上位にならない理由

 また、先程書いた「催眠商法の場合はそもそも騙されていることに気づかないことが多い」にも触れていましたわ。だまされたという意識で憤慨したり、相談するということ自体が少ないため、悪徳商法トラブル件数で上位にはランクインしないとのこと。

 ロバート・熊さんは、「この商品がいいものだということを完璧に信じ込ませます。そのため、客は我に返っても、訴えるというところまではいかない。それが他の悪徳商法と一線を画すところなんです」としていました。
(悪徳「催眠商法」元エリート講師がザンゲ暴露(3)一カ所にとどまるのは2カ月 | アサ芸プラスより、※3)

 つまり、完璧に騙し切るために、そもそも死ぬまで騙されたことに気づかないってことでしょう。ある意味最強の悪徳商法ですね。家族がクレームを入れるという事例ならちょこちょこ聞くものの、その場合もほぼ100%騙された高齢者自身は同意せず、催眠商法の社員の味方をします。やはり騙されたと思っていません。


●商品を売るのは後から…楽しませて信頼させて落としきってから

 ここで語られていた手口は、催眠商法としてはかなりスタンダードなもの。典型的な例でした。ただ、ちょこちょこっと変えて「うちは催眠商法じゃない」と言い張ることがあるので、この形にこだわりすぎない方が良いと思われます。

(1)話の9割は商品とは関係ない世間話で、講師が話術で盛り上げる。
(2)お客が食いついてきたら、『せ~の、ハイ! もう一丁ハイ! それ、ハイ、ハイ、ハイ!』みのように、今度は話の合間に『ハイ』と相槌を打たせ、それを繰り返す。
(3)簡単なゲームをしてバンザーイと手を上げさせたり、高齢者に声を出させ、笑わせ、体を動かすことで会場を一体化させ、警戒心を解き正常な判断力を奪う。(※2より)
(4)一人暮らしでふだん優しくされたことのないおばあちゃんに、孫くらいの年の社員が、『おばあちゃん、毎日来てくれてありがとう』と接客し、『これ、僕からおばあちゃんだけへのプレゼント。他の人には言わないでね』と、そっとお土産を手渡す。
(5)親が残した遺産を奪い、殺し合いになった事件があれば、それを引用して、ため込むだけため込んで死ぬことがいかに寂しい人生かといった、お坊さんの説法のような話をする。
(6)「新聞で取り上げられた‥‥」「長い歴史の中で認められた‥‥」「ごく一部の限られた地域でしか採取できない‥‥」「市販のものより吸収率が3倍違う‥‥」などのフレーズを駆使して、商品説明を行う。(※3より)
(7)「ハイ!」の繰り返しは、「今日は来てよかったですか?」「ハ~イ!」「私の話、わかってくれましたか?」「ハ~イ!」「本来なら60万円するところが、今回だけ特別30万円になりました。買いますか~?」「ハ~イ!」といった感じで、商品を売るのにも利用する。(※2より)


●返品に応じるから悪徳ではない?そもそも返品を求めない心理

 あと、催眠商法企業では「素直に返品に応じるのでうちは悪徳ではない」と主張するところもあるのですが、そもそも被害者が返品を求めてこないのは、「若い女性にはない、高齢女性特有の心理」があるためとされていました。「商品を返すと言ったら手のひらを返して冷たくされ、嫌な言葉を浴びせられるのが怖い。嫌われたくない。で、返せなくなってしまう」といった心理があるそうです。(※4より)

 通っている最中でも、若くてカモにならなそうな客や、警戒してそうな客は露骨に感じ悪く邪険に扱われる…といった話は聞いたことがあります。ただ、基本的には徹底して素晴らしい接客であるため、被害者は悪く言いたがらないのでしょう。

 この洗脳のような素晴らしい接客に関して、優しくない子供や孫より優しくして楽しませてくれるんだからいいじゃないか!と、悪徳商法を正当化してしまう人もいます。ただ、高齢者詐欺・悪徳商法の手口 今でも通用する豊田商事事件の先見性の豊田商事が同じような手口だったと言われており、これを正当化するのは無理だろうという話。

 最初にも「たとえボッタクリではなくても、催眠商法は売り方そのものに問題があると考えており、そこは本質でない」と書いたように、催眠商法は洗脳のような売り方が問題。そこが本質でしょう。


【本文中でリンクした投稿】
  ■手口暴露で批判の催眠商法企業元社員 訴えられたことはないの?
  ■高齢者詐欺・悪徳商法の手口 今でも通用する豊田商事事件の先見性

【関連投稿】
  ■行政処分も出た悪徳商法である催眠商法(SF商法)とは? ピュア、ホワイティ、アール・エフなどに過去に行政処分
  ■特殊詐欺の受け子はリスク高い 逮捕されても起訴されないはデマ
  ■日本の法律は甘すぎる、犯罪者にはもっと厳罰を! 道徳による犯罪防止の限界
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